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2008年2月

筆先ほどの春

春なのかなあ・・・と思ってしまう陽気でした。
朝は-4℃まで冷え込んだのですが、日射しがあって風が無いというのは
これほどまでに温いものかと嬉しくなりました。
実際、庭をひと周りしただけで色々見つけました。

一番のニュースはアカガエルの卵、昨夜今年の初産卵があり、
池に4つ、水路に1つ、計5つの卵塊を確認。
今も窓を開けると ココココッと聞こえてきます。

キクザキイチゲがようやく動き出しました。
イボタの芽も緑色になっています。

そして写真のシュンラン、緑色の蕾が筆の先のように現れました。
まだこの程度しか見えませんが、わずかな春の兆しです。
シュンランもフクジュソウも蜂を頼りにしている虫媒花。
蜂の活動が活発になる時期をちゃんと知っていて、
開花のタイミングを合わせます。
既にミツバチも見かけますが、まだ本格的には動き出していません。

しかしシュンランやフクジュソウが咲き始めたら、
人間には寒くても働き者のミツバチにはもう春、
晩秋まで続く花リレーのスタートですね。

Syunrantsubomi

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寒くて寝坊 -セツブンソウ-

今日は気温はそこそこ上がりました。我が家の計測では8.5℃。
でも日中は昨日からの風がおさまらなかったので、
あまり気温を体感できませんでした。

春はまだかと庭の地面を舐めるように探していると
おお、やっとお目覚めのセツブンソウ。いやぁ今年は遅かった!
それほど寒い冬だったということですね、待ってました。
写真の芽はどれも花を抱えているので、野球のピッチャーがボールを持って
手首をしなやかに曲げたようなプロポーションです。
他にも点々と出て来ていますが、中には葉っぱだけの芽も結構あります。

セツブンソウは球根を持つ植物で、殆ど分球しません。
繁殖は種子に頼っています。種子の発芽は翌春で、
毎年少しずつ大きくなって開花には最短でも4年ほど掛かるようです。
環境のよい自生地では、この種子で広がった沢山の個体が
一斉に開花して見事な群落を見せてくれます。

我が家でもほんの少しずつ実生株が殖えていますが、
植えているエリアの真ん中をぼこぼこと何度もトンネルが通り抜け、
毎年ダメージを受けます。
当初はモグラかと思っていたのですが、どうやら犯人はアカネズミ。
ひょっとしたら球根を召し上がっているのかもしれません。
キクザキイチゲやフクジュソウの所もよくやられるので・・・怪しいです。
これらキンポウゲ科の多くはアルカロイド系の有毒物質を持っているのですが、
ネズミなんかはヘッチャラなのかも知れませんね。
芽出しの時期は、落ち葉をガッサガサとひっくり返して虫を探す
ツグミやシロハラの被害も案外馬鹿になりません。
こちらは悪気は無いのですが(まあ、別にアカネズミも悪気はないか)
もうちぃと丁寧な仕事を望みたいものです。

Setsubunsoume

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カトレヤの周辺

ちょうど今、東京ドームで「世界ラン展日本大賞」が開催されていますね。
行きたいのだけれど、毎年のことながらこの時期は業務繁忙期。
とてもそんな状況ではありません。
今日も僅かな休憩の時間に、やっと温室に駆け込んで湿度をもらいました。

ところで、ランの王様といえば一般的にはやはりカトレヤなのでしょうね。
交配品種の多さも群を抜いていて、殆ど数えきれない状態です。
私自身は数種類しか栽培していませんが、
もともと丈夫なランなので長い付き合いをさせてもらっています。

植物学的には原種のカトレヤ属がカトレヤ(Cattleya)なのですが
園芸の世界ではカトレヤ属とそれに近縁な属の属間交配種まで含めて
カトレヤといいます。
例えば、今日の写真の花はソフロレリオカトレヤ マリカナ「ミユキ」
ラテン表記だとSlc. Maricana `Miyuki'となります。
ソフロレリオカトレヤとはソフロニティスとレリアとカトレヤの3つの属を
交配してできた人工の属名です。
Slcは略号でちゃんと書くとSophrolaeliocattleyaとなります、長いですね。
マリカナ(Maricana)は品種名、原種の場合は小文字で始まりますが、
交配品種では必ず最初の一文字は大文字です。
「ミユキ」(`Miyuki')は個体名、一般的には
同じ交配の中でも特に優れた個体に付けられます。
更にコンテストで入賞した個体の場合は、
賞のランクと審査団体名が大文字で続きます。(例:AM/AOSなど)
この名前表記の決まりは他のランでも同じです。
ラン展に行った際にはちょっと気にしてラベルを覗いてみてください。

・・・と、少し脱線してしまいましたが、カトレヤという属は周辺に
近縁の属がとても多く、それらとの間で頻繁に属間交配が行われています。
代表的な近縁属は先述のソフロニティスやレリアの他に
ブラサボラ、ブロートニア、エピデンドラムなどが用いられています。
もちろんそれぞれ掛け合わせに応じた交配属名がつけられています。

写真のマリカナ「ミユキ」はソフロニティスのコンパクトさとレリアの
星形の花型がよく出ているいわゆる「ミニカトレヤ」です。
咲き始めは濃いめのカナリアイエローで、日本のキンランによく似た色ですが
数日たつとアンバーが掛かって来て山吹色に変わります。
本当に丈夫でよく殖え、たくさん里子に出しました。

