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素早い羽化 -オオムラサキ-

天気予報では連日、大気が不安定で一時的に雨が・・・
てなことを言っているのですが、
確かに不安定な感じですがいっこうに雫は落ちて来ません。
結局、今週も7日の月曜日の未明にドバーッと来ただけです。
ほとんど曇り空だったので梅雨らしい気がしますが、案外降っていないのです。

さてそんな中、飼育している国蝶オオムラサキが羽化のピークです。
オスが出始めてから早二週間、ようやくメスも羽化し始めました。
写真の個体はメス。お昼に見た時には蛹の内側に翅の模様や胴体の輪郭が
蛹の輪郭の内側に透けて見え、間もなく羽化が始まることを告げていました。

今まで羽化の行程を見逃していたので、
今回は何とか観察してやろうと撮影の準備がてらカメラの撮影済みデータを
パソコンに保存し始めたのが1時50分。
さあてそろそろいいかなと蛹の前に撮影セットを下ろしたのが2時25分頃。
何とその時には既にご覧の状態になっていました。
「エッ?40分も経ってないじゃん!!」

あまりの早業にただただ驚きました。
私が目を離した直後に羽化が始まったのだとしても、35分しか経過していない!
それなのにもう翅はほぼ伸びきっています。見事にやられました。

それにしてもメスは大きいですね。翅は勿論ですが、
脚や胴体のしっかりしていること!
オオムラサキは風に乗った時だけでなく、
羽ばたきで樹間を縫うように飛ぶ早さもピカイチですが
しっかりとした胸部には、その逞しい飛翔力を裏付ける筋肉が備わっていそうです。

ハネを広げた瞬間に気付いたのですが、
メスの翅にも、見る角度によって地色が茶色ではなく、
弱い紫の光沢が見える瞬間があるのですね。
仲間のコムラサキの紫色の見え方に似ていました。

お尻の先端に雫が見えるでしょう。
蝶は必ず羽化の際に、不要な老廃物を雫にして捨てます。
この個体では、はじめ赤茶色っぽい雫でしたが、やがて透明なものになりました。
もう少しすると後方に寝かせた触角をピンと立て、
羽ばたきの練習も始まります。

Oomurasakimesuuka

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