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イン・ジオラマワールド

ついに行って来ましたよ、ディズニーシー。
ディズニーランドの方は、学生時代に植栽の授業の
見学実習で一度足を踏み入れているのですが(できたばっかの頃)
ディズニーシーの方は初めてです。

凄いですね。一言でいうとよくぞ作った!
ディズニーランドの方は記憶が古いので不確かなのですが、
あちらに比べるとかなり立体的なランドスケープで、
ダイナミックな修景処理がされていますね。とても勉強になりました。
どのエリアも実際の敷地面積以上の修景効果が随所に見られ、驚きました。

(別に悪い意味ではなく)ぜーんぶ作り物なのですが、
明らかに他の遊園地より上手に表現されています。(比べちゃいかん?)
建築物や乗り物、ファニチャーについては当然なのですが、
地底探検のスタンバイエリア(要は長蛇の列が収まる場所)は
鍾乳洞の内部を演出している壁面が実に良く出来ていました。
質感や色彩はもとより、鍾乳石(カルシウム質)の流れや融解が
とても理科的で説得力がありました。
ありゃあその道のプロの考証がしっかり反映されたものだと思います。
そういうところに手を抜いていないので、結果素晴らしいのでしょうね。
それをそういう風に維持する努力も同時にある訳ですから、大変。

知りたいと思ったのが膨大な量の水の循環・濾過系システムのしくみです。
水辺の様子を見た限りではあれだけのシーサイドに位置しながら、
潮位変動の影響が全く見られません。
独立した淡水の水系なのだと思いますが、見た目の水質は非常に良好。
これを維持するのにどれだけのコストが掛かっているのだろうかと
いろいろ想像してしまいました。
写真はミステリアスアイランドの一角。
水は青く澄んで、岩もよく出来ているし、奥の小さな岩で遠近感も出て
ダイナミックな修景が現場を実際以上に大きく見せています。

植栽は雰囲気重視の自然とはほど遠いものですが、
とても上手だなあと感じました。と同時に、
「ここ(浦安)では、こんなものが露地に植栽できるんだ!」と
驚く様な熱帯性の植物もあり、まさか冬季には植栽の変更工事を
しているとも思えないので、見識が改まりました。
温暖化って、ディズニーシーには追い風なのかも・・・(笑)

生き物もちゃんと見ましたよ。数種類のセミが鳴いていましたが、
午前中の主役はやはりというべきか、何とというべきか、クマゼミ!
子供にもようやく、声だけでなく姿も見せることが出来ました。
何種類かのサトイモ科には、アオドウガネがくっ付いて葉を齧っていました。
カルガモ君もぷかぷか浮いていましたね。
気になったのはスズメ。あそこのスズメ、ちょっと違いません?
詳しくないのでよくわからないのですが、
何だかヨーロッパイエスズメみたいなのが沢山いた様な気が・・・
詳しい方がいらしたら教えてください。

山も岩も溶岩も作り物ですが、よく出来ていました。
リアルに表現するということは、
文化的・科学的に誠実な表現をするということなのですね。
もちろんそれらはぎゅっとまとめた中で
ごちゃまぜのめちゃくちゃに詰め込んだ部分もありますが、
まとめの演出が自然に楽しく見せてくれています。

本来の楽しみ方もしたのですが、風景や自然に関しては
少し仕事の目線でも楽しませてもらいました。
充分、勉強になりました。ただ・・・やっぱ人が多過ぎだったなぁ。

Disney_sea0808

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