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食欲の花盗人

昨日につづいてサンショウバラの写真です。
サンショウバラは昆虫に大変人気の植物のようで、
株をよく見ると上から下まで、実に色々な虫が見つかります。
特に花が咲くこの時期は、花の花粉や蜜を目当てにやって来る昆虫と
それを目当てにやって来る小さな捕食者たちが多く見られました。

花粉や蜜に集まるものとしては、
昨日紹介したマルハナバチをはじめとする
多くの種類のハチ、アブ、ハエなどの他に、
ハムシ類、カミキリモドキ、ハナムグリなどの甲虫の仲間。
捕食者で目につくものはクモ類、カナヘビ、アマガエル、ゲジ(夜間)
などなど・・・一本の低木で、食う食われるの世界が展開します。

捕食者で多いのは何といってもクモで、
ハナグモ、カニグモ、ハエトリグモ、ワシグモ、クサグモ、フクログモ、
ヒメグモ、ヤマシロオニグモなどのコガネグモの仲間など、
樹高1メートルほどの小さな一本にいるわいるわ・・・
それに見合うだけの昆虫が訪れるということなんでしょうね。

同じ花目当てでも、写真の幼虫はちょっと意味が違っていて
花粉とか蜜とかという話ではなく、花そのものが御馳走なようです。
蕾のうちからバリバリと丸かじりしたもんだから
花が開いてもご覧のありさま。
そして今度はおしべが美味しくて仕方がないようです。

これはおそらくヨトウガの仲間幼虫(ヨトウムシ)だと思いますが、
この虫は決まった食草が無いといってもいいくらい色々な植物につきます。
体色も黄緑から褐色系まで様々ですが、
食べる植物の色素が体色に影響しているようです。
写真の幼虫は基本的に緑色ですが、雄しべに似た黄色味が感じられます。
それにしてもすっごい食欲!
見る間に雄しべを半分以上たいらげてしまいました。
本来ヨトウムシは夜行性が強いのですが、
花グルメでは昼間も寝てられません。

でも、たいがいにしておかないとね・・・
鳥から見たら、丸々太った君の方がよっぽど御馳走に見えるよ。

Sanshobarayotou


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