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日だまり茜 -ナツアカネ-

皆さんのところはお寒いでしょうか?
今日は西高というよりは北高、でもって東低の気圧配置。
冬型の変形版みたいな空気でした。
穏やかによく晴れたのですが、肌に当たる空気はぴんとしていましたよ。
最低気温は4℃、これはたいした冷え込みではありません。
最高気温は10.5℃、よく晴れ、風が弱かった割には上がりませんでした。

こんな日は、日だまりが恋しくなってしまいます。
日だまりは風の当たりや抜けが弱く、輻射熱が多いロケーションにできます。
こういうところが恋しいのは何も私たちだけではないようで、
里山の一角にできた日だまりには、
いろんな「生き残り組」の昆虫たちがこぞって集まって来ます。

写真は近所の谷津田のしぼれ水が流れ出す一角、
ちょうどお昼頃からいい日だまりになります。
少し眩しいくらいの水面の反射の中、一匹の茜がひなたぼっこです。
一瞬アキアカネかと思ったのですが、よく見たらナツアカネでした。
赤とんぼは割合寒さに強い頑張り屋さんで、
12月に入ってもしばしば姿を見せてくれます。
そんな場所は近くに常緑樹の混じった森があり、
厳しい寒風や霜から身を守るスペースに恵まれているため
最後の最後まで生き残る事ができるのです。

ここは22日の記事でツマグロヒョウモンを撮影した谷津の
ひとつ隣の谷津。やはり同様に混交林の斜面林に接しています。
キラキラ光っているバックの水路にはカワニナがすんでいて、
6月になるとヘイケボタルがまだ見られます。

そんな自然度の高い谷津田でも、
田んぼの耕作手法は少しずつ現代的なものに変わってきて、
冬になる前に深く耕転して、
冬の間田んぼに水面が残る部分は殆ど無くなりました。
水路やため池より水田内での繁殖を好むアキアカネ、ナツアカネ、
ノシメトンボには辛い現実です。
そういえばこの3種、何度かブログにも書いた通り、
信じられないペースで激減しているようです。

太古から続く日本人の稲作と愛すべき赤とんぼたちとの関係は
今後どうなるのでしょうね・・・

Natsuakanehidamari

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コメント

ばい"…ざむ"い"でず…。

投稿: 太郎 | 2008年11月25日 (火) 22時12分

あの〜太郎さん、お寒い様ですがコメントになってません。
早く帰ってあったかいお風呂に入って、
一杯やってからコメ・・・いや、お休みください。

投稿: ぐりお | 2008年11月25日 (火) 23時03分

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