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産卵ピーク -ツマグロヒョウモン-

9月に入って、気温こそ一時期ほど高くはなくなったものの
今日もまたムシムシ感がなかなか消えません。

そんな中、ブッドレアを独占するかのように活発なチョウがいます。
7月22日にオスを掲載したチョウ、ツマグロヒョウモンです。
今回はメスの写真、少しボロッとした個体ですが
容易に近寄らせてくれました。
ただ今産卵の合間の休憩時間のみたいです。

前回掲載した写真と見比べると一目瞭然ですが、
このチョウの名前もメスグロヒョウモンと同様、
メスを見ないとまったくピンと来ません。
前翅のとんがりが左右に突き出したヒョウモンチョウらしからぬ翅形は、
体内に毒性を持ち、鳥などの天敵に嫌われている
マダラチョウ科のカバマダラに擬態したものと言われています。
じっくり見るとそれほど似ている訳ではないのですが、
ひらひらと舞っているところを見ると、なるほど、よく似ています。

じつは私、過去にこの擬態に騙された経験があります。
転勤族の息子だった私は当然の成り行きで転校族。
東北地方の各地と東京を行ったり来たりの小学校生活でしたが、
中学2年の時、初めて全く違う方面、九州の佐賀に引っ越しました。
当時から昆虫は大好きでしたが、興味の中心は甲虫で、
チョウは何となく知っている程度。
そう、ちょうど亜熱帯にすむカバマダラは知っていたけれど、
似たヤツが多くて面倒なヒョウモンの仲間は知らない・・・という程度です。

そんな私が佐賀に行っていきなり出会ったのがツマグロヒョウモン。
もう完全にカバマダラだと思って、
「すごさねぇ〜!さっすが九州ばい!!」てな感じ。
自分が来たのはとんでもない南方だという
間違った実感で満たされてしまいました。
その後初めて迎えた冬、積雪の中、吹きすさぶ天山下ろしに
「なんね、東京より寒かじゃなかね。」と認識が改まりました(笑)

さくら上池はツマグロヒョウモンの食草、スミレ類が多く生えています。
産卵がピークを迎えるこの時期、
食草スミレと蜜源ブッドレアが揃っているためか、
多くの個体が結果的に毎日居着いている格好です。
元々この地にいなかった北上蝶、
どうやら人間の活動による温暖化が原因らしいとはいえ
自分の力で分布を広げ、やって来た種なので、
あえて駆除する対象とは考えていません。
関東の気候が本来の形に戻れば、自然と消えてゆくでしょうから・・・

Tsumagurohyomonmesu

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