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学校ビオトープ08 -水を入れてみよう-

今日はにわかに暑くなった一日でした。
そんな日和にぴったりの仕事をしましたよ。
昨年末から取り組んでいる行方市羽生小学校のビオトープづくりです。
これまで土木工事の8割方が済んだところで
底砂が落ち着くのを待っていましたが
初夏に向かって木々の緑が濃くなるこの時期は、
一足遅れて水中の緑も急速に伸び始めます。

と、いうわけで水生植物の植栽工事の第一弾。
初期導入種として苗の準備を進めていた
沈水植物、浮葉植物、抽水植物を僅かですが植えてみました。
沈水植物で水中の森にしたいところは低い方のひな壇に
オオカナダモを植えました。
この植物は外来種ですが、殖えても除去が簡単で他の水生植物を
極端に駆逐することもなく、よく茂り酸素をたくさん出します。
底砂に数本をまとめ田植えのように植え付けていきます。

繁殖力が旺盛だけど是非欲しい、という植物は
大きなプラ樽に植えて管理します。茂れば樽は見えないし、
こうしておけばカットや植え替えも簡単です。
今日は5つの樽のうち3つにそれぞれジュンサイ(浮葉植物)、
アサザ(浮葉植物)、ガマ(抽水植物)を植えました。
みな、なるべく近い地域の出所のはっきりした苗です。

このほかイ(=イグサ)やサクラタデも植え付け、
完成時の予定水深の40パーセント位まで水を張りました。
子供たちは植物の植え付けもさることながら、
みな水や土を全身で扱って歓喜していました。
う〜ん、気持ちはよくわかる。楽しいよね、どろんこ+びしょびしょは!

水を張る前の僅かな溜まり水には、ミジンコがたくさん発生していて、
採集して顕微鏡で観察しました。
ささやかな水環境でも自然に命が息づいている事実は
やっぱり不思議で感動的です。

作業の途中にも、出来上がったばかりの水面をいち早く見つけた
アメンボが徐々にその数を増やしていきました。
これからここでどんなの種類の、
どれだけの命が繋がってゆくのだろうね。
わくわくは一気に膨らみました。

Hanyushokoji04

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