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ツリー危うし?

Hanenagaooaburamushi

明日に掛け、お天気がどんどん下り坂とのことでしたが、
意外にも午前中より、午後になってからの方が晴れました。
気温も高めで今朝の最低が5℃、最高気温は一昨日から0.5℃ずつ下がって
今日は14℃、さほど寒いとも感じませんでした。

我が家の玄関手前は園芸植物のコーナーになっており、
ここにはビオトープの考え方はありません。従って外来の園芸植物や、
この辺に自生することのない樹木があるのですが、
ゾーンのシンボルツリーとして一本のモミを植えてあります。
多少大きく育ったらクリスマスにピカピカやって遊ぼうなんて
考えていたのですが、これが全く育たない!
おそらく固く締まった粘土質の土壌が原因だと思いますが、
シンボルツリーどころか周りの木に追い抜かれて
存在感まるで無しです(笑)

それでも若枝は元気そうなので冬芽のチェックをしていたら、
何やら黒い粒がお行儀よく並んでいます。
はじめは昆虫の糞かと思ったのですが、よく見ると卵でした。
正体はハネナガオオアブラムシ。
あちこちの枝の分かれ目に成虫の姿もありました。(上の写真の左下部)
灰色がかったまだら模様の体色はなかなか上手い保護色になっています。
驚いた事に、成虫のところには小さな飴色のアリが通って来ています。
この時期に野外活動するアリがいるとは本当にびっくりです。
並んだ卵は決してしっかりくっ付いているのではなく、
表面の弱いべたつきで付いている程度なので、
指で触れただけでズルッと動きます。

所々に潰れた様な殻の一部と汁が見られたので、
「こりゃあ天敵もいるな」と思いよく探してみると、すぐ近くに
いましたいました!庭ではこれで2度目の発見、ダンダラテントウです。
ダンダラテントウはナミテントウを僅かに小振りにしたような、
このあたりでは珍しいテントウムシです。
ナミテントウの赤紋型によく似ていますが、ナミテントウでは写真のように
はねの肩部に長い赤紋が出るパターンは存在しません。
ダンダラテントウはどちらかというと西日本系の昆虫で、
関西以西・以南ではもっと個体数が多く、
あちらには赤地に黒い斑紋のタイプも見られる様ですが、
関東では下の写真の様な黒いタイプがほとんどです。

うじゃうじゃくっ付いているハネナガオオアブラムシの卵を見たときは、
こりゃあツリーの危機かと思いましたが、
思いがけない正義の味方の登場に、
卵の駆除はしないでおこうと思いました。

Dandaratentou

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コメント

どもです。
なんか綺麗に並んだ毛虫のう○こに見えちゃいますね~。(笑)
私、最近はじっくりと観察ってことはしなくなっちゃったけど、
子供の頃は名前は分かりませんが、たぶんクサカゲロウっていうのかな、
その卵が実家の栗の木の葉っぱとかによく着いていたのをみていたなぁ。
そういえば、全然関係ありませんが、
ぐりおさんのところにも雪虫っていますか?
綿毛を腹のあたりに着けたアブラムシの仲間です。
晩秋から初冬くらいかなぁ、こちらでは飛び回ってます。

投稿: こー | 2008年12月14日 (日) 17時14分

こーさんどもですー。
ハネナガオオアブラムシって、北海道じゃちょいと知られた
モミやトドマツの害虫らしいですね。
こちらでは案外見かけない虫だったですよ。
自分ちに出るとは思わなかったです(笑)

クサカゲロウの卵って不思議ですよねー。
うどんげっていうんですよね。
成虫も不思議・・・草色の体に柔らかくて透明なハネと
金色に輝く複眼を持っている妖精チックな虫ですよね。

雪虫、今日も夕方飛んでましたよ!
あれはよく似たのが何種類かいるんだったかな。
リンゴワタムシが有名ですね。
子供の頃、手をスプーンのように丸めて追いかけたなぁ・・・
私のイメージでは、落ち葉で焼いた
ほっくりお芋とセットで出て来る虫です(笑)

投稿: ぐりお | 2008年12月14日 (日) 23時25分

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