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ナンバー52 -ナガサキアゲハ-

暑くも寒くもない平均的な曇りの一日でしたが
せっかく落ち着いた3連休の最後でしたから、夕涼みをしながら
できればきれいなお月様を仰ぎたかったです。

生き物の話題もいろいろ拾った一日でしたが、
一番のニュースは写真のチョウの確認。庭の52種目のチョウとして
ナガサキアゲハがついに現れました。
ついに・・・というのは、
一昨年あたりからいつ現れてもおかしくない状態だったので、
気持ちのどこかで待ち構えていた、ということです。

ナガサキアゲハは、以前に紹介したツマグロヒョウモンと同様、
温暖化に伴い分布を広げてきた北上蝶です。
牛久市ではすでに昨年、近所の「牛久自然観察の森」で確認されており、
私自身も一昨年お隣のつくば市で、
昨年は筑波山麓と牛久市南の住宅街で見ていましたから、
登場も時間の問題だとは思っていました。

かなりぼろぼろの個体ですが、それでも立派な貫禄でした。
写真はとにかく証拠の記録!と、あわてて押さえたものなので、
ひどいクオリティですがお許しください。
それにしても大きく、優雅なアゲハチョウです。
ナガサキアゲハはメスとオスで羽の色や模様が大きく異なります。
写真のものはメス。オスはネイビーブルーをわずかに散らした黒で
目立つ模様が全くありません。メスの方が豪華に見えるチョウですね。
また、基本的にオスメス共、
アゲハらしい尾状突起(スワローテイル)を持ちません。
どこか南洋の雰囲気を持ったチョウですが、やはり熱帯アジア圏に
広く分布していて、もともと日本の紀伊半島南部、
中国地方と九州が北限でした。
それがこの10年ほどの間に愛知で、鎌倉で、埼玉でと確認記録が北上し、
今はどこまで達しているのでしょう。

もっともこのチョウが好む食樹は、
ミカン科の中でも栽培種に偏っているため、温度の問題がクリアしても
庭先や畑など、ミカン類が露地で栽培されている範囲が自ずと
分布の限界になるはずです。

今、庭を見渡すと一番多く目立つチョウはツマグロヒョウモン、
ここにナガサキアゲハも加わると、これはまさに私が32年前
九州の佐賀で初めて目にしたチョウの世界になります。
懐かしさもありますが、本当にこれでいいのかと非常に複雑な気分です。

●ブログに掲載しませんでしたが、8月中に今まで未確認だったモンキ
 アゲハが頻繁に庭を訪れ、これが51種目のチョウ。ナガサキアゲハは
 それに続く52種目のチョウです。

Nagasakiagehashokop

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コメント

こんばんは〜

突然ですが、掲示板作ってみました。
よろしかったら、景気づけに何か投稿してください。

暇もないのに、また余計な事始めちゃいました。
でも、誰からも投稿がなくて消えてしまうかも…

試しに一枚投稿してありますので、覗いてみてください。

アドレスはこちらです
http://ibatan.bbs.coocan.jp/?m=listtop


追伸/私はハードな毎日を送っています。そちらはいかがでしょうか?

投稿: mushizuki | 2008年9月16日 (火) 01時49分

mushizukiさん、掲示板開設おめでとうございます。
さっそくしょーもないコメントを入れておきました。
あれじゃ景気も付かんだろーな(笑)
写真はね、つけときませんでした。画像が無いと入りにくい掲示板では
それだけでハードルになってしまうかもしれないので・・・
私はとりあえず今のところはコメントで参加してみますね。
今後ともヨロシクです。

投稿: ぐりお | 2008年9月16日 (火) 10時42分

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