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腹巻きとんぼ

梅雨寒でしたねー。
雨は行って来も落ちて来ませんでしたが、風が冷たかった!

こういう日は生き物たちも不活発ですが、トンボの羽化は見られました。
ショウジョウトンボもまだ羽化する個体が見られますが、
このところ連日羽化しているのがオオシオカラトンボ。
2〜3日前からは、今日の写真のとんぼ、コシアキトンボも加わりました。

コシアキトンボは黒い体に腹巻きを巻いたようなオビが特徴、
写真の個体は今朝羽化したばかりなので腹巻きが黄色ですが、
日にちが経って成熟が進むとオスの腹巻きは白くなります。
ちなみにメスは成熟しても黄色のままです。
名前の由来は「腰空き蜻蛉」腹巻きの部分を「空いている」と見立てた命名です。
以前に一度だけ「腰明蜻蛉」という説を聞いたことがありますが、
これも腰の部分だけ明るい色なのが分かりやすくてなるほどと思いました。

コシアキトンボは都市部の大きな公園などでも見られる割合身近なトンボですが、
逆に自然度が高くても水田などの浅い水域では殆ど見かけません。
濁っていても水質が少々悪くても、ある程度深い池が好きなようです。

さくら上池でも毎年発生していますが、
今まで案外写真を撮る機会がありませんでした。
なので曇天の色合いになってしまいましたが、この際記録として撮影しました。
ちょうど体が固まって来て、翅を細かく震わせ始めたところです。
晴れていると活発に飛び回り、
ショウジョウトンボや時にはクロスジギンヤンマまでも追い払おうとします。
なかなか縄張り意識が強いトンボのようですね。

子供の頃、近くの公園のボート池に沢山いたのですが、
その頃は間違えて「腰巻き蜻蛉」と呼んでいました。
このエピソードを子供たちに話しても、
腰巻きを知らない世代ではピンときませんよね。
コシアキトンボは今でも普通種ですが、腰巻きやふんどしは
すっかり絶滅危惧種になってしまいました。

Koshiakitonbo


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