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庭の蝸牛1 -ニッポンマイマイ-

三日目のどんよりは、午後からシトシト雨になりました。
明日は晴れるそうで・・・期待してます(笑)
でも今日は、低めの気温は相変わらずながら
昨日、一昨日ほどの冷え込みではなかったですね。

今朝、庭の北東角の笹刈りをしていたら、アズマネザサに覆われて
すっかり隠れてしまった地面の上に、沢山のカタツムリの殻を見つけました。
生きているものは見当たりません。すべて殻だけでした。
殻は表面の殻皮がとれて真っ白な石灰質だけになったものから
殻の模様がはっきり残る状態の良いものまで様々です。
写真は状態の良いもので、ちょっと大きめのものです。

このカタツムリの種類はニッポンマイマイ。
他のカタツムリに較べ、殻に高さがあり
おむすび型に盛り上がっているのが特徴です。
左のものと右のものではちょっとプロポーションが違って見えますが、
これは個性。ちなみに、殻の色も違いますよね。
標準的なタイプは左の方です。右は全体にキャラメル色掛かった固体で
こういう固体は本体(軟体部)もほぼ真っ黒、ニッポンマイマイは
殻が薄くて軟体部の色が透けて見えるので、
右のタイプが生きている時は殻も真っ黒に見えます。
左のタイプでは、軟体部はごく薄く黒味がかった褐色で
殻からでない部分の軟体は黒っぽいマダラがあるため、
殻もそれが透けてまだら模様に見えます。

ニッポンマイマイは、この辺だと雑木林や草むらで見られる普通種ですが
庭ではごくたまにしか見かけなかったので、
沢山の殻が一カ所で見つかったのには少々驚きました。
「こんな一角でわいわいやってたんだな・・・」
そういえば、雑木林などでも全体でまんべんなく見られるというよりは
割と狭い範囲で多くの固体を見かけます。
そういう暮らし方が何か都合がいいのでしょうか?

何にせよ、カタツムリが好きな私にとっては
庭の一角でニッポンマイマイが殖えているというのは、嬉しい話です。
その一角はヒダリマキマイマイやミスジマイマイなど、他のカタツムリも
時折現れるので、「マイマイ谷」と名付けることにしましょう。
来年の春以降は、このマイマイ谷を少し気にして覗いてみたいと思います。

Nipponmaimaikara

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かたつむり」カテゴリの記事

コメント

マイマイ谷恐るべし…。
マイマイマニアとは恐るべし…。
大切な蘭達の葉が被害を受けませんよう…。

カタツムリは雌雄同体で複数いれば繁殖できるらしいですからね。
だからワイワイなんでしょう、きっと。

投稿: 太郎 | 2008年11月12日 (水) 21時13分

太郎さんおいでませ!

>マイマイ谷恐るべし…。
>マイマイマニアとは恐るべし…。
>大切な蘭達の葉が被害を受けませんよう…。

(爆!)大丈夫ですよ太郎さん!
彼等は温室に入って栽培植物に悪さをする様なことはないですって。
ただ、温室にはコハクガイっていう
恐ろしいミニカタツムリ(殻径3〜4ミリ)がいて
こいつは油断なりません。ランの根や芯に穴をあけて下さるので
駆除してますが、とてもしきれません(汗)
こいつ、なぜか野外には出ようとしません。
きっとどこかで買った苗についてきたんですよ。
太郎さんもコハクガイには充分気をつけて下さい。

投稿: ぐりお | 2008年11月12日 (水) 23時01分

PU−SANです。
よいお話を聞いたので、お邪魔にきました。よい環境でうらやましいです。谷ですかぁ…。
立派な殻ですね。きっと今は、どこかで寝てるのでしょうね。
我が家のイマイマ達は累代の3代目ですが…代ごとにやはり小さく弱くなってきます。産卵数は意外と少なめで10数個まで、大きく産みますと数が一桁です。土があると長い首で土中に、枯れ葉などがあるところにこっそり産んじゃいます。飼育上では、出会いが多く、産卵回数が多いので、短命です。栄養がよいのか成長も早くて…。ケース内ですと、天井に逆さまになっていますね。そこでフンを3〜4回して行きます。
触角の先が丸くて黒いのが少し大きめなのが、かわいいので、大好きです。子イマもかわいいですよ♪殻が軽いから、歩く?が早いです。さつまいもをあげると貫通させます。厚めにきると、なかをきれいに長い首を駆使して食べてくれます。

確かに笹のある辺りによくいますよね。
立派な谷のまま、ぜひ残していって下さい。

PU−SANでした

投稿: PU−SAN | 2008年11月13日 (木) 02時13分

PU−SANいらっしゃいませ!

「谷」なんですよ、高低差60センチぐらいの・・・(笑)
ホントはミヤコザサの純群落にしたいのですが、
アズマネザサが強行に割り込んできます。

カタツムリスーパーデラックスの掲示板でも、累代に関する話題が出ていましたね。
非常に興味深いテーマです。
カタツムリをま真面目(!?)に累代飼育している人なんて、
日本中で見てもそういないでしょうから、
あの掲示板はとても貴重な場だと思います。
特にくわっと氏の復帰が待たれる現状では・・・
かたつむり氏に感謝ですね。

また機会があったら庭のツムを紹介したいと思います。
遊びにきてね〜。

投稿: ぐりお | 2008年11月13日 (木) 08時51分

ご無沙汰しています。いつもこっそり拝見しておりますが、ほんにほんに、くわっとさんの復帰が待ち遠しいですね。ところで、そちらの「谷」のネザサにはキバサナギガイはいませんか?生息環境がわかる画像があれば探しやすいのにな~、と、相変わらずはいつくばってごそごそしているクワデンでした。ところで「マイマイワイワイわ~いわい♪」って、すごく語呂がいいですね。太郎さんに座布団一枚!

投稿: クワデン | 2008年11月13日 (木) 20時32分

おおぉ!!クワデンさんお久しぶりです。
ようこそいらっしゃいました〜!感激っす。
くわっとさん、復帰を切望するしかできないところが辛いのですが、
・・・でも切望です!
『お〜い、クワデンさんもPU-SANも、みんなみんなまってるぞーい。』

えーキバサナギガイですが、今のところ未確認です。
お呼びでないかもしれませんが、オカチョウジガイは沢山います。
ビビッドな黄色い軟体がなかなか素敵です。
キセルもちらほら登場し始めているのですが、
ナミギセルじゃないかもです。要継続調査。
谷の写真はそのうちブログにアップしたいと思っています。

太郎さんの住む北の大地は既に冬本番のようなので、
座布団一枚じゃ寒いかも・・・(笑)

投稿: ぐりお | 2008年11月14日 (金) 00時03分

クワデンさんに座布団を一枚いただいた太郎です(爆)
マイマイメンバーの皆さんが復帰を切望されている、くわっとさんではないですがオジャマしております(笑)

冬に向け、さらに座布団をいただけるように頑張ります!

投稿: 太郎 | 2008年11月14日 (金) 08時39分

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