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赤い原種オダマキ

昨日はいきなりの暑さに面食らったものですが
今日は更に上を行く24.5℃!午後からは完全に曇っていたのに
気温が下がりません。もう5月ですものねえ。

写真は今準備中のミニロックガーデンの手前に設けてある「山草花壇」、
手前の赤い花はカナダオダマキ(Aquilegia canadensis)
その名の通り、カナダ原産の原種オダマキです。
幾分小振りで平開しない花ですが、赤い花色と花数の多さが魅力です。
オダマキは特に好きな花のひとつなので、
珍しい種類は持っていませんが何種類かをずっと栽培し続けています。
この株は私がラン以外で初めて購入した外国の野草だと思います。
花はただ赤いのではなく花弁の前半分はグラデーションで黄色く抜けているので
どこに植えてもとても目立っていいアクセントになりますね。
写真では、バックのシバザクラに対してよく映えていると思います。

オダマキは基本的に多年草ですが、実は植えっぱなしにしておくと
やがて根の太い部分が木質化し、急速に代謝・成長が衰えます。
この問題を解消するためには株分けの時に
外科的措置を行って根を更新する必要があるのですが、
消毒したり癒合剤を塗ったり養生栽培したりと、ちょっと大変です。

一方種が良く出来、発芽率もいいのですが、これもなかなか難アリで、
別の種類のオダマキが近くにあると、とにかく交雑しやすい!
いつのまにか育った苗からあいのこの花が咲き、びっくりさせられます。
面白いといえば面白いのですが、私は原種を保全栽培したい方なので、
種をとる場合は早起きしてその朝開く花を自家受粉させ、
袋がけして交雑を防ぎます。ふう〜っ・・・これまた大変。

それでもこの赤色はやっぱり絶えさせたくないですから、
今年も袋がけで種を確保するとしましょう。

●カナダオダマキは種子からの実生繁殖で同じ花姿になりますが、日本の
 ミヤマオダマキは実生を繰り返す度に株が大型化し、園芸種の「オダマ
 キ」になってしまうようです。コンパクトな株を維持するためには、株
 分けをするか自生地の高山に等しい環境で実生する(無理じゃん!!)
 しかないようです。

Kanadaodamaki

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