Maricanamiyuki

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学校ビオトープ05 -ひな壇完成-

もう少しで日付が変わりますが、今、やや強く雨が降っています。
気温は7℃、暖かく感じます。
日中からずっと曇りの割には気温が高めで、妙に不安定なお天気。
しかし、二週間ぶりの雨には少しホッとしました。
何しろ本当にカラカラでしたから・・・
明朝迄に雨がやみ、また強風の予報ですね。程々にして欲しいなぁ・・・

さて、一昨日の続き、羽生小ビオトープの昨年12月の工事ですが、
多少苦労しながらも、ひな壇のエステートボーダーを並べ終わり
スコップで丁寧に砂を入れる作業も無事にこなしました。

21日のブログで掲載した図面と見比べると、
ちゃんと出来ているのが確認できると思います。
年内の工事はここまで。冬の間は放置して入れた砂が落ち着くのを待ちます。
冬の間順調に経過すれば、砂が落ち着いたところで
3月迄に流れ部分の石組みと水中ポンプのユニットを設置します。

子供たちとの作業は、春の水生植物の植え付けを皮切りに
いよいよ水を張った作業に入っていく予定です。
あと半年ほど経てば、少しビオトープらしくなりそうです。

Hanyushokoji02

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紅梅便り03

何度も書いてしまいますが、やはりこの冬は寒い!
昨年の今日、この梅の木は既に3輪の花を咲かせていました。
今朝は-6℃まで冷え込みました。最高気温も6℃止まり。
よく晴れていて日射しは充分力強いのですが・・・

紅梅の蕾は・・・う〜ん、開花まではもう暫く掛かりそう、
それでも前回(2月8日)よりは一回り以上大きくなったでしょうか?
フレーミングがずれていますが、レンズも撮影距離も同じですので、
比べてみると、随分蕾らしくなったことが分ります。

一般的に、紅梅は早咲きの品種の方が多いようですね。
うちのは、遅咲きです。
通路を挟んで反対側の白梅(白加賀)よりも必ず遅れます。
もっとも、その白梅の方もまだ咲いていません。
しかしこちらはもう開花直前の蕾がいくつもあります。

明日から、また荒れる天気になるようです、
梅の開花もまた先送りでしょうか。
先日の暴風高波で被害が出た富山の方々にはお見舞い申し上げるとともに
これ以上の追被害が出ないことをお祈り申し上げます。

Koubai03

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学校ビオトープ04 -いざ着工!-

今日も風が強かったですね。
真冬の寒さもすっかり戻って来て、とにかく空気がカラカラです。
正直、外に出たくなかったです。
晴れているのに家の中でおとなしくしてました。

というわけで羽生小学校ビオトープ作りの続編です。
画像は昨年12月11日のもの。この日が着工日でした。
幸い天気に恵まれ、それほど寒さを感じませんでした。
池の水は既に抜かれており、コイと金魚は水槽や他の池にお引っ越ししました。
説明通り作業の段取りを把握した5年生は、4つのグループに分かれて
まずひな壇のエステートボーダーを並べます。

グループごとに設計図を持ったディレクターが並べるパーツの位置や向きを
細かくチェックし、仔細に指示を出します。
全員で図面通りのラインを再現しながらひな壇を組み上げゆく地道な作業、
一見簡単そうですが、パーツの継ぎ目を合わせながら
始点、終点を合わせるのは結構難しいものです。
加えて池の底面が均一に水平ではないため、
臨機応変な現場合わせも必要になってきますが
みんな根気よくかつ楽しそうに進めていきました。

エステートボーダーは一枚が8kgあります。
小学5年生に持てない重さではありませんが数が沢山あるので重労働。
最初の一時限(45分)で、どこまでいけるかな!?

※掲載写真は工事の記録を担当してくださった若泉氏(SUN WATT'S)の
 撮影によるものです。

Hanyushokoji01

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春一番

今日の天気の劇的な変化は凄かったですね。
まずは最高気温、16.5℃でした。最低気温は23時59分の-2℃。
朝は昨日に引き続いて氷が無し、温い朝でした。計測しておけばよかったな。
もう十年以上不在の時以外はほぼ毎日、最高最低気温を見ていますが
長く見ているとわかることも結構あり、面白いです。(温暖化も実感!)
自分が計測魔であることもわかりました(笑)

春一番が吹きました。
私は仕事で霞ヶ浦湖畔の施設内にいたのでわからなかったのですが、
午後の早い時刻に一時的に曇って、南西の強風がどっと吹いたのですね。
帰宅すると庭の水路沿いに立っていたジュズダマの枯れ茎が
皆揃って北東方向に倒れていました。
この後急に寒気が流れ込んで今度は一転北西のものすごい強風!
電車も止まったようですね。土ぼこりで景色がかすんでいました。

写真は午前中のうららかな時分に撮影した フクジュソウの出芽です。
「ようやく出たか!」という感じ、今年は遅かったです。
しかし、こういう大きな多年草の芽を見ると
ためにためた強いエネルギーを感じます。
ぎゅっと縮んだバネというか、まるで力こぶですね。
これからゆっくりと、しかし大きくのびをするように展開が始まります。
フクジュソウが出るとセツブンソウ、キクザキイチゲ、ニリンソウと
ユリ科に対抗するかの様なキンポウゲ科の春植物たちが
次々に活動を開始し、茶色い地面にみずみずしい色彩が点々と甦ります。

