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最小のオダマキ -ヒメウズ-

オダマキ(Aquilegia属)はガーデニングプランツとして、
また山野草として多くの人に愛されている人気者ですね。
日本のヤマオダマキやミヤマオダマキは世界に知られる名花ですが、
北アメリカやユーラシアにも、
日本には見られない美しい種類がいくつもあります。
大体の種類は強健で育てやすいですね。

じつは今日の写真もこのオダマキの仲間、ヒメウズです。
ヒメウズは「姫烏頭」。烏頭はトリカブトを指しますから
和名の由来は「小さなトリカブトのようだね」ということ。そうかなぁ?

かわいいけど地味目な花の直径はなんと5ミリ前後・・・小さっ!
おそらく世界で一番花の小さなオダマキではないでしょうか?
自生環境は山地というより、人里の道ばたや空き地など。
ゆえにあまり顧みられることもなく、どちらかというと雑草扱いかも・・・

それでも花の構造はちゃあんとオダマキしてます。
白から薄ピンクの顎片が5枚、花びら状に開き、
本当の花弁はその内側で筒状に立った5枚、こちらはクリーム色です。
オダマキの花のよく目立つ特徴として、
花弁の付け根近くが顎片の間から後方に突き出した「距」がありますが、
ヒメウズは距が目立たず一見、
フウリンオダマキ(Semiaquilegia属)のようです。しかし、よ〜く見ると、
顎片の間からごく短いながらもこぶ状の距が覗いています。
葉や蕾、花後にできる実やその中の種子まで、まさにオダマキそのものです。

小さな鉢で栽培していても、株が充実すると実にたくさんの花をつけ、
まるでかすみ草のようになります。
草姿が美しくまとまっていて風情があるため、
最近では和風の寄せ植えに用いられることも多いようです。
ぜひ写真をクリックして大きくしてご覧ください。
小さな小さな花ですが、キリッとしたオダマキの風格を見せてくれますよ。

Himeuzu

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