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そろそろ降りるか・・・

爽やかに晴れていますが、やっぱり空気はヒンヤリ。
昨夜の通り雨のせいでしょうか。
でも、季節からするとこれぐらいで当たり前ですから
この程度で寒いというのはやめておきましょうか。
このいいお天気、今日までみたいですよ。

写真は庭のエノキです。黄色く色づいていますが、
それもそろそろおしまいの様で、少し風が吹くたびにパラパラパラ・・・
枝の込んだ部分に頭を突っ込むと、黄色い光に包まれます。
何で頭を突っ込んだかというと、奥の枝の葉の上に、ほら・・・
いるでしょ、変なヤツが。これ、ゴマダラチョウの幼虫です。
頭に一対の角があるので、なんだかナメクジみたいな形の虫ですが、
今は顔を下に向け、角が水平よりちょっと下向きになっています。
近い仲間のオオムラサキの幼虫もそっくりさんと言えるほど似ていて、
違いは背中のささくれの様な突起が角の他に4対、
対してゴマダラチョウは3対です。
この写真の個体では3対目の突起がごく小さいので
よーく見ないとわかりません。

両種が似ているのは幼虫ばかりではなく、生活史も食樹も同様なため、
平地性のゴマダラチョウとやや山地性のオオムラサキが
同じエノキで見られる場所もあります。
そんな場所は山麓部、山麓から河川沿いに連なる河畔林、または
手入れの行き届いた良好な雑木林が連続的にあるような場所で
それより山に入るとオオムラサキの、
平地よりだとゴマダラチョウの優先エリアとなるようです。

どちらも幼虫で越冬します。秋までの間にエノキの葉を食べて
15〜18ミリ程度に成長した幼虫は、エノキの落葉とともに
枝〜幹と伝って根元に降り、そこに溜まった落ち葉裏に張り付いて
春が来るのを待ちます。

写真の幼虫もそろそろ移動を開始します。
木を降りる際には、口から出した糸を木に這わせながら根元まで行き
春に再び登る際の道しるべにするのです。
それにしても、こう落葉が進むと、
幼虫が載っている葉がいつ落ちてしまうのかと心配になりますが、
そこは大丈夫!自分のいる葉っぱは、
やはり口から出した糸でしっかりと枝に固定してありました。

成長のため脱皮する時や、蛹になってぶら下がる時には
糸が大活躍しますが、それ以外にも色々な使い方があるのですね。

Gomadarachoaki

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