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「原種」というこだわり

昨日から引き続き、まさに小春日和。本格的な寒さを前にして、
この時期の陽だまりはいくらあってもとっておきたい心持ちです。

写真はシクラメンの原種の一つ、ヘデリフォリウム(Cyclamen hederifolium)
種から育って昨年初めて3輪が咲き、今年はぐっと立派になりました。
私はもともと無類の動植物好きなので、
ビオトープとは別に自身で色々と飼育・栽培をしています。
庭も、純粋に地域の野生種で構成されるビオトープゾーン以外に
蝶に花を用意する目的と合わせ、好きに園芸できるビオガーデンをおきました。

しかし、ここには原則として掟が一つ。
「神様が創ったままの形の植物を植えること」即ち、原種であること。
改良品種の素晴らしさは十分わかっているのですが、
それは人間がいいとこどりをした結果であって、
うまく言えないのですが神秘が無い・・・

初めてこの事を意識したのは、
知り合いのラン屋さんの温室で洋ランの原種に出会った時でした。
それらは微小であったり、地味であったりと、完成形とはほど遠いのですが
それぞれの生活戦略に合わせた美しさや神秘性で満ちあふれていました。

バラやサルビアにしても、原種の方が蜜が多かったり、香りが強かったりと
より虫を引きつけるようです。
植物も限られた材料やエネルギーで花を咲かせるのですから
何かを優先すると、別の何かが犠牲になってしまうのかも知れませんね。

Chederifolium


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栽培と飼育」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。

かわいいシクラメンですね。店で売っているものより、こちらの方が素敵な花に思えます。

投稿: mushizuki | 2007年11月14日 (水) 18時24分

いらっしゃいませ、mushizukiさん。
写真では大きさがわかりにくいかもしれませんが、花弁一枚の長さは20から22ミリ程度と、小さいんです。だからこのような鉢植えでも小さなテーブルの中央にちょこんとおさまります。花の色には株による個体差があって、収集を楽しんでいる方も多いようですね。
最近は園芸品種にも原種を戻し交配した小さいのができて、店頭にも並んでいるようですよ。

投稿: ぐりお | 2007年11月14日 (水) 22時50分

シクラメン、かわいらしいですね。
ここまで小さくはないと思いますが、園芸種のシクラメンを毎年毎年咲かせていると、
どんどんどんどん小さくなってきますが、それは先祖帰りなのでしょうか?

投稿: nishio | 2007年11月16日 (金) 00時35分

nishioさんこんにちは、毎年咲かせておられるとはすごいですね。
園芸種のシクラメンは原種より夏越しがむずかしいので、
同じ株を長年栽培維持されている方は案外少ないのではないでしょうか?
しかし、シクラメンは塊茎を持つ多年草ですから、種子で世代交代しない限り
先祖帰りは起きないはずです。
だんだん小さくなる原因は、何か別にあるのではないでしょうか?例えば、
●株に対して鉢が小さくなり、根が十分に生育できていない
●植土の種類や成分、phなどによる生理障害
●長年栽培の結果、塊茎が老成して草勢が弱くなった
●線虫やウイルスの影響・・・などなど
水はけや肥料過多などもありがちですが、何年も毎年咲かせているnishioさんは
この辺の問題ではなさそうですね。
上記のうち、一番目と二番目は植え替えで解決することですが、三番目は塊茎を
芽のついた状態でいくつかに割り、切り口を消毒する方法があるらしいですが、
専門的な詳細は不明です。でも、シクラメンは株が老成しても勢いが衰えにくく、
この処置が必要な事はほとんどないようです。四番目はベンレートやバリダシン
などの薬品による消毒がいいようです。
ポイントは根が張る充分なスペースと水はけ、葉がある時期の肥培につきるとか。
ご参考まで・・・

投稿: ぐりお | 2007年11月16日 (金) 15時15分

ぐりおさん、こんにちは。
アドバイス、ありがとうございます♪

お恥ずかしながら、シクラメンは努力して咲かせようとしたことがないものでして。。。
ただ、何度か植え替えに失敗してからあまり手をかけず育てるようになりまして。
鉢をあまり乾かさず、湿らさず、の状態にしておくと、全てが枯れ失せた鉢に
むくむくと葉が生えてきて、いつのまにかカワイイ花が。。。
大きな花が咲かないからなのか、花は長い期間楽しめるようなきがします。
ですが、最近はさすがにそれも無理なような感じになってきたところで。
まずは植え替えですね。
ちょっと地植えにしてみようか、とも思ってます。

投稿: nishio | 2007年11月20日 (火) 10時31分

nishioさん、コメント有り難うございます。
園芸品種のシクラメンが地植えできるかはちょっと疑問ですが、
品種によっては可能?なんでしょうかね。原種はロックガーデンなどのやり方で
地植えでも育ちます。以前住んでいたところでは私も地植えしてました。
いずれにしても冬に葉がある植物なので、強い凍結をさけて光に当ててあげた方が
いいのでしょうね。

投稿: ぐりお | 2007年11月20日 (火) 13時36分

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