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たんぽぽツリー -ヤクシソウ-

庭のあちこちに黄色い小花が咲き乱れています。
一輪一輪はタンポポのような花ですが、
すくっと立った幹のような茎から左右に枝状に分岐し、
その先端や分岐点からまとまった輪数の花を咲かせているので
全体を見るとツリー状にも見えます。

タンポポと同じキク科の野草、ヤクシソウです。
秋の里山を歩いていると見かける草ですが、
牛久では滅多に見られなくなってしまいました。

田畑の畦や林の中ではなく、この草が一番多く見られるのは
林の縁を通っている小径の道ばたです。
近年こういうところはセイタカアワダチソウの侵略を受けているため
ヤクシソウのような草が減ってしまったのかもしれません。

特に気にしなければ自然と見過ごしてしまうような花ですが
一度気になるとこの花のたわわな黄色は目に飛び込んできます。
我が家でも多くの株は庭の通路に接して生えていますが、
道を飾る様に咲く姿は嬉しい賑やかさです。

ヤクシソウは、文献によって多年草とされることがありますが、
一年草・二年草と記載されていることもあります。
我が家での観察では、一度開花した株は、翌春に芽を出す事はない様です。
しかし、夏の間に上部を刈ってしまうと、秋に花が咲かず
翌春根元から何本もの芽を伸ばし、
秋には大株になって沢山の花と咲かせます。
また、種子からの発芽が秋の場合は苗で越冬し、翌年の秋に咲きますが、
春に発芽したものは、成長が早いと
その年の秋には小さめの開花株にまで成長します。

要は、基本的には一・二年草なのですが、何らかのアクシデントで
開花できなかった場合には、地下部で越冬することもある、という
臨機応変な性質を持っている様です。

悪く言うとタンポポを粗末にしたような花ですが、
小花が数輪まとまって咲くので、かわいらしい賑やかさがあります。
ひとつの花序のまとまりには、開花中の並びの下に、
咲き終わったものが下向きに並ぶので、昨日のミゾソバとはまた違った
細工物風の雰囲気・・・そう、日本髪の左右に付ける髪飾りのような
まとまりの良いデザインに見えますね。

Yakushisou0810

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