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ゲンゴロウの幼虫2種

昨日の書き出しで「梅雨寒」を使ったのは失敗でした。
今日こそまさに梅雨寒。最低気温13.5℃!最高気温も16.5℃でした。

さて、今日の写真はあまりお好きでない方には申し訳ない類いのものです。
これ、ゲンゴロウの幼虫。以前マルガタゲンゴロウの幼虫を掲載しましたが、
今回はシマゲンゴロウ(左上)とコシマゲンゴロウ(右下)
2枚の写真を重ねてありますが、実物の大きさ比率を合わせて合成したものです。
どちらもちょっとした郊外でならまだ見ることができる
いわゆる「田んぼのゲンゴロウ」ですが、シマゲンゴロウの方は
このところ減少著しく、あまりお目にかかれなくなりました。

写真はどちらも3令幼虫、この次の脱皮ではついに蛹となる最後の幼虫期です。
シマゲンゴロウの方が、成虫も幼虫もふた周りほど大きいのですが、
1令、2令の幼虫を比べると、大きさ以外はよく似ていて、
見分けが難しいのですが、3令ではシマゲンゴロウの方は背面の中心を貫通する
白っぽいストライプが明瞭に現れるので識別できます。

また、コシマゲンゴロウの方は1令から3令までを通して
腹端をサソリのように上に反り返らせるクセがあるので、
ここに注意すると見分けることが出来ます。
写真でもぐっと上に向けている様子がわかりますか?
まっすぐにしていると、シマゲンゴロウの幼虫とほぼ同じ体型になります。

どちらも牙状のアゴがおっかないですね。
これで獲物をガッシリとくわえこんで、注射器の機能を持つアゴから
消化液を獲物の体内に注入して、体外消化して再吸収します。
シマゲンゴロウの方が体長34ミリありました。
どちらももう間もなく上陸し、
土の表面にドーム状の部屋をこしらえて中で蛹になります。
羽化して出て来る成虫は幼虫とは似ても似つかない丸くてすべっこい形と
愛嬌たっぷりの丸い複眼をもつ甲虫。
機会があったら、成虫も2種まとめて紹介してみましょう。

●先日紹介したマルガタゲンゴロウが成虫になり始めました。
 新車の様にピカピカの成虫がドームを開封して出て来る様子は
 何度見ても感動します!好きなんですよね〜

Shimakoshima3rei

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