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一番草見つけた -ユキワリイチゲ-

今日はばっちり予報通り、底冷えの厳しい雨模様となりました。
それでも朝のうちはむしろ温かく、霜も氷もありませんでした。
朝のTVの天気予報で「今の気温が今日の最高気温になるでしょう」と
レポートしていましたが、その通りでした。

という訳で写真は昨日撮影したもの、この寒中に芽を出した春植物です。
名前はユキワリイチゲ、早い物は昨年の師走から目が覚めていたようですが、
今頃になるとこぞって葉を広げ始めます。
渋い色調の葉には霜降り模様があり、これだけでも観賞価値はなかなかのもの。
この時期の春植物はお正月の縁起物として出回るフクジュソウがおなじみですが
あれはハウス内で温度をかけ無理矢理「春です!」と起こしたもので
本来は早くても節分の頃から芽を動かし、2〜3月に花を咲かせるものです。
丁度それと同じか少し早く咲くのが節分草と雪割草(ミスミソウの仲間)で、
どれもキンポウゲ科の多年草です。

写真のユキワリイチゲもやはりキンポウゲ科、アネモネ属です。
キンポウゲ科には北方系の種類が多く、
分布の中心は温帯から亜寒帯と高山など、寒いところにあります。

ユキワリイチゲもフクジュソウやセツブンソウも暑いのが苦手なので
気温が低いうちに栄養繁殖から開花・結実までを澄ませ、初夏にはもう
地上部が枯れて休眠状態になります。
こうした春の短期間に活動を集中させ、他の季節は休眠してしまう植物を
スプリング・エフェメラル(ラテン語で春の短い命の意)と呼び、
ユリ科のカタクリやコバイモの仲間もこれに含まれます。
春が待ち遠しい私たちにいち早く応えてくれる可憐な仲間なので、
多くの人たちに愛されていますね。

ユキワリイチゲは目覚めこそ早いものの、
花が開くのは我が家ではセツブンソウより少し遅れます。
独特の淡いローズピンクの花は細工物の様な味わいがあり、
優しい印象ですが北風にもうつむかず、芯の強さを感じる花です。
我が家の株はまだまだ小さいものですが、何輪咲いてくれるでしょうか。

Yukiwariichigejan

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