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寒中浴 -スズメ-

スズメは人の暮らしの傍らで見られるもっとも普通の鳥ですが、
人との距離感の保ち方は意外としっかりしたものがあり、
猫などの天敵に対しても警戒を怠りません。

都内で庭に鳥の餌を出している方に伺ったのですが、
新しい餌台を設置した際には、スズメたちが安心して寄ってくることが
他の鳥たちが来るかどうかの第一ハードルになっているそうです。
我が家の餌台に毎日来るようになったのも、餌台を設置した翌年からです。
今では毎日賑やかに20〜30羽が訪れますが、
まだ本当に安心してはいないようで、家の中で窓辺に人が現れただけでも
わぁっと飛び去ってしまうこともあります。

以前住んでいた家は住宅団地の真ん中にあったため、
周囲に家がびっしりと建ち並んでいました。しかしスズメはより大胆でした。
高密度な住宅団地の方がむしろ警戒しないというか、
人があちこちで動いているのが普通の状況なので気にならないのでしょうね。
こういう環境であれば、スズメの行動が他の鳥たちの
「安心の目安」であるのもうなづけます。

我が家は半分が里山自然に面しているためか、キジバト、メジロ、ヒヨドリなど
他の数種類の方が無警戒に寄り付いている感じがします。
写真の様な水浴びシーンも、見せてくれるまで案外時間が掛かりました。
群れで来るので仲間とのコミュニケーションが非常に面白く、
こうした水浴びも順番が待ちきれなくなると、ジュクジュクと怒りだします。
あまりに見慣れた野鳥ではありますが、あらためて観察してみると
威張りんぼう、臆病、呑気、そこつものなど、
キャラに富んでいて飽きないですね。

Gyozuisuzume

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コメント

ビオトープも順調に育っているようですね。
機会を見つけてまた伺わせてください。

ところで、最近、
スズメの姿が少なくなったように思うのですが、
実際にそういう傾向があるのでしょうか。
もしそうなら、どんな原因が上げられているのでしょうか。

投稿: suginofarm | 2008年1月20日 (日) 22時16分

ようこそsuginofarm様、ご無沙汰しております。
そうですか・・・スズメが減った、夏場もそう感じられたのでしたらひょっとすると、減っているのかも知れませんね。この時期に限ると、スズメはほぼ完全な種子食になるため、住宅近隣から少し距離を置いて、大きな群れになって里山の田畑や川沿いなどに活動の中心を移す傾向にあるようです。

10数年くらい前でしたか、某有名除草剤がすごく評判になり農家ばかりでなく一般の方もこぞって使用した時期があり、イネ科の雑草が一網打尽にされたことがあったのですが、このとき冬場の食料が不足して「減った」という声を何人かの方から聞いたことがあります。はっきり原因を特定するのは難しいですが。

今の住宅は高気密で軒に隙間がなく雨戸の戸袋もないので、営巣場所が減ったという人もいます。これは多少ありかもしれませんね。
バッティングする競合種や天敵が浮上したような様子は見られません。
いずれにしても、わざわざ人のそばで暮らすことを選んだ鳥ですから、
人の暮らし方が変化したことを表しているのかも知れませんね、ちょっと気になります。

ところで、機会があったらまた是非いらしてください。少し様子が変わったと思います。
ブログの方もまたお邪魔しているので、よろしくお願いします。

投稿: ぐりお | 2008年1月21日 (月) 09時02分

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