Fukujusoume

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クククククッと始まりました

冒頭にまずは謝らせてください、見辛い画像ですみません。
二階からアカガエルのペアを、片手に懐中電灯を持ちつつ望遠撮影、
「無理だってば」と心で言いつつシャッターを押しました。
ブログにはなるべく見やすい画像を掲載しようと決めてはいるのですが
現在(23時52分)の気温は3℃、暖かいので近づいたら潜られそうです。
でも、ペアのおんぶが何とかお判りいただけるでしょうか。

今日は本当に予報通り春みたいでした。
最低気温は-1℃、池にも水路にも全く氷がありませんでした。
最高気温は13℃、もちろん今年の最高気温です。
風がほとんど無いのもよかったですね。

こう空気がゆるむと、これはカエルたちも本格的に動き出すなと予想、
夜の池をみると「やっぱり」でした。
確認個体数は11匹。すべてニホンアカガエルです。
写真のペア以外にも数ペアがデキあがっており、クククククッと声がします。
アカガエルは水中に潜ったままでも鳴くんですよ。
池の底の方からも、こもった「コココココッ」という声が聞こえてきます。

アカガエルの仲間は他のカエルと異なり鳴嚢(めいのう)と呼ばれる、
鳴く時に風船みたいに膨らむ部分を持っていないため
鳴き声のボリュームが控えめ。沢山で鳴いてもさほどうるさくありません。

しかし、明日の午後から真冬が戻ってくるようです。
卵が確認できるのはもう少し先になるかもかもしれません。

Akagaerukobi_2

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学校ビオトープ03 -基本設計-

今日は気温が久しぶりに高かったです。12℃!
しかし風がやや強くて残念でした。
風さえ吹かなければかなりハッピーな日和になった筈です。
明日は今日より暖かい様なので、期待しましょう。

さて、一昨日の続きです。
羽生小ビオトープは5年生が工夫を凝らした数々のアイデアを実現すべく
基本設計の段階に入りました。

意外に難しかったのが、浅瀬や陸地の設け方。
実はこの池、56センチの水深があり、フチが垂直ですから
スロープ状の岸を作るのが困難です。
結局ひな壇状に底砂を入れることにして解決しましたが、
できれば複雑かつ美しいラインのひな壇とし、さらに
子供たち自身が図面を見て工事できる素材が理想的です。

そこで目をつけたのがガーデニング用のエステートボーダー。
直線と90度カーブの組み合わせで簡単に有機的なラインを構成できます。
これを使ってひな壇を作り、両端は魚の隠れ家も兼ねて大割栗石を積みます。
ひな壇は2段とし、ここに水深に応じ沈水植物から抽水植物までを植え、
後々のメンテも考慮し、ランナーや塊茎で旺盛に殖える植物は
大きなプラ樽を沈め、そこに植え付けることにしました。

図面では水深ごとに深い方から濃い水色に着彩してあります。
画像化してあるので見辛いですが、右下の浅瀬は升のフィルターに
水中ポンプを仕込み、小さな流れになるように設計しました。
ビオトープにどうしても必要なものではありませんが、
「動いている水」という環境を盛り込むことは子供たちのこだわりでした。
さて、次回はいよいよ工事です。
みんな図面通りにひな壇を組み上げることが出来るでしょうか?

Kihonsekkei

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夢の跡

今日は予想最高気温が12℃とのことで期待していたのですが、
当地では8℃でした。それでも風がなくて暖かかった!

しかし、仕事でメインのパソコンがHDトラブルに見舞われ真っ青、
なにしろ追い込み中の仕事のデータがごっそり入っていますから、
そりゃもう凍り付きました。
結局修復に丸一日かかってしまい、今日の始業は午後5時でした。とほほ・・・

写真はそんな修復中の空き時間に撮影したもの、
クヌギの根元に転がっていた昨夏のノコギリクワガタの亡骸です。
おそらくシロハラかツグミが落ち葉をひっくり返した時に出て来たのでしょう。
大アゴの片方が折れ、いかにも「矢尽き刀折れ・・・」といった風情で、
物悲しいことこの上ありません。

思えば昨年はどのクヌギからもシロスジカミキリが幹に大穴をあけて
羽化してきたので、樹液が初夏からばんばん出ました。
なもんでクワガタもカブトムシもこんなにいるのかという位やってきました。
ビオトープでそういう経験は初めてだったので、テンションが上がって
毎日樹液に来た虫たちを撮影していました。

この個体も生前の勇姿を写真に収めたかもしれません。
こういう大アゴがぐぐっと湾曲した大型の個体は
大抵メスを確保できていたようですから、
おそらく本懐を遂げてのこの姿なのだと思います。
穴だらけで頑張っているクヌギはちょっと気の毒ですが
また今年の夏も彼らの合戦の日々を待ち遠しく思っています。

Nokokuwaphantom_2

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学校ビオトープ02 -4つの構想-

にわかに動き出した、行方市立羽生小学校のビオトープづくりの続編です。
(学校のご了解をいただき、校名等の具体的な表記が可能になりました。)

