« うちのシリミィズ | トップページ | X'mas間近 -ツルリンドウ- »

化石風生きた化石

ニュースや新聞などで生物を紹介する際にしばしば、
「生きた化石」という表現が用いられます。
代表的なところではやはりシーラカンスやカブトガニが有名ですよね。
他にも植物のメタセコイアや昆虫のガロアムシ、
アンモナイトによく似たオウムガイなどご存知の方もいらっしゃるでしょう。
要はとても古い時代から姿を殆ど変える事なく
現生している生物種である、ということを
わかりやすく示した代名詞みたいなものですね。

写真の生物はカブトエビ、これも「生きた化石」のひとつです。
正式にはアメリカカブトエビ(Triops longicaudatus)という種類で、
日本各地の水田でみられますが、基本的には外来種といわれています。
先述のカブトガニにくらべるとかなり知名度が低く、
ひとに話すといい確率で「え、エビですか?カブト・・・ガニじゃなくて?」
なんて聞き返されます。
写真は抜け殻で、私が今まで飼育した中でギネスサイズのもの。
尾鞭(びべん)というしっぽ状の部分の先まで入れて108ミリ、
もう7年以上飼育していますが、ここまで大きく育ったのはこの1個体だけです。

立派に天寿を全うした後、標本として保存していますが、
抜け殻も迫力があったので化石風オブジェにしてみました。
化石風の生きた化石、なかなか様になってるでしょ。
表面保護の樹脂を入れたあと、石ごと透明のアクリル板にボルト止めして
飾ってみようと思っています。

ところでこのカブトエビ、日本ではメスしかいなくて
短い一生のうちに交尾をせず単為生殖で産卵します。
つまり自分のコピーが翌年産まれてくるわけです。
今年も沢山産卵したので、来年も5月頃からまた飼育が始められるでしょう。
きっと今度は生きている姿をこのブログで紹介できると思います。

Triopsnukegara

|

« うちのシリミィズ | トップページ | X'mas間近 -ツルリンドウ- »

栽培と飼育」カテゴリの記事

コメント

スゴイですねーそんなのよくできましたね。              くわしくおしえてくださーい

投稿: | 2007年12月20日 (木) 15時10分

コメントありがとうございます。お知りになりたいのは飼育の事でしょうか?私も最初はなかなか上手く飼育できませんでしたが、とりあえず大きな容器で飼う事が大事なようです。後は餌のバランスと溶存酸素が極端に低下しないようにする事みたいです。この点は鰓脚類全般に言えそうです。

投稿: ぐりお | 2007年12月20日 (木) 17時16分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/487746/9478112

この記事へのトラックバック一覧です: 化石風生きた化石:

« うちのシリミィズ | トップページ | X'mas間近 -ツルリンドウ- »