« ブルーハイビスカス | トップページ | 香り立つ雨上がり »

冬色とんぼ -ホソミオツネントンボ-

一昨日は小春日和に誘われ、よく訪ねる県北部の里山へでかけました。
紅葉には少し遅いものの、まだ生き物たちの活動も見られ、
日当りのよい林縁は暖を求めて集まった昆虫たちで、ちょっとした賑わいです。

その中に、近づくとすーっと飛んで移動するスリムなイトトンボを発見。
よく見るとここそこにいます。
その名もホソミオツネントンボ、漢字で書くと細身越年蜻蛉。
「越年」は成虫で冬越しをする事を意味し、同様の生態を持つよく似た
オツネントンボ(越年蜻蛉)より細身であるというわかりやすい命名です。
天敵から身を守るため、周囲にとけ込む色彩と模様をしていますが、
まさに冬色、動いてくれなければなかなか見つけられません。
写真はマクロレンズで撮影しているため、
バックがぼけてトンボの輪郭がはっきり浮き出して見えますが、
バックの色彩系統と体色がうまく同化している様子を見て取れると思います。

じっと観察していると時々すいっと飛んでは戻ります。
どうやらアブラムシや小型のユスリカが結構たくさん飛んでいるようで
それをしきりに捕らえているのです。豊富な餌を俊敏な動きで捕まえられるのは
もうそろそろ最後のチャンスだと思います。
やはりここにも、冬を生き抜こうとするひたむきな姿がありました。

無事に春を迎えた個体は、信じられない様な鮮やかな体色に変身します。
特にオスは焦げ茶の部分はより黒く、枯葉色の部分はスカイブルーになり、
若草色に映える美しいコントラストです。
彼らが無事に越冬できたら、またこのブログで晴れ姿を紹介したいと思います。
「それまでどうか無事で、ちょっと早いですが・・・よいお年を」

Hosomiotsunen

|

« ブルーハイビスカス | トップページ | 香り立つ雨上がり »

フィールドノート」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/487746/9134620

この記事へのトラックバック一覧です: 冬色とんぼ -ホソミオツネントンボ-:

« ブルーハイビスカス | トップページ | 香り立つ雨上がり »