ビオトープにも色々なスタイルがありますから、
ここにふさわしいビオトープがどのようなものか、構想を練る必要があります。
幸い5年生は水環境をテーマに学校近隣の河川等を調査していて、
水質や生物についての一定の情報を得、既に自分たちなりに
身近な水環境似ついての問題意識や疑問を持っていました。
ですからしょっぱなの授業では、それらについての講義を切り口にして
いきもの同士のつながりの中ではゴミが出ないことや
川も湖も本来は水の自浄能力を持っていることを知ってもらいました。

昨年の10月には、近隣の浄化施設や環境科学センターを見学して
水生動植物の生態やビオトープを見学、生物によって好む環境が異なることや
複数の水環境を組み合わせることでより豊かな生態系になることを学習。
もう一度学校の池に立ち戻って、
どんなビオトープがいいかアイデア出しを行いました。
その結果が写真のスケッチです。

4つのグループでそれぞれ構想をまとめましたが、
どの案も水の深さや陸地の設け方に工夫が凝らされていて、
多様な生物の特性を意識してくれています。
特に水生植物をタイプ別(抽水植物、浮葉植物、沈水植物、湿生植物)に
使い分けていて、どんな生物がどの植物を好むのか・・・わかってるねえ!!

表現の差こそあれ概ね共通している部分と、オリジナリティが高い部分があり
これは最大公約数ではなく、最小公倍数の設計にしたいと気合いが入りました。
さて、これでいよいよ基本設計です。

Aidea14mini

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学校ビオトープ01 -池、改造します-

みなさんの通っていた小学校には、池はありましたか?
私は転校族だったのでいろんな小学校をはしごしましたが、
昔はだいたいどんな学校にも池の様なものがありました。
ある学校では錦鯉が泳ぎ噴水のある立派な池、
また、ある学校ではミニ水生植物園、と言った具合でそれぞれ個性的でした。

昨今は学校ビオトープが一般的になり、学校の池は生き物とのふれあいの場や
総合学習のフィールドになっているようですね。

写真は今年の6月に地域景観の授業で赴いた霞ヶ浦湖畔のある小学校の池です。
直径約7メートルのコンクリート製の池ですが、
中にはなんとなく鯉と金魚が飼われていて、
水はこの手の池にありがちな色に濁っていました。

しかし、中央を通過する頑丈そうな橋に噴水が設置されている立派な池。
私はこの状態で使うのはもったいないなと感じ、
大きなお世話と思いつつ6年の担任の先生と校長先生に
「ちょっと手を加えると、水の澄んだ池になりますよ」と申し上げると
大変興味を持っていただき、ちょうど5年生が水環境をやっているから、
その授業と連動して学校ビオトープに・・・ということになりました。

正直、バクテリアや水生植物を共生させるバイオフィルターを
設ける程度のことしか考えていなかったので、
ビオトープという申し出にはかなり戸惑いました。
しかし、既にこれだけしっかりした池の基礎があり、
観察に向いた形状とも考えられますから、
「成る程、これは面白いビオトープになるかも」と思えて来ました。

我が家のビオトープはなるべく人工的な匂いを排除したデザインですが、
学校ビオトープなら、観察向きの形状や素材、仕掛けがあっていい筈です。
どうせなら、子供たちのアイデアも極力取り入れて、みんなで育てていく
自然観察園というコンセプトで行こうか、とノッてきました。

かくしてビオトープづくりがドタバタとスタート。どうなりますことか・・・

Hanyushoike

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冬芽拝見 -コブシ-

空気がとても乾燥しています。
この冬は寒いながらも時々お湿りがあったので、
手のひらがひび割れませんでしたが、とうとうかさかさになってしまいました。
霜柱も解けてびしょっとなるのではなく、半分くらいは蒸発してる感じです。
今日も一日北西の風が強かった〜。

こんな日はただでさえ体感気温が低いのに最高最低は-6℃・6℃でした。
そんな中、少しあったかそうに見えたのが写真のコブシの冬芽でした。
こういうムートン系の装いは、
人間の感覚からするとわかりやすい冬仕様と言えそうですよね。

確かに保温性はありそうです。この装いをしているのは花芽に限ったことで、
葉っぱの芽は毛なんて全くない、もっと味気ないバナナみたいな質感で
ぼけてますけど中央の花芽の上の方のバックに見えるものがそうです。
もうひと月ちょっとで、花芽はこの上品な毛皮のコートをはらりと脱ぎ捨て
純白の大輪を開いて見せます。
ちょっとショー的な演出ですね。

コブシの属するモクレン科の花は比較的大輪のものが多く、
花の構造はかなり原始的だと言われています。
ポリネーターは飛ぶのがへたくそな甲虫ではないかということで、
そんな虫でもランディングしやすい
水平上向きのヘリポートになっているのだとか。

ところで我が家のこの木、純粋の原種のコブシではなさそうなんです。
植木屋さんにはちゃんとコブシと頼んで仕入れたのですが、
「ワダスメモリー」というコブシとタムシバの交雑種みたいです。
花の匂いが強く、葉っぱの質感、花芽に小さな葉芽が寄り添うところなど
両方の特徴を分かち合っています。
ワダスメモリーは、ホームセンターや多くの園芸店でコブシとして
扱われていて、実際「コブシ」のラベルが当たり前についています。

