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温室雑草 -謎のロベリア-

この時期、仕事の合間に一息入れる度、足が温室へ向かってしまいます。
ガラスの小さな空間は、熱帯とまでは行きませんが、
ちょうど今の沖縄くらいの温度が保たれています。
この温度が魅力的なのは勿論ですが、もっと嬉しいのが湿度。
私は喉の粘膜があまり丈夫ではないらしく、風邪はだいたい喉から入ります。
ですから外気ばかりでなく、家の中も乾き気味な冬場は湿気が恋しくて・・・

今日の写真は温室内でのショット。
変わった形の花ですがランではありません。加えて申すと栽培もしていません。
これは数年前に何かの苗にくっついて入って来た、外来植物です。
勝手にこぼれ種で増え、いつの間にか温室内のいろんなところで咲いています。
ランの鉢によっては、鉢土が全く見えないほどカーペット状に広がり、
鉢を飛び出してぶら下がり、写真のように懸崖状に咲きます。

少し調べてみたのですが、種名は分りませんでした。
しかしこの花の形からして、キキョウ科ロベリア属(Loberia属)で
あることはどうやら間違いなさそうです。
ガーデニングプランツとして広く知られる
代表的なロベリア(Loberia erinus)とは少し印象が異なりますが、
同属の日本の野草、ミゾカクシやサワギキョウにはよく似ています。
端正な花型やこぼれ種からできた株が全く同じ花をつけるところを見ると
おそらく原種ではないかと思います。

一体どこの国からどういう旅をして我が家に辿り着いたのか分りませんが、
かわいいので邪魔にならないところにだったら自立を認めています。
ぴったりと地面を覆うあたりはグランドカバーとしては優秀だと思うので、
暖地の方にはお薦めな種かもしれません。
また、匍匐茎が垂れ下がって咲くのでハンギングにしたら似合いそうです。
正体不明のかわいい密航者、あなたは一体どこのだれ?

Lobelia_sp

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