青いオダマキ、アルピナ

ぐわっと気温が上昇し、夏の予感・・・日射しも眩しかったです。
気温は今年最高の27.5℃を記録しました。
にわかな夏の気配に後押しされたのか、
池では今年初のゼニタナゴ稚魚が浮出しました。
今日確認できた数は38匹。これからどんどん数が増えるはずです。

写真の青い花は私が栽培している山野草でもっとも古株のひとつ。
もう30年以上の付き合いになるオダマキです。
名前はアクイレギア・アルピナ(=Aquilegia alpina)。
ヨーロッパアルプスに自生するオダマキで、
決してディルフィニウムのような透明感のある青ではありませんが、
紫というよりは間違いなく濃い青の花です。
ヨーロッパの高山性種とは思えないほど丈夫で、
株分けにもよく耐えるし、実生でも沢山の苗がとれます。
オダマキの仲間は交雑しやすい事で知られていますが、
この花の種子から咲いた次世代は、ほぼ同じ花になります。
何かしらほかのオダマキと交雑しにくい性質を持っているのでしょうか。

私、オダマキって大好きなのですよー。
まあ、オダマキに限らずキンポウゲ科の花はみんな好きなんですが・・・
ただ、キンポウゲ科は粘土質を嫌い、
中性からアルカリ性の土を好む種類が多いので、
うちの庭の粒が微細なロームの赤土はお世辞にも適しているとは言えません。
だからとても残念なのですが、
今のところ限られた種類を土壌改良した部分で栽培するか、
鉢栽培して楽しんでいます。

本当はいろんなオダマキを集めて、ちょっとずつずれた花期を
長〜く堪能してみたいんですけどね〜(笑)

Aquilegia_alpina1205

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クヌギに珍客

Aohanamuguri1205

だいぶ春が進んだとはいえ、まだ低温傾向は続いており
初夏の雰囲気・・・とまでは言えない感じです。
どこか空気が冷たくて、朝晩が冷え込むのですよねー。
今日も最高気温は23.5℃止まり、最低気温に至っては
10℃割れの9℃でした。

それでもいつも沢山の樹液を出す♯6クヌギは樹液を出し始めました。
今、もっとも盛んに訪れているのはスズメバチ(オオスズメバチ)の女王。
働きバチよりも大きいので、圧巻です。
集中するタイミングだと7〜8匹の巨大な女王が樹液場を取り囲んでいます。
さすがに女王様はお行儀が良くて、働きバチがよくやるような小競り合いは
殆ど起こりません。ちゃんと順番を待つ事が殆どです。

今日は夕方前にスズメバチがいない時間帯がありました。
そこに鬼ならぬ「女王のいぬ間」ということで、
ちょっと珍しいお客さんがやって来ていました。
鮮やかな緑色をしたきれいな甲虫です。
「ややっ、ひょっとしてキョウトアオハナムグリのオス!?」
と思ったのですが、よく見るとそれよりは小振りでスリム。
緑色の中に散りばめられた白斑も少なめなので、アオハナムグリです。

アオハナムグリはよく似たコアオハナムグリとくらべると数が少なくて
珍しいとまでは言いませんが、たまにしか見かけない虫です。
庭のイボタノキが満開のとき、コアオハナムグリが40匹位で
クロハナムグリが7〜8匹ぐらい来ているとすると、
アオハナムグリは1〜2匹いる・・・そんな感じです。

でも、上の写真は少し珍しいかもしれません。
それは樹液に来ているからです。
アオハナムグリは花には来ますが、樹液で見たのは私はこれが初めてです。
図鑑にも花に来るとしか書かれていませんでした。

で、もひとつ庭クヌギで珍しかったのが下の写真。
アオハナムグリの右側の穴の中から
ちょっと不気味ないも虫がうにゅっと出て来ています。
これはボクトウガの幼虫です。
ボクトウガの幼虫はクヌギ等の樹皮下の組織を食べながら穿孔し、
樹液が出る作用を助長し続ける事で知られています。
もともとは樹皮下の組織を食べた結果樹液が出ると考えられていましたが、
最近はボクトウガの幼虫が、こうして出た樹液に集まった虫の中から
めぼしいものを補食する事がわかりました。
実際に私もヨツボシケシキスイの幼虫が
ボクトウガの幼虫に食べられるところを観察した事があります。

どうやらこのクヌギでは、今年もまた昆虫たちのドラマが
沢山見られそうです。楽しみ楽しみ・・・(笑)

Bokutouga_yochu1205

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視界良好!