ふつう、多くの業者さんはどうしても市場流通上の名前を
(決して悪意はなく)種名と混同してお客さんに案内します。
園芸の世界ではこういった例は枚挙にいとまが無く、
こだわる人間には要注意です。
もっともそんな人は殆どいないのでしょうから、
こちらが偏屈者ということになるのでしょうね。
ま、しょうがないか・・・

Kobushifuyume


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午後1時の月

西風が強くて何もかもが揺さぶられている中、
真っ青な空に残像の様な薄い月がじっとしていました。
望遠レンズで覗くと、空気のゆらぎで少し震えていますが
大気の創り出す青い海の中にそれは確かに浮かんでいました。

子供の頃、月が球形の天体であることを学び
「ボールみたいな立体なんだ」と意識して見上げた半月が
はじめて本当に浮かんでいる球体に見え、
何だかぞくぞくしたのを思い出しました。

そういえば先日のニュースで、太陽系にとてもよく似たバランスで
太陽(恒星)と惑星が存在する太陽系が見つかったとか・・・
地球はたったひとつの奇跡の星ですが、
全く別のところで、また違った奇跡が起きていても不思議ではありませんよね。
またひとつ、宇宙の夢が膨らみました。

Moon0802

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冬型は続く

いや寒いですね。
今日は昨日、一昨日とくらべるとまだ風が弱かったので救われました。
写真はミールワームのえさ台に来たジョウビタキですが、
北風にあおられて頭の毛が逆立ってます(笑)
こんな感じで午前中は北風が強かったのですが、午後に少しおさまったので
三日ぶりに一息ついた心地です。

それにしても皆様はご覧になりましたか?
今日の夜の天気予報に出た日本上空の雲の写真、
北海道の右上で、雲がきれいに渦を巻いていました。
台風でもなかなかあんな風にはならないですよね。
低気圧の中心気圧が低い上に、面的に日本に入り込んだ強い寒気と
太平洋側の乾いた空気が作ったコントラストでしょうね。
なんか記念に欲しいくらい造形的でした。

この冬型、まだ続くみたいですね。
今年の寒さの特徴は、冬型が緩んだ後で南岸低気圧が小刻みに通過すること、
おかげで、地面までカラカラにはならないですが、
寒さと寒さの間の10℃〜13℃くらいの「一息」が入らないことですね。
これ、結構つらい!

鳥たちが庭にいるトータル時間が俄然長くなりました。
食い溜めが出来ない軽量ボディと高い体温の維持に
思いのほかエネルギーが必要なのかも知れません。
写真のジョウビタキのオスは、20〜30分間隔でやってきました。
さすがにいつも応えてあげられるほどこまめな給餌は出来ないので、
少々気の毒です、ごめんね。

Jobitakikitakaze

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アイスカーペット

今朝の最低気温は-3℃、
この時期ですから、別に驚くほどの数字ではありませんが
バリッと冷え込んだ感じのする朝でした。

外を見ると地面が銀色にふさふさと・・・フサフサ?
それは繊細でほわっと毛足の長い、霜柱のカーペットでした。
一本の太さは0.7〜8ミリ、長さは55ミリほど。

一本一本があまりにも細くて、頼りなげにウェーブして
どう見ても冷たそうな感じがしません。
地面の微妙な凹凸に合わせて、つむじを巻いたり一方に流れたり・・・
まるで銀狐の毛並みのようです。

しかし、これがあたたかい筈もなく、手をそっとかざしただけで
先の方から消えてゆきます。
朝日が射した瞬間にシャッターを押しましたが、
ファインダー越しに覗いた一瞬後には、
踊るように揺れながら消えてしまいました。

一口に霜柱と言っても、水分量や気象条件、地形、地質などの違いで
様々な表情を見せるのですね。
寝坊したら見逃してしまう水の瞬間芸でした。

Icejutan

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厳寒の春来たる

昨夜は寒かったのですが、さんざん降った雨のせいで湿っていました。
何となく予感がしていつもより注意深く池を覗いてみると、
やっぱりいましたいました、一番乗りのニホンアカガエル。
毎年、暖冬でも厳冬でも必ず数匹は2月中旬に姿を見せます。
空気が乾燥する時期なので、
こういう湿った日には多少寒くても移動してきます。

彼らが池に現れるのはもちろん繁殖のため。
何日も掛けてこれから続々集結してきます。
この時期に現れるのは第一陣で、桜が咲く直前から4月下旬までが第二陣。
どうしてちょっと間が空くのかわかりませんが、
3月の中旬頃に一度数が減ります。
ちょうどその頃はアズマヒキガエルが産卵のピークで、
結局ずーっとカエルで賑わっています。

それにしても今日は寒かった。快晴なのに最高気温が3.5℃ですもんね!
空気もカラッカラで夕べのアカガエルがちょっと心配。
きっと水草の下から、時々鼻先だけ出して隠れてるのだとは思いますが・・・
彼らの春はまだ厳寒の春。寒さも空腹もこらえて、
長丁場の繁殖活動に挑みます。ガンバレッ!!

