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神出鬼没 -ミヤマキケマン-

今日は明け方冷え込みました。
昨日のブログで外気温が6.5℃とレポートしましたが、
今朝方はなんと4℃まで下がりました。
そんな寒い中、今年最初のクロスジギンヤンマの羽化がはじまりました。
初日の今日は7匹。うち6匹は未明から午前中で、
残念ながら1匹が途中で水に落ちてしまい、空を舞うことは叶いませんでした。
7匹目は今しがた(23時43分)池を覗いたら羽化している最中でした。

一方ニホンアカガエルの卵塊はトータルで63個、
過去最多でしたが、もうさすがに打ち止めでしょう。

写真は一昨日の続き、日本の野生コリダリスのミヤマキケマンです。
花の形は先に紹介したヤマエンゴサク、エゾエンゴサクとほぼ同じですが、
見ての通り明るい黄色をしています。
葉も前2種と異なり羽状に細かく切れ込んでいます。
葉も花もそれらを支える軸は赤みを帯びていて、これが黄緑だったりしたら
全体が浮いた感じの軽い印象になったところでしょうが
この色だと株がぐっと締まって見え、
高山植物のようでなかなかかっこいいです。

ミヤマキケマンは2年草、花が終わるとやがて沢山の黒い種子を飛び散らせ、
株は枯れてしまいます。
種子は発芽率が良いのですがその後の生育環境にデリケートな面があるようで、
気に入った場所にしか残りません。
またケシ科によくある連作障害が見られ、
親株の場所に種子を採り播きしてもうまく育たないようです。
ですから毎年庭の違った場所に残り、まさに神出鬼没な植物。

我が家のこの植物のルーツは、私が東京から茨城にやってきたばかりの
学生時代(うわっ、かれこれ25〜26年前になるっ!)
バイクで筑波山麓をまわった際に、
山麓の田んぼの畦で種子を採取してきたもの。とても長い付き合いですが、
肝心の筑波山麓では、もうこの植物を見かけることは無くなりました。
県内の植物に詳しい方でも、筑波山麓では見ていないとおっしゃいます。
いや、かつては確かにあったのですが、正式な記録文献が無いようなのです。
もしかしたら、我が家にあるものは
唯一生き残った筑波のミヤマキケマンなのでしょうか?
だとしたら、とても寂しい話です。
今はもう幻ですか?もしご存じの方がいたら教えてください。

Miyamakikeman

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