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「○○の草版」という命名

今日は気温が上がりましたね。
関東地方各地で20℃に達したようですが、当地は19.5℃。僅かに及ばずでした。
久しぶりに家族で県北部の山間をドライブし、
まばゆいばかりの新緑を満喫してきました。
そこで写真の植物の花も見ることができましたが、この写真は庭の株です。

植物の名はヤマブキソウなの由来はご覧の通り、
ヤマブキのような花だからです。
しかし、ヤマブキはバラ科、ヤマブキソウはなんとケシ科。
でもここ暫くでブログに掲載しているコリダリス属にくらべれば、
まあケシ科といってもそれほど違和感はないと思います。
よく見ると花弁が4枚ですね。本物のヤマブキは5枚です。
ヤマブキソウは草(草本)ですが、ヤマブキは木(低木)ですので、
「ヤマブキみたいな花を咲かせる草」ということでしょう。

こういう命名は他にもあります。例えばシモツケに対してシモツケソウ、
これはどちらもバラ科ですがやはりシモツケは低木、シモツケソウは草本。
ネムに対してクサネム、これはどちらもマメ科。
クワに対してクワクサ、エノキに対してエノキグサなんていうのもあります。
きっとまだまだありますよ・・・

ところでヤマブキソウは、
ヤマブキと同じ様な少し暗い湿り気の多いところに自生し、
花の時期もヤマブキとほぼ同じです。
これには何か訳があるのかもしれませんね。
ヤマブキに似せて、ヤマブキを訪れるポリネーター(受粉者)を
誘導しようという作戦でしょうか?
花の側で時間をかけて観察すれば、何か判るかもしれません。

我が家の庭に咲くヤマブキソウには、
ちょっと風変わりなポリネーターが登場していますが、
その話は、また次回・・・ということにいたしましょう。

●本日の県北部への遠征において、新たなナガハシスミレの自生地を
 確認しました。いままで訪ねていた場所からは5kmほど離れています。
 発見したのは私ではなく今回も家人。またやられました〜。

Yamabukisou

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