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どこが狐?なんで孫? -キツネノマゴ-

さくら上池の南側に、ごく小さな菜園コーナーを設けてあって、
いつも植えてあるのが苺、2品種あります。
(ヒヨドリとの争奪戦に連敗中なので、あまり収穫できていませんが)
その他に、季節によって菜の花やシソ、ジャガイモ、オクラなど
気が向くままに植えられる範囲のものを作っています。

当地の土は赤味が強い酸性のロームで、栄養分にも乏しいので、
そのままではほとんどの作物がまともに育ちません。
程よい酸性の中和と、施肥が欠かせないものとなります。
これをきちんとやると作物はできますが、当然「雑草」とよばれる
いくつかの野草がここぞとばかりに繁茂してきます。

この時期は写真の花、キツネノマゴが元気に花を咲かせます。
とても小さい花ですが、よく見るとなかなか可愛らしい・・・
印象としては、「狐の孫」と言われて
さほど違和感を覚えることもありませんが、しかし具体的にはどこが狐か、
いろいろな文献を見てもどうやら、「定かではない・・」ようですね。
それでもあえて書かれている解説には
●花穂の形状を、狐の尾に見立てた命名
●花の形を狐の「顔」あるいは「耳」に見立てたもの
の2つがありましたが、これだと個人的には「尾」かな。
孫の方は、小さい、あるいは可愛らしいということを
表したと解釈するのが自然でしょうか。

このように由来が定かではない和名ですが、
沖縄地方に生えるこの花の亜種には
「 キツネノヒマゴ」なあんて、シリーズ化された命名がありました。
面白いですね。

キツネノマゴはキツネノマゴ科、ゴマノハグサ科に近い一群です。
キツネノマゴ科の繁栄の中心は熱帯域で、
実は温室園芸植物の中には、お馴染みの種類が多く含まれます。
例えば、コエビソウ(=ベロペロネ)、パキスタキス、クロッサンドラ
などなど・・・名前ではピンと来ないかもしれませんが、
多くの方が、「あぁ、見たことある!」というものだと思います。
最近だとイングリッシュガーデンでよく植えられる
アカンサス(葉アザミ)なども、かなり大きいですがキツネノマゴ科です。

日本のキツネノマゴは小さな花ですが、花の形や模様など、
ちょっと熱帯植物風に見えない事もないですね。
我が家の温室にも、ランの苗に紛れて入り込んだと思われる
謎のキツネノマゴ科が時折花を咲かせます。
そちらは今度機会があったら掲載してみましょう。

Kitsunenomago

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