« 初雪 | トップページ | 氷上のホッピング -ツグミ- »

雨降ってまた咲いたよ

温かくって外に出ると気持ちのいい日曜日でした。
雨と初雪がもたらした湿り気とお日様のコラボです。
当地の最高気温は7.5℃だったのですけどねー。
体感的には10℃以上に感じました。湿度の効果ですね。
逆に湿ったまま曇りだと、気温が高くても湿気に体温を取られて
気温よりずっと寒く感じます。温度の数字だけでは分からない部分ですね。

写真はコウヤボウキの花托(かたく:顎や花のベース)。
昨冬紹介したノコンギクのそれとよく似ていますが
おもしろいのははっきりと開閉を繰り返すところ。
これは湿度の違いによるものです。
つまり松ぼっくりと同様で、空気が乾いていれば種子の綿毛を散布するのに
適した条件なので開き、強く湿ったり濡れたりすると
こりゃ種子は飛ばせないということで閉じる・・・というワケ。

朝、鳥のレストランに給餌した時には
あたり全体が濡れそぼっていて、この花托も閉じていました。
今日は一日良く晴れたので、午後2時頃から開き始め、
写真を撮った3時半頃には種子を飛ばしきったものはみな満開でした。

開いた姿はシックな色調のドライフラワーですが、
中心部分に注意するとポツポツとタコの吸盤みたいな穴が開いています。
これは種子に養分を送り込んでいたパイプのジョイント部分。
その数を数えると種子の数がわかる訳ですが、この花の場合は14・・・
でもひとつは未熟で不完全な穴みたいですから、13粒だったのかな?

右側には隣の枝に付いた冬芽がありますので、
ついでに拝見しちゃいましょう。
コウヤボウキはキク科の木本ですが、その枝はしごく細く、
概ね2〜3年で枯れてしまいます。
それまでに根元から新しい枝になるひこばえを伸ばし、
栄養状態が良ければわさっとした株になります。
分類状は木本ですが、木本というにはちょっと不完全な印象ですね。

その細い枝に互生する葉が落ちた部分に、翌年の冬芽が付いています。
冬芽はごく短いけれど極めて密な白毛に包まれ、寒さから守られています。
大きさはごま粒程度、
なんだかかびたごま粒がへばりついている様にも見えますが、
どの枝にも一定間隔で互い違いにこれがついているので
離れてみると農村祭事の餅花みたいで結構キレイです。

Kouyaboukikataku

|

« 初雪 | トップページ | 氷上のホッピング -ツグミ- »

庭のphotoログ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/487746/27454184

この記事へのトラックバック一覧です: 雨降ってまた咲いたよ:

« 初雪 | トップページ | 氷上のホッピング -ツグミ- »