Akagaeruichiban

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しめどん

シメ・・・スズメより少し大きい鳥です。
我が家を訪れる冬鳥の中では個体数が少ない方ですが
1〜2羽が毎日必ず現れます。
このシメを庭に呼ぶために、皆さんクルミやビーナッツを用意されると
聞きましたが、我が家ではヒマワリの種を食べにやってきます。

ヒマワリは餌台と地面の両方に用意していますが、もっぱら地面が専門で、
地面の種がなくなってどうしてもまだ欲しい時に餌台に乗ります。

水浴びはごくたまにしか見かけませんが、水は頻繁に飲みます。
よく動く鳥ですが、見てくれは觜と頭がアンバランスに大きく、
胴もぷっくりしているのでユーモラス。
せめて尾羽がもう少し長かったら格好がつくんでしょうけど・・・
ゆえに我が家では愛情を込めて「しめどん」と呼んでいます。

頭部の形は、飼い鳥の文鳥に似ているかもしれません。
この大きな觜は大粒の種子を食べるのに適していて、
ヒマワリの種も器用に割って中身だけを食べます。

色は地味目ですが、個人的には上品な感じがして好きです。
飛んでいる時以外はわかりませんが、
風切羽根には黒っぽい紺に真っ白な塗り分けがあってよく目立ちます。

自分で言うのもナンですが、この写真はとびきり顔の写りがいい方で
今まで撮ったどのカットも目がコワイんですよ。
私の下手もあるのでしょうが、この鳥はものすごく写真写りが悪いというか、
思いっきりこちらを睨みつけてるような表情のカットばかりで、
これまでブログにアップするのを躊躇していました。
それともホントに睨まれているのでしょうか・・・(汗)

Shimemizunomi

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冬芽拝見 -オニグルミ-

クルミといえば堅い殻を割って食べる、あのクルミをすぐに思い浮かべますが
実際には何種類もあって、私たちにおなじみのクルミの実がなるものは
栽培されるテウチグルミ(=カシグルミ)かこのオニグルミ。
前種は中国原産の栽培植物ですが、後種は日本の山に生えています。

沢沿いのような近くに水のある環境を好むので
よく本種がサワグルミと混同されることがありますが、
サワグルミという種は別にあって、こちらの実は食用にはなりません。

さて冬芽ですが、枝も含めてビロードの様な軟毛に覆われ、
少し位の雨粒ならころりとした水玉にしてはじきます。
拝むように手を合わせた形の芽ですが、この外側の部分は鱗片ではなく、
成長を早くに止めた葉芽です。しかし役割は鱗片と同じ防寒着で、
冬も終わりの頃になると脱水収縮して脱落します。
ちょうど写真の右側がそういう状態、付け根が離れちゃってるでしょ。

注目は何と言っても葉痕(秋に葉が落ちた痕)、面白いですよねえ。
冬芽の観察会の時は子供たちに、「お猿さんを探してごらん」と言います。
発見するとみんな大ウケ、
「色黒のお猿さんもいる!」「こっちのは顔が長い!」と盛り上がります。
写真のものはおでこにミカンをのせた猿回しのお猿さんでしょうか。

「ねえお猿さん、早く大きくなって丸くて大きな実をつけてねっ」
熟成の進んだ堆肥を、たっぷり根元にすき込みました。

Kurumifuyume

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はや5分咲き -ハンノキ-

今日は久しぶりに気温が高いと感じました。
それでも最高気温は9.5℃でしたから、やはりこの冬は寒い方です。
曇りがちでしたが、時々ぱっと晴れると日射しの力強さを感じます。

ふと気が付くと、ハンノキの枝にたくさんぶら下がっていた雄花の花穂が
半分くらいぞろっと間伸びして黄色くなっています。
いかにも地味ですが、これが開花。
黄色いのは花粉で、手で触れるとクリーム色がかった黄色の粉が
ぽろぽろとくっ付いてきます。

今頃の黄色い花粉と言えば、何と言っても悪名高いスギが思い浮かびますが、
スギもこのハンノキも花粉を運ぶのは風、
時期が時期ですから虫をアテに出来ない訳です。
虫ほど確実な受粉が期待できないので、花粉の量をやたら多くして勝負です。
花粉の増量は負担ですが、虫に見つけてもらう派手な花や蜜はいらないので、
その分のエネルギーをすべて花粉の増量に費やしました。
地味な花にもちゃんと理由があるのですね。

しかし、私にとってはこれもひとつの春のしるし。
スギには目をかゆくさせられつつも、ハンノキを見上げ目尻は下がります。

Hannokiobana

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紫蘇の空穂

今日は何やら雪の予報が・・・確かにどんよりとして底冷え。
しかし、お昼前後に一瞬だけ晴れました。
この時とばかり何枚か写真を撮った中の一枚、シソの花穂の名残りです。

シソ科の植物は茎がしっかりしたものが多く、
冬の間も枯れた茎がよく目立ちます。
これは食用の青じそですが、ちゃんと管理している訳でもないのに
毎年こぼれ種から数本が立派に育ち、その葉や実は
そうめん、天ぷら、お刺身、お新香と大活躍します。
最後にたくさんの種をこぼした後も、枝分かれした茎と種を包んでいた顎が
そのままの立ち姿でドライフラワーになって頑張ります。

これを逆光で見るとあったかい色味に光ってなかなかきれいです。
顎の上半分の三裂した部分が光を受けて灯ったように見えるのです。
風をよけて光を閉じ込める小さな寝袋みたい、潜り込んだら暖かそう・・・

