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ささやかな稔り

今日も不安定な空模様、雷からお天気雨まで盛り合わせの豪華版でした。
夕方以降の方が蒸し暑く、23時15分時点で26.5度。
これは熱帯夜になるかな〜?

庭の一角にプラスチックのトロ舟を埋め込んで、
本当にささやかな、ミニミニ田んぼをやっています。
田植えがとても遅かったので、今頃になってようやく満開。
目立たない花ですが、あらためてよく見ると飛び出した多数の雄しべが
案外賑やかにぶら下がっています。

このひと花ひと花が受粉してお米の一粒一粒になるのですから
なんだか有り難く思えます。
イネ科の植物は身近なところに沢山生えていますが、
その多くが「雑草」と呼ばれる類いのものですね。
それらの種子と比べると、イネや麦は
種子の大きさが半端でないのだとつくづく実感します。
太古から人間に選ばれた特別な草なのですものね。

穂の先端の二粒には、針の様に突き出た長い芒(のぎ)が目立ちます。
麦の場合、この芒がトレードマークですが、イネではあまり芒の印象は
強く無い様な気がします。
特に品種改良が進んだ現代のイネの品種では、芒はほぼ消失するか
あっても短めのようです。
以前八重山で見た原種に近いイネには長くて立派な芒が沢山ありました。
五円玉の稲穂を見ると、やはり短めですがまあまあ密に付いています。
五円玉のモデルのイネは、少し古い品種なのでしょうか?

ささやかなイネの花穂は、秋にささやかな稔りになるはずです。
庭のイネはもちろん食用に作っている訳ではありません。
宿根草の霜よけに使う、稲藁をとるのです。
コンバインで一気に刈り取りから袋詰めまで行う現代の稲作では
稲藁は本当に手に入りにくくなりましたので・・・

実った米は翌年の種籾を残し、スズメにあげます。
日の長い間、ずっと植物に付く虫が増えすぎない様に
食べてくれた勤労への、ささやかなお礼です。

Inehana

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