Treetower

今日は法事があって東京都内は麻布のお寺に出掛けました。
法要、墓参を一通り済ませ、昼食はお寺からほど近い恵比寿の
エビスガーデンプレイスの展望の良い和食レストランへ。
普段まず来る事のないような場所なので、
ただでさえテンション上がりますが、加えて何より視界が良好!
お上りさん丸出しで写真を撮ってしまいました(笑)

きょうはここ数日のような大気の不安定さがなかったのですが、
昨日の夕立ちと上空に入り込んだ寒気の影響で
空気がこの季節そして雲が多い割には非常にシーイングが良かったです。
上の写真は今の東京を象徴する新旧タワーの対比です。
恵比寿から見ると、僅かに東京タワーの方が勝っているんですね。
もちろん実際の高さはスカイツリーの方が
東京タワーの倍近くあるのですが・・・
まあ、これが芝と浅草の距離感という訳です。

下の写真は六本木界隈の方角ですが、わかります?
バックにうっすらと見える山並み・・・そう、あれはわれらが筑波山(笑)
冬場ならともかくこの季節、なかなかこうは見えないんですよね〜。
六本木ヒルズと筑波山が同じカットに納まっていて、
なんだかちょっと嬉しくなりました。
今日の都内・・・風が少々冷たかったけど、空気は気持ちよかったです。

Hillstsukubasan

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白い小花スタート!

今日もどしゃ降りの雷雨に見舞われました。
予報通りのタイミングで、午後二時半少し前
一面真っ暗になったと思ったら、ドッバーーーーッ!!
少し遅れて雷が暴れ出しました。

雨がちょうど降り始める頃、私は仕事の打合せで
近くの「牛久自然観察の森」のネイチャーセンターにいました。
本降りになる前に打合せを終わらせて外に出たのですが、
ネイチャーセンターから駐車場までがけっこうあるので、
その間にすっかりびしょ濡れです。
ついでに、間に合うと思って干したまま出掛けた洗濯物も・・・

写真は出掛ける前に撮影した庭のオトコヨウゾメ。
スイカズラ科の落葉低木です。
例年よりだいぶ遅れての開花となりましたが、これでいよいよ今年も
「甲虫を呼ぶ白い小花リレー」がスタートしました。

我が家の庭にこの花が咲くと後に控えるエゴノキ、イボタ、コゴメウツギ、
ガマズミ、カンボク・・・と続き、最後にクリとヤマアジサイで締めくくり。
この間カミキリムシやハナムグリをはじめとする訪花性昆虫が
庭の常連になります。
いよいよ本格的な昆虫シーズンの幕開けですね。

Otokoyouzome1205

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しまった!見逃した

明日からまた大気の状態が不安定になるとか・・・
竜巻などそうそう起きるものでも無いはずなんですが
さすがに先日の事があったばかりですから、気になってしまいます。

写真は庭のキハダの幹についた、
ジャコウアゲハの蛹・・・・の、残念な事にぬけがらです。
どうしてそんあんい残念なのかというと、
じつはこの蛹、場所といい高さといい、
撮影にうってつけな位置にあったんです。
「これは何としても羽化のシーンを撮影したい」と
冬のうちから思っていたのですが、うっかりしていて気が付いたら
もうこの状態でした。

きっと羽化は成功したのだと思います。見たかったな〜・・・(笑)
ジャコウアゲハの蛹って、ピンク-ベージュ系のきれいな色なんですよ。
でも、この脱け殻も逆光に映えてなかなか美しいですね。
腹節の部分がオレンジ色をしていますが、
これは羽化の際に不要な排泄物を体外に排出したものの色です。
いわば蛹時代のおしっこみたいなもの。
ぬけがら全体を見事な配色でまとめあげた、芸術的なおしっこです(笑)

池をはさんだ反対側に、1匹のジャコウアゲハのオスがずっとひらひら
遊ぶみたいに舞っています。
きっと彼がこの脱け殻の主ではないでしょうか?
食草のウマノスズクサは庭のあちこちから
白緑色の瑞々しい茎を伸ばして来ています。
きっとそうして待っていれば、いずれ素敵なメスと出会うはずです。

●この記事は5月8日に描いたものですが、なぜか当日アップされていませ
 んでした。本日(5/9)再アップ後に読まれた皆様には内容に時間的な
 違和感があるかと存じますが、何卒ご容赦下さいませ。

