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ブッドレア効果

我が家の玄関の一角には、何となく訪花性昆虫を呼ぶ様な植物を植え込んだ
バタフライ・ガーデンが設けてあります。
ここはいわゆるビオトープ・ゾーンとは区別した部分なので、
洋種山野草や球根植物など、この地の植生とは関係ない園芸植物が殆どです。
春先は球根植物や小振りな山野草で賑わいますが、
この時期は夏の低木の花やハーブ類が勢い良く茂っています。

このエリアで先週あたりからブッドレアの花が咲き始めました。
この植物は豊富な蜜と強い匂いでチョウを呼ぶため、
「バタフライ・ブッシュ」と呼ばれています。
実際その効果は相当なもので、気温が高めで天気がそこそこ良ければ
多くの種類のチョウがわんさか集まって来ます。
写真の花は白ですが、色は他にもピンク、赤紫、藤色、濃紫など様々・・・
奥の方に見える濃紫は花が一番早く咲く「ブラックナイト」という品種。
どの色にもチョウは集まりますが、種類によっては好みが多少見られ、
例えばクロアゲハが訪れるのは殆ど「ブラックナイト」で、
白やピンクには来ないようです。逆にナミアゲハは白の方が多く見られ、
「ブラックナイト」にも来ますがぽちぽち程度、
ヒョウモンチョウやセセリチョウの仲間はどちらにも沢山来ます。

写真に写っているのはナミアゲハ(3匹)とメスグロヒョウモンのメス(右奥)。
他にも沢山いるのですが、アングルの関係で入りませんでした。

これらのブッドレアはみなブッドレアダビディー(Buddleja davidii)の品種で、
選別や交配の結果生まれた色のバラエティーだと言われています。
ブッドレアはフジウツギ科の半落葉低木で、
日本の山地にも同じ仲間のフジウツギがあります。
確か南米にはオレンジ色の花が玉状に咲くブッドレアもあったと思いますが、
どうも種名が思い出せません。
その種とダビディーの交配で作られた品種もあったはず・・・

ブッドレアは大変強い性質で、暑さ寒さに強く、
やせた土でもそこそこ育ってくれます。
挿し木をするとうそみたいに簡単に着きますし、実生もします。
育てやすさは言うことないのですが、唯一の欠点は強すぎること。
地植えにして数年放っておくとたった1本でもぼうぼうになります。
「ああ、バタフライブッシュのブッシュとは、こういうことか。」と妙に納得。
でも、強剪定にも強いですから、困ったらばっさりカットしてしまうと
またいずれテキトーに形になります。

ここまで基本性質がわかった所で、お宅にも1本どうです?
プランターや鉢植えでもよく出来るので、ベランダでもOKですよ!
咲いた花に蝶がやって来るのは、やはり楽しいものです。

Buddleja

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