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悪おやじ -アオメアブ-

今日は晴れて暑くなりましたが、夏のそれとはちがい、
随分過ごしやすく感じました。
朝なんか、少し肌寒く感じました。最低気温は20.5℃。
20℃を割り込むのは何日先のことでしょう。

さて、ミニ菜園とバタフライガーデンの間には
草はら風の野草花壇があるのですが、そこで面白い虫を見つけました。
アオメアブです。アブというと人を刺すというイメージが強いですが、
実際にアブと呼ばれる仲間で人を刺すのは僅か数種類です。

花に来たり、腐敗物や樹液に来るもの、
人以外の動物の血を吸うものなどもいますが、
写真のアオメアブやシオヤアブ、ムシヒキアブなどは
飛び回って昆虫を捕らえます。まるでトンボみたいでしょ。
じつは体の構造もトンボと共通する部分が目立ちます。例えば、
まず目につくのが名前の由来にもなっている丸く大きな緑色の複眼。
視野もトンボ同様、死角が少なくワイドに出来ています。
角度によって赤っぽく見えるところがスポーツサングラスっぽいですね。

それからこんもりと盛り上がった胸部背面、
飛行術に長けている彼等の秘密はここに仕込まれた強力な筋肉です。
これはトンボ以上に発達している様に見えますね。
それもそのはず、彼等双翅目は字のごとく2枚翅。
翅の面積も小さいので、風をとらえるのではなく、
ひたすら羽ばたきのストロークでカバーしているのです。

そしてがっしりと大きな脚、これもトンボによく似ています。
彼等がこの脚を使って捕らえる獲物は想像以上に大物揃いで、
赤とんぼの仲間やシオカラトンボなど自分より大きなトンボの他、
セミ、コガネムシ、バッタなど実に多彩です。
驚いたのはキイロスズメバチを捕らえているのを見た時です。
「虻蜂取らず」って、嘘ですよ!

こんな具合に、ハンターとしては優れていてかっこいいのですが、
その顔をよく見るとなかなかユーモラス。
鼻の下にもじゃもじゃ髭を生やし、
細く突き出た口吻はくわえ煙草に見えます。
チョイ悪おやじと言いたいところですが、実際やってる事が怖いから、
「チョイ」はとってしまいましょう。
でも、どこか憎めない・・・
あ、この顔、アフロヘアーがすっごく似合うかも!

Aomeabu

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