Jakou_nukegara1205

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忙しい空模様2

昨日の晴れをはさんで今日はまた落ち着かない空模様・・・
っていうか、超激変型のお天気でした。
もう皆様もニュース報道等でご存知かと思いますが
お隣のつくば市では竜巻が発生し、死者まで出る大惨事となりました。
被害のあった地域には古い家並が美しい、
筑波山麓のまち北条地区の「つくば道」も含まれていて、
貴重な家屋や建造物が被災してしまったようです。

牛久市ではこのような被害はありませんでしたが、
日中の西寄りの強風とその後通過した雷雨はかなりのものでした。
一時はどしゃ降りに混じって7〜10ミリの雹も降って来ました。
我が家では温室の日除けシートが強風で破れ、
そこに雹が白く溜りました。(下の写真)

Hyou120506

Misujimaimai1205

日中は暑い位の強い熱風で、このところ庭で多く見かけるようになった
ミスジマイマイも完全にお休みモード。
しかし、雨の後は一気に気温が下がりました。
雷雲が去った西の空から夕陽が顔を出し、
庭の向こうの竹林を不思議な色で照らし出しました。
ドラマチックな天候でしたが、この直後、
つくば市の被害をインターネットのニュース画面で知り、衝撃を受けました。
また、想定外の極端な気象による被害が出てしまった訳で、
今年もまだまだこんな事がいろいろ発生しそうで不安です。
被害に遭われた方々に、心からお見舞い申し上げます。

Yuugata120506

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忙しい空模様

なんだか落ち着かないお天気の一日でした。
とにかく期待したより悪かった事だけは確かです。
未明からの小雨は結局午前中いっぱい降り続き、
お昼過ぎにやっと上がって少し空が明るくなったのですが、
僅かな日射しに何かしようと思うとまた雨が・・・
その後も夕焼けが見えたかと思うとパラパラと来て、
丸い月が明るいと思ったら今(23:20)また通り雨です(笑;)

そういえば昨日の天気予報で「落ち着かない天気」と言っていましたが
その点はバッチリ当たりました。
しかし通り雨に文句を言っていられる私はまだ良い方で、
洪水被害や土砂災害があちこちで発生しました。
行楽の予定が台無しになった方も多いと思います。

5月としては一日の雨量が
観測史上最多であったというニュースも聞かれました。
ここ数年、暑さ寒さ積雪、降雨、強風、気圧などなど、
記録続出ですよね。
長いスパンでみれば地球の温暖期、寒冷期の変化のうち・・・などという
見方もあるようですが、
とにかく現象がより極端な方向に変わって来ているのは
確かだと見るべきかもしれません。

写真は夕方、一瞬の日射しが照らし出した庭の風景です。
左後方から日没前の夕陽がスダジイの枝を照らしています。
まだ濡れた樹々の緑は冴え、
いよいよ植物たちの活動期であることを感じさせてくれます。
池の水面が深い青なのは、真上の空に雲が無くなったからです。
景色の奥の空がまだ周辺の雲の白い色なので、
なんだかちょっと不思議な雰囲気でした。
明日も急変する天気になりそうだとか・・・
お出かけは難しいかなあ。

Ameagari120504

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新顔開花!

Cypcolombianum1

連休の後半は雨スタートですね。
今日のところは予報より少し遅れて午後1時前から雨が降り始めましたが、
夕方以降雨脚が徐々に強まり、23:45現在、
やや横殴りの強い雨となっています。

写真の方は数日前から咲いている北米産のアツモリソウの仲間、
シプリペディウム・コロンビアヌム
(=Cypripedium × colombianum)です。
割合栽培しやすい・・・とのことで求めましたが、
これがどうしてどうして・・・(笑)
気温が25℃近くなると、ぐにゃっとひれ伏してしまいます。
夜になって気温が下がればしゃんとした姿勢に戻るのですが、
相当な暑がりさんであることは間違いなさそうです。

コロンビアヌムはシプリペディウム・モンタヌムと
シプリペディウム・パルビフローラムの自然交配種と言われており、
種間F1らしくいかにも両種の中間的な特徴が見られます。
具体的には唇弁が白くなるのはモンタヌムの特徴で、
株が小型で全体に短い軟毛が多いのはパルビフローラムの特徴です。

