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学校ビオトープ06 -流れの石組み-

昨日は羽生小学校のビオトープ工事を行いました。
「子供たち主体で」という方針のビオトープづくりですが、
水中ポンプユニットの組み込みと流れの石組みは微妙でコツの要る工程、
スタッフサイドでの作業となります。

あらかじめ設置しておいたコンクリート升の両側面に穴をあけ、
プラスチックネットを張ってこれが一番外部のストレーナーになります。
その中にたくさんの穴を開けた100ミリ塩ビ管を立て、
これが二次ストレーナー。その間に大粒の軽石を隙間無く詰めます。
塩ビ管の中に三次ストレーナーと揚水パイプを接続したポンプを組み込んで
ようやく水中ポンプユニットが完成。

しかしこれは現場での作業は大したことはなく、むしろ大変なのは設計。
ひとつひとつのビオトープごとにオーダーメイドなので、
毎回アタマをひねります。メンテ性や部品欠品のリスクを回避するために
なるべく汎用の配管部品や電気部品を組み合わせる配慮が欠かせません。

続いては流れの石組み工事。これは100パーセント現場合わせの作業で、
石の形や安定性を気にしながら均一の勾配で流れを下ろしていきます。
といっても揚水程の無い小さな小さなポンプで作るので、
出水口からほどなく池の水面レベルに達します。
機能としての流れは2メートル近くありますが、
目で見て流れを感じるのはせいぜい数十センチの区間です。
これを、石を選びああでもないこうでもないとやっているうちに
日が傾いて来ました。それでも何とか完成。
実はスタッフとしてこのブログにも時々コメントをくれるmushizukiさんに
参加していただいたのですが、彼がいなかったら一日では無理な工程でした。
mushizukiさん本当にありがとうございました。

ところで、よく聞かれるので書いておきますが、
ビオトープに流れというのは必ずしも必要な要素ではありません。
充分な底床があれば濾過機能はそれだけで足ります。
今回は、子供たちが事前に川の様子や生き物を調べた中で
「情景としてのメダカのいる流れ」にとてもこだわったので取り入れました。
確かに動いている水は情緒的に強く訴えるものがあり、
要素として盛り込む意味は充分にあると思います。
注水してポンプを回すのが楽しみです。

Hanyushokoji03

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コメント

こんばんは。

昨日じゃなくて、一昨日はお疲れさまでした。
トラックバックさせていただきました。
自身初のトラバです。

私のブログでもほんのちょっと紹介しました。
いや〜、完成が楽しみですねsmile

投稿: mushizuki | 2008年3月13日 (木) 00時53分

mushizukiさんこんばんは。
工事お疲れさまでした。帰りの自転車は辛いのではと心配でしたが、そちらのブログを拝見して「お〜っ、いい景色見てるなあ」と自転車ならではの空気感を満喫しておられる様子に一安心。それにしても初トラックバックとは光栄です。統合版のブログ、開設おめでとうございます。
近いうちにお邪魔しますね。また都合が付いたらビオトープにもおつきあいください。

投稿: ぐりお | 2008年3月14日 (金) 00時33分

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昨日からのつづきです。 この日の仕事は学校のビオトープづくり。すでにあったコンク [続きを読む]

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