Shisoutsubo

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寒中浴 -キジバト-

お天気にも季節にも関係なく、一年中庭に来る鳥が何種類かいます。
その代表はなんといってもキジバト。
通年2ペアくらいが訪れますが、冬場はそれに数羽加わり、
多い時は一度に7〜8羽が姿を現します。

この位の数になるとだいたい1〜2羽のボスキャラが台頭して来て、
しょっちゅう紛争が勃発します。
何もエサを奪い争うというばかりでなく、威張りん坊さんは
他のキジバトがそこにいる、というだけで気に入らないようで、
離れて枝で休んでいるものまで追い払おうとします。
弱い個体はこういうとき、さっと飛び立ち、見通しの効く近所の屋根や木で、
威張りん坊が立ち去るのを待っています。

ある程度強い個体同士だと、しきりに地上で牽制し合い、
「ぷう、ぷう」と鳴きながら競歩の様な追いかけっこをします。
多くの鳥はホッピングといって、両足を揃えて地上をぴょんぴょん跳ねますが、
キジバトはこれをやりません。
ですからドドドドドッと競歩になるわけです。これは見てて結構おかしいです。

池での水飲みは頻繁に見られるのですが、
水浴びは他の個体が少なく、落ち着いた状況でないとやりません。
キジバトの場合体が大きいせいか、
寄生虫君がいっぱいいるのかわかりませんが、
浴びた後の水に膜が張ってな〜んかドヨ〜ンとしてるんですよねぇ・・・
まあ、別にいいんだけど・・・それを見るとなんだかガシガシッと
思いっきりシャンプーしてやりたくなる衝動にかられるのでした。

Gyozuikijibato

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二番草見つけた -アマナ-

今日はよく晴れましたが、午後からの北風はちょっと冷たく、
日差しの強さも暖かく感じることが出来ませんでした。

それでも季節は確実に進んでいるようで、
「二番草見つけた」なんて見出しをつけましたが、
園芸植物も含めるともう何種類も芽が顔を覗かせています。

写真の植物はアマナ、でも、どこかで見た様な芽でしょ。
ほら、春の花壇の代表的な球根といえば・・・そう、チューリップ!
実はアマナは日本に自生する野生のチューリップなんです。
学名で言えばツリパ・エデュリス(Tulipa edulis)。
ツリパはチューリップのラテン読み、エデュリスは食べられる、の意味です。

今でこそ見かけなくなりましたが、昔は畦や道ばたにたくさん生えていて、
鱗茎(=球根)は身近な食材のひとつでした。
以前山梨のとある宿で、
これを蜂蜜と醤油であっさり炊いたものをいただいたことがありますが、
ほっこりとした食感とふくよかな甘みに「なるほど甘菜」と納得しました。

本来は丈夫な草のようで、我が家では順調に殖えています。
でも、まだ食べるのはもったいないかな・・・
チューリップのつくりでありながら野草らしい端正な花も気に入ってます。
咲いたらここで紹介しますね、乞うご期待。

Amaname

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朝から降りました

予報では曇りのち雪、だったのですが
朝からじゃんじゃん降り始めました。
結局積もるようなことはありませんでしたが、今日の最高気温は2℃!
最低気温が-3℃だったので、日較差は僅か5℃ですか。

降り始めはしゃらしゃらというかなり霰っぽい雪でした。
やがて音も無く降る写真の様な密な雪になり、これは長く続きませんでした。
一旦やんでからは時々湿ったぼた雪が舞い降りてきました。

この程度の雪で「うんざり」なんて言ったら雪国の人に怒られそうですが、
ほとんど降らなかった昨冬に比べるとよく降るなあ、という印象です。

ところで、こういう降り方をしている雪って、案外撮影が難しいですね。
暗いからシャッター速度は遅くなりますが、そうなると雪が流れてしまって
何だかわからないし、絞りを開けてシャッター速度を確保すると
被写界深度が浅くなって雪がたくさん降っているように見えない・・・
恥ずかしながらこのカットを撮るのに、けっこう試行錯誤しちゃいました。
ふと気付くと、忙中の息抜きには充分すぎる時間が過ぎてました。

Yukigafuru

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ほんのちょっと霧氷

昨日は日射しの強さにすっかりだまされてしまいましたが、
今日も同じ様ないい天気、気温の方はというと午後1時現在で6℃。
昨日よりは高いものの、やはりそれほど気温は上がっていません。
日陰に残る雪の量も、殆ど変化がないようです。

今朝は濃霧が出ました。
霧は早朝よりも陽が少し高くなった8時頃がピークだったようです。
こういう気象状況だと、当地でもほんのちょっと霧氷が見られます。
北国・雪国のそれには遠く及ばない微かなものですけど・・・

いろいろな植物が白くドレスアップしていましたが、
もともと葉に粉を吹くブッドレアが、一番目立っていました。
氷の華は葉のフチをぐるりと廻ったり全面を覆ったりと様々ですが
全面を覆ったものはスイーツのトッピングの砂糖菓子や
上品に焼き上がったリーフパイを思わせます。

お昼をまわった今は今朝の濃霧がうそのように晴れ渡ってきます。
空気も落ち着いた乾きを取り戻していますから
明朝は霧氷は出ないでしょうね。
一冬にほんの数回のイリュージョン、見せてもらえてラッキーでした。