その結果としてたまたまなのですが、昨年の5月に紹介した
シプリペディウム・キャンディドゥム(=Cypripedium candidum)に
とてもよく似た花になりました。

今回は1輪しか付きませんでしたが、両親のどちらに似ても
1茎に2〜3輪咲くのが本来の姿だと思います。
来年そうなることを目指して、しっかり栽培せねばなりませんが、
そのためには当面の暑さをどう乗り切るか・・・
開花後草体が固くなれば、そうそうぐんにゃりひれ伏す事はないでしょうが、
当面日照と通風に気を配りながら、暑さとの闘いになりそうです。

Cypcolombianum2


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カボチャうんち(笑)

連休も早3日目ですが、どこも出掛けてません〜(笑)
何だか家でやることがいろいろあって、
バタバタと3日間が過ぎ去ってしまいました。
でも、やっと彩り豊かになった庭の花々をみるのも悪くありません。
遅れて届いた春爛漫を満喫です。

写真の方は飼育中のカタツムリ、
トクノシマヤマタカマイマイの子どもです。
2月のはじめに生まれたのですが、このカタツムリは成長がとても早く
もう殻の直径が15ミリ前後になっています。
トクノシマヤマタカマイマイはその名の通り鹿児島県徳之島の特産種。
ですから越冬性が無く、一年を通して15℃以上の環境を要求するため
冬場は保温して飼育しています。
殻の地色とラインのコントラストがなんとも南方系ですよね。

このカタツムリ、成長が早いだけあって、よく食べよく出します(笑)
写真に移っている鮮やかな黄色いうんちは昨夜食べたカボチャのうんち。
茶色のはキノコのうんちです。
食べたものの色がよく分かるウンチなので、面白いですね。
ニンジンを食べればオレンジ色。パプリカを食べれば赤。そのまんまです。
カタツムリのうんちって、ほとんど臭わないんですよ。
強いて言えば野菜っぽい臭いがちょっとあるかなあ。
よく臭わないと言われる両生類やは虫類よりも
ずっとずっと臭わないです。
おまけに鳴かないし暴れないし・・・
カタツムリって、飼育生物としてはある意味優秀じゃないでしょうかね。

そんな事もあってなのか、案外女性の飼育家が多いんですよ。
楽しいブログとかいろいろあって、私もしばしば拝見します。
スローテンポに癒されるという声もよく聞きますが、分かるなあ・・・(笑)

Toku_yamataka

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モツゴの集団産卵

朝起きた時は空一面が雲に覆われていたので
「ありゃ、これはハズれたかな?」と思いましたが、
昼前から眩しいお日様が顔を出しました。

池ではばちゃばちゃとモツゴが集団で産卵行動中。
下の写真がそれなんですけど、画像にするとどうも分かりづらい・・・(笑)
ポチッとクリックすると写真が大きくなりますので
少しは分かるかもしれません。
画面の中央付近に、揃って石の下に頭を突っ込むような感じで
十数匹のモツゴが集まっています。

モツゴはこの石の下面に卵をびっしりと産みつけています。
このカットでは石ですが、スイレンの葉の裏面にも産みつけます。
共通しているのは必ず下向きの面に産みつけるということで、
メスは上下反転の、腹を上にした状態で産卵することになりますね。
写真からモツゴの雌雄を判別することは困難ですが
よく見るとメスは2〜3匹で、残りはすべてオスでした。

メスが産みつけた卵に最初に接触した精子が受精できるため、
オスは我れ先にと争っていち早く放精するわけです。
その結果見ての通りのおしくらまんじゅうみたいなポジション取りは
必須なものとなります。

しかし卵は面的にたくさん産みつけられていますから
並んでいる卵が最初に放精した1匹のオスの精子だけでなく、
確率の差こそあれ、複数のオスの遺伝子が引き継がれていることでしょう。

ただ、こうして産みつけられ、受精した卵の多くは
その後モツゴ自身に食べられてしまうようです。
みたところたいていオスが食べている様ですが、
たまたまなのかもしれず、これは断定はできません。
ほかのオスの遺伝子が引き継がれる事を妨害する行為なのか、
単純に美味しいから食べちゃってるだけなのかもわかりません。
(何となく後者の様な気がしないでもないのですが・・・)

それでも初夏にはチビっこいモツゴの稚魚をたくさん見かけるので
何とか池での世代交代は成立している様ですね。
私もカワセミも安心です(笑)。

Motsugo_sanran

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