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ダブルガード -アリグモ-

梅雨寒ですねえ。夕方前からにわかに陽が射してきましたが
空気が冷たいまま。最低気温は夜に出ました。(12℃)

さて、この時期は多くのクモが産卵のシーズンを迎えていますが、
今日紹介するのは個性的な?風貌のハエトリグモの一種、アリグモ。
その名の通り黒いスリムな体つきで、大きさもそして動きもアリにそっくり!

アリは昆虫だから脚が6本、
アリグモは8本なのですぐに分かりそうなものですが
アリグモは一番前の2本を常に振り上げ、
アリの触覚よろしくクリクリと動かしています。
こうなると残りの脚は8-2=6本なので、案外それらしく見えます。

しかし写真のアングルだと、アリらしいところが角度的に見えませんし、
ハエトリグモ特有の大きな丸いレンズアイが目立つので
やっぱりクモだね。という感じになります。
それに、メスは形もアリに徹していますが、オスはアゴが太く巨大で
折り畳んだ状態でも前に突き出してやたら目立ちます。
写真中央付近でこっちを見ているのがオス、
ね、大きすぎるアゴがなんともアンバランスでしょ。

メスも奥にいますがわかりますか?
バックの糸で作ったドームの中にぼやっとアリが一匹いるように見える・・・
あっちがメス。今自分で産んだ卵嚢を守って巣ごもりしているんです。
オスはその育児ドームの外で見張りをしながらメスと卵をまもります。

メスが巣ごもりしながら卵嚢を守るクモは案外たくさんいますが
オスも参加するのは珍しいと思います。
おそらく初期の段階だけだと思いますが、私が観察しているこのペアは
こういう体制で既に4日目です。

ハエトリグモは求愛時、交接時や交接後に
共食いが起こることは殆どないようです。
種により様々な求愛のダンスやポーズも見られ、
やはり行動的に発達したクモなのかなあ・・・と感じます。
面白いですね。

Arigumopr

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