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学校ビオトープ10 -アオミドロ掃除-

午前中はよく晴れました。
今日は羽生小学校ビオトープのポンプ槽と水中ポンプのオーバーホール。
好天に恵まれ、作業は首尾よくはかどりました。
久し振りの羽生小ビオトープは、水生植物が繁茂のピークを過ぎ、
ビオトープの初期につきもののアオミドロもすでに分解しかかっていました。

分解しかかったアオミドロは、白茶けた色になって
ちぎれた様に水面に浮かびます。さすがに見苦しいので
まずみんなでこのアオミドロと浮き上がって切れたセリ等のランナーを
掃除して片付けました。
作業中、アオミドロや水生植物の切れ端には、
ヤゴやタイコウチがくっ付いていて、見つけた子供たちが大はしゃぎです。

清掃作業をしながら子供たちとビオトープの様子を観察し、
生き物や水の様子を確認しました。
シオカラトンボやギンヤンマのヤゴの他、
浮葉植物の茂みにはイトトンボのヤゴも多く見られました。
この季節らしかったのは、稲刈りが済んだ田に水が無くなったため、
多くの水生昆虫が越冬準備で来訪していたこと。
コミズムシの仲間、タイコウチ、ミズカマキリ、マツモムシ、コマツモムシ、
ハイイロゲンゴロウ、ヒメゲンゴロウ・・・などなど。
特に集団で水中越冬するマツモムシとコマツモムシは大量に来ていました。

大きなヤゴは殆どギンヤンマとクロスジギンヤンマでしたが、
よく似た別のヤゴもいて、今後詳しい同定が必要です。
(おそらくミルンヤンマ?)

貧弱な苗で植えたサクラタデは今年どこまで育つかと思っていましたが、
思ったより多くの本数が花を付けていてきれいでした。
工事の都合で初期に植えた苗がダメになってしまったアサザと、
湿生植物のミズキンバイを追加植栽。また、池の周りは花と木の実で
鳥とチョウのビオトープにするため、新たにブッドレアを植えました。

夏を経過して初めて検証できた水温、日当りの条件のデータを見ると、
今後植栽計画に多少見直しが必要なことが分かりました。
およそ70センチの水深にもかかわらず、
夏場、日が当たった水面付近の水温はかなり上がる様です。
今後、浮葉植物が殖えればまた違って来るでしょうが、
浅い部分の植栽は重点的に見直してみます。

それにしても、ビオトープを作っていつも思うのは、
新たに出来た環境を目ざとく見つけてやってくる生き物たちの
逞しさと、それをつぶさに見る事が出来る楽しさ、面白さ。
一緒に作業して来た6年生たちにも、このビオトープづくりが
小学校時代のいい思い出になり、卒業してからも母校に足を運んだり、
仲間が集まるきっかけになったら、とっても素敵です。

Hanyusho081010

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コメント

サクラタデ!
さっきまで図鑑に載っている写真をみながらかわいいなぁ、と思っていたところです^^。
タデ科の植物は可愛らしいものが多いですね。

ビオトープが人を集めるキッカケになる。
それは素敵ですね〜。


投稿: nishio | 2008年10月10日 (金) 23時50分

nishioさんいらっしゃいませ!
サクラタデ、お庭の水辺に植えちゃいましょうよ。
でも、あんがい強くって、後悔するほど横に殖えるんですけどね〜
タデ科といえば、春先筑波山に登ると会える
ハナトラノオもかわいいですよね。

ビオトープはそもそも自然を集めるきっかけな訳ですが、
そこで出会う人同士から広がる輪というのは
きっとやさしくてあったかいものだと思います。
子供たちが卒業した後も、時々ここに帰って来てくれると
私としても嬉しい限りです。

投稿: ぐりお | 2008年10月12日 (日) 00時51分

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