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定番トンボ -アオモンイトトンボ-

初夏から夏にかけての水辺には、繊細な姿のイトトンボがよく見られますが、
どれもみな糸という表現が似合う超スリムなスタイルです。
飛び方もそろ〜っと移動する感じで、普通のトンボが飛行機なら
イトトンボの仲間はヘリコプターといったところ。

写真のイトトンボはアオモンイトトンボ。
とてもよく似たアジアイトトンボとともに、
ビオトープには定番のイトトンボです。
両種ともオスは黄緑の胸と水色の尾端が特徴です。
アオモンの方が、気持ち大きくて
尾端の水色の部分に入る黒紋が短く太く切れていて
腰の上側に入る黒紋が青味を帯びているものが多いようです。
メスは両種ともよく似ていて、私は判別の自信がありません。

しかし、写真の様な交尾姿勢で見つけると、
オスを見分ければよいので悩まなくて済みますね。写真では上側がオスです。
この交尾姿勢はイトトンボの仲間に広く見られ、
交尾時間が長いため、多くいる場所ではいい確率で見かけることが出来ます。
2匹がアクロバティックに繋がって、ハートを形作るあたり、洒落てますね。

体の小さなアオモンイトトンボは卵も幼虫(ヤゴ)もとても小さいため、
幼虫時代のエサも小さくてすみます。
主にミジンコの仲間、大きくてもせいぜいボウフラや
小型のユスリカの幼虫(アカムシ)を食べて充分に育つことが可能なため
都会の屋上緑地の小さな水域や
ベランダビオトープに姿を見せることも珍しくありません。

以前に書いたチョウのヤマトシジミ同様、
天敵が多く食物連鎖の中では弱い方に位置しますが、
コンパクトな暮らし方で小さな隙間にしたたかに入り込む、
生き方の強者です。

Aomonitotonbokoubi


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