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池の循環部

今日は寒かったですね。空気が冷蔵庫内みたいでした。
まあでも、北海道の方は「今日はまるで冷蔵庫に入ったみたいに温かい」
と言うそうですから、こちらの寒さなど生やさしいもんです。
クリスマスイヴですが、個人的には、今年は全くそんな感じがしてません。
今日も何だか気忙しくしているうちに暮れてしまいました(笑)

さてさて、今日も昨日と同じ様な写真ですが、
これ、さくら上池の循環部分です。
真ん中に見えるのはハンノキの幹、その左側の直立した塩ビ管が
池の水を組み上げているポンプ槽です。
中に仕込んだポンプは、以前羽生小ビオトープの記事で紹介したのと同じ、
ニッソーのSQ-10型水中ポンプ。パイプ内にチェーンで吊り下げています。
光の加減で少々見辛いですが、ポンプ槽の付け根から
ハンノキの根元をぐるりとまわって、水路が池に向かって流れます。
画面の右奥が池への流入部です。
一見地面を流れている水路がフツーに池に繋がっている様に見えますが
実はここで見えている範囲の全てが池として掘られたところ。
一度掘って埋めた部分なので、池の水位と同じ高さまで来ている水が
ちょっと掘っただけでしみ出して来ます。
つまり、このハンノキはまるっきり池の中から生えているという訳です。

塩ビ管のポンプ槽は埋まっている部分が80センチほどあり、
地下で「くの字」に曲がって池の方へまっすぐ延び、
その先に池の底からの取水口が付いています。
ポンプを経由して水路にやって来る水は池の底からの水。
池の水深は70センチほどありますから、夏場は水面付近の水と違い、
水温が25℃を上回る事はありません。
ですから夏場は涼を求めてカワニナやヨシノボリが水路を遡って来ます。
今頃の時期だと落ち葉の下に、ヘイケボタルの幼虫が隠れています。
塩ビ管のすぐ左手前に見える丸っこい葉は、ワサビです。
使い残しのワサビを埋めておくと、冬の間でも結構成長します。
春以降の水温はワサビには無理がありますが、
春までは充分栽培できるので、根ではなく葉ワサビとして活用します。
あっさり塩に漬けみじん切りにしてひき肉とごま油でさっと炒めると、
イケるんだこれが・・・

ハンノキや周囲のクヌギ、ヤマザクラ、カシワ等が大きくなって来たので
この場所は夏にはすっかり日陰になってしまいます。
おまけに空中湿度も高いので、ハイゴケやシノブゴケなど、
石の表面を覆うコケがきれいに生える様になりました。
ヒカゲスミレやツリフネソウなど、ここを特に好む植物もあります。
水路にもクレソンがびっしりと生え、植生濾過の機能を発揮します。
極めて部分的な水循環ではありますが、この循環水路は
池の濾過と涼しい微気象を狙った実験プラントなんです。

Ikejunkanbu

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