Muhyobuddorea

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紅梅便り02

立春ですね、ようやくここまで来ました。
今日は穏やかに晴れて、昨日とは対照的なお天気です。
しかし実際の最高気温は4.5℃、ぽかぽか感じましたが案外寒かったのですね。

玄関の紅梅を見てみると、花芽は気持ち大きくなったかな?という印象です。
鱗片でいうと一皮ふた皮向けたような感じ。
前回の掲載は1月11日でしたから二週間とちょっと経ちました。

寒中は白梅の方もさすがに動きが鈍く、
紅梅よりはずっとリードしていますが
一番大きなところでやっと「蕾」という表現がピンと来るサイズです。
開花に至るまでには、まだ半月以上かかるでしょうか。

写真の光加減が前回と較べると強く感じますが、
前回は天気が薄曇りだったことに加え、今日は根元周辺に雪があって
これがレフ板のように光を反射させているためです。

それにしても、陽の光が随分力強くなってきました。
風さえなければ、日差しは必ずぽかぽか感じますね。
春植物の活動開始まで、もう秒読みです。

Koubai02

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みぞれ混じり

予報通りの白い朝を迎えましたが、どうも雪が水っぽい。
日中も降り続きましたが、午前中はみぞれ混じり、午後は雨まじりで
結局一番白かったのは朝でした。

最低気温が0℃で最高気温は5℃、ちゃんとした雪が降るには
少し気温も高目だったようです。
しかし夕方からまた冷え込んできましたから、
明日の朝は濡れた路面が凍るかも・・・これが一番こわいですね。

降水量としては意外に多かったようで、池も水路も久しぶりに
オーバーフローしていました。
霜柱の材料もまたまた補充されましたから、
このあと冬型に戻ったら暫くは地面がザクザクいいそうです。

まともな積雪にならずに済んで、鳥たちはほっとしているでしょうね。
人間も今日は一日、中でおとなしく過ごしました。

Mizoremajiri

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大きな御馳走 -ジョウビタキ-

先月の29日以降ヒヨドリに今まで独占していたミールワームをとられ
防戦一方に思えたジョウビタキですが、なんのなんの・・・
餌台でヒヨドリとかち合った時は、木の根もと周りの落ち葉を
果敢にひっくり返して虫探しをしています。
案外エサにありつけるようで、時々パクッと飲み込む仕草が見られます。

今日は見てください。こ〜んな大きなミミズをゲット。
「どう、僕のだよ!」と少し得意そう?
それにしてもどうやって見つけたのでしょうか。
空気も地表も乾燥気味で、ミミズなんて大きな石の下や腐植の深いところに
潜り込んでいそうな気がするのですが。

きっと彼らなりの戦略があるのでしょうね。
以前、ミミズはモグラの近づく振動をキャッチすると、
勢いよく地表に飛び出して逃れると聞いたことがあります。
なにか、そんな敏感な性質を逆手に取っているのかも知れません。
時々、つっつっつっと觜を地面に差し込んでいます。
そういえばシロハラも、同じ様な動作をしていました。

鳥に餌台を用意するのは、自然が脆弱になり不足しがちなエサを補う
あくまでも補助的な意味合い、来てもらうきっかけのつもりです。
(まあ、何より見たい、会いたいというのが本音なのですが)
後はこのジョウビタキのように自分なりの行動で、
生きるための時間を過ごせる庭であればいいと思っています。

ジョウビタキは冬の間も縄張りを強く持つと本で読みましたが、
我が家には少なくとも2羽来ています。
つまり、縄張りが重なることもあるのですね。
もちろん同時に現れることはありません、
申し合わせたように時間をずらしています。
なぜ2羽だとわかるのかって?それはもう1羽がメスだから・・・
写真の個体はオス、この鳥は雌雄で色彩が大きく異なるのです。
撮影の機会があったら今度はメスをアップしてみますね。

Jobitakimimizu

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霜柱は還る

今年の冬はきっちり寒いですが、時折雨を挟むので
地面の乾燥がそれほど進まず、その分霜柱が毎日立派に立っています。

ですから朝起きて外を見たとき、これが一面にあると少々うんざり。
しかし日が高くなるに従って光りながら消えてゆく様はなかなか美しいので
寒いのを我慢して向き合ってみました。

写真は太陽光に暖められた部分の霜柱が
下に微小な雫を落としながら消えてゆくところ。
奥の方はまだ解けていないので、持ち上げた土は上に掲げられたままです。
残った霜柱がつらら状になり、まるで鍾乳洞の一角を見ているようですが
一本一本は針のように繊細で、みるみる地面にしみ込んで還ってゆきます。
上に持ち上げられた土を湿らせた分はやがて蒸発しますが、
下に落ちたものはゆっくりとしみ込み、また今宵の冷え込みで奮起して
土を持ち上げることでしょう。

夜毎繰り返される霜柱のパフォーマンス、
それでも以前に較べればだいぶ貧弱になりました。
以前は乗っても倒れないくらいの堅くてしっかりとしたものが出来ていました。
その頃はつららもあったけど、もうこの辺りでは
つららは見られなくなりました。
都市化か温暖化か、霜柱もレッドデータ的に言うと希少種ぐらいかしら・・・

Shimobashira

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