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ガレの隠れた名作?

薄暗い夕暮れの温室で鉢に水やりをしていてそれを発見した時は、
本当に光っているのかと思いました。
よく見るとレモン色のそれはそれは美しいキノコでした。
傘の表面は洋菓子の様な質感で、周縁には裏面のひだと同じ向きに
幾条もの筋模様が繊細に刻まれています。
柄はすらりと伸びていて、途中に小さなつばのアクセント。
可愛らしいけどスマートな印象、丁度ランプシェードのようです。

キノコのランプシェードといえばやはり思い出すのは巨匠ガレ。
自然物をモチーフにした彼の作品は、どれも魅力的ですね。
このキノコもそんなアール・デコの逸品のようです。

キノコの種類はコガネキヌカラカサタケ、ハラタケ科の一種で、
林内や庭園の地上の他、温室内の鉢の表土にも出ると書いてあります。
なるほど、温室内と特記してあるくだりには、とても説得力があります。
実際に生えていたのは温室で管理していた原種アンスリュームの鉢、
まさに株の足元を照らすランプのようでした。

しかし、この鉢に水を掛ける前に気が付いて良かった!
もう少しで、ホースの水圧でこの芸術品を壊してしまうところでした。

Koganekinukarakasatake

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