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「だまし」と「もどき」

このところ春本番みたいな毎日でしたから、今日は少し気温が低く思えました。
しかし最高気温は15℃まで達していて、平年よりはまだ高め。
お日様が無いというだけで、写真の色合いも寒そうになってしまいます。

このクモはコガネグモダマシ、決して珍しいクモではないのですが、
かといってどこにでもいるというほど普通種でもない、そんなクモです。
ただ、私自身は、この季節に見たのは初めてです。
夏から秋に掛けて見かけることが多く、
林などよりは少し背の高い草が生えた草はらでよく見るでしょうか。
写真は近所の牛久自然観察の森で撮影しました。

名前に付いた「ダマシ」ですが、生物の和名によく用いられますね。
騙されそうなくらい●●に似ている・・・から●●ダマシ。
テントウムシダマシとか、クモだったらトリノフンダマシなんてのもいます。
同様のネーミングパターンに「モドキ」もあります。
ゲンゴロウモドキやアゲハモドキ、植物にもヒシモドキというのがありました。
もひとつおまけに「ニセ」、ニセアカシアなど、植物に多いでしょうか。
「ニセ」が付く場合は、本家に分類上も近縁であることが多いようですね。

わかりやすい何かに対しての「ダマシ」「モドキ」「ニセ」ですから、
分類識別の足掛かりとして判りやすいのですが、
付けられた本人たちはちょっと不名誉ですよね。
何だかパクりやパロディみたいで気の毒です。

写真のコガネグモダマシですが、
はっきりいってそれほどコガネグモに似ていません。
むしろ、全く科の異なるシャコグモというやつに
プロポーションがよく似ています。
葉影に隠れているときなど一瞬紛らわしいくらいで、
クモの図鑑にもその旨が書かれています。
だったら「シャコグモモドキ」が、ふさわしいんじゃないのかな〜!?

Koganegumodamashiharu

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