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枝垂れて咲くもいとをかし -ヤマハギ-

ハギという字は草冠に秋、実際は8月のうちから咲いているのですが、
花期が長いのでまだまだ楽しめる、象徴的な秋の花ですね。

萩の花 尾花 葛花 瞿麦の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花
あまりにも有名な山上憶良の歌ですが、
この秋の七草でもハギは最初に登場しています。
細かく突っ込むと萩はマメ科木本なので、正確には「草」ではありません。
しかし、草むらに生えているハギを見ても
「あ、木が混じっている」なんて風には見えませんから、
文学的には草として扱ってもさほど違和感の無い低木です。

我が家の庭にもあちこちにヤマハギが生えていて、
環境条件や管理の仕方でだいぶ異なる樹形をしています。
写真の株は太い幹の途中をずばっと切ったところから
複数の脇枝が伸びたタイプで、先を詰めないでおくと
そのままひゅーんと弓なりに伸びて、先端が枝垂れた状態で開花します。

個人的にはこの枝垂れ具合に風情を感じているため、
この株は毎年こんな風に咲かせています。
しかし今年は思ったより思いっきり垂れてしまい、
ハギというより、同じマメ科のコマツナギみたいに見えてしまいます。

この時期はもうだいぶ太陽の角度が低くなっているため、
タイミングを量るとこんな風な逆光撮影が容易くなりますね。
少し弱々しくなった日射しが花の薄紅を一層情緒的に見せるようです。

もうちょっと枝を整理したいなあ、とも思うのですが
結構な数のキチョウの幼虫がついているので、
彼等がハギを離れて蛹になるまで待つ事にしました。
少しぼうぼうな感じも、またこの花の風情なのかも知れません。

Yamahagi

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