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ガラスのゲンゴロウ

Marukouka1_4

気圧配置が西高東低の冬型だそうで・・・
朝から湿った南西の風がピュ〜ッと吹いていましたが、
日中は一旦ムシムシして、夕方からは雨が降り出して冷えて来ました。
北日本は一層冷え込んで10℃を下回りそうとのこと。
お互い体長管理に注意しましょうね。

さて、19日に「羽化は25日あたり」と予想した
マルコガタノゲンゴロウが、本日未明に羽化しました。
予想より半日遅れました。残念ながら脱皮の行程は見逃してしまいましたが
朝一番で覗くと、そこには透き通ったガラスのゲンゴロウが!!
磨りガラスのような鞘翅は本当に美しかったです。

この段階ではまだ頭を下に折り曲げた蛹と同じポーズでしたが、
ここから1持間ほど経過すると
顔を上げて見慣れたゲンゴロウのプロポーションになりました。
最初にしっかりして来るのは脚まわりのようですね。
やはり体を固定したり、向きを微調整するのに
動かす必要があるからでしょうね。

それから、カウリングの様に滑らかに伸びた翅が、体の下半分(本体)
とは関係なく、まず完成されたフォルムを形成しています。
以前に書いた様に、ここは気密性、耐圧性を保持する要の部分、
他の甲虫たちとは重要度がまるで違う超精密な部分です。
とても丁寧に、且つ速やかに
伸ばし、膨らませ、合わせている様子がうかがえます。

お腹の形成は比較的後回しで、翅のフォルムにぴったり合わせる様に
後付けで調整している感じ。(実際はそういう訳ではないのでしょうが)

飛ぶための後翅は最初は伸ばして突き出していますが、
途中で脚を使って体を浮かせ、
傷まない様に丁寧に鞘翅の下にたたんで格納しました。
本人はもちろん大変ですが、見ているこっちも非常に緊張しました。
正直、今日は仕事が手に付かなかった〜(笑)
でも、素晴らしいものを見せてもらいました。
できればもう一度、今度は最初から見たいなあ・・・

Marukouka25_2

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コメント

こんばんは〜。ご無沙汰しております。

お、お〜っ、これはすごい写真じゃないですか! 私、初めて見ました。半透明なゲンゴロウ。昆虫って不思議ですね〜、すごいですね〜。かわいらしいアクセサリーのようです。

すごいリスクを冒してまで、別のものに変身するって、何か特別な意味があるような気がします。まるで人生が2回あるような感じ。ただし、自分で選べないのは不条理ですが…それも自然の摂理なんでしょうねぇ。

いや〜、今日はいいもの見せていただきました。

投稿: mushizuki | 2008年9月28日 (日) 01時53分

mushizukiさん、いらっしゃいまし〜!
羽化ってのは、すごくスピリチアルなものを感じますよね。
おっしゃる様に、変態とはいうものの
生まれ変わるというイメージを強く受けます。
美しいし、ダイナミックだし、
何度見ても飽きない、素晴らしいシーンですね。
特に今回のゲンゴロウは、普通なら土の中での出来事なので、
秘密のベールをそっとめくる貴重な機会でした。

子供が夏休みの自由研究で蛹をテーマにしたもので、
親子でいろいろな昆虫の変態に触れた夏でした。
私自身もけっこう勉強になりましたよ。

ところで先日はご連絡有り難うございました。
近日中に一度お会いできる様、今調整中です。
調整が付き次第ご連絡します。(以上私信でした)

投稿: ぐりお | 2008年9月28日 (日) 11時15分

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