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冬のガガンボ

鼠色の空が今日で3日続きました。お湿りは今年2度目です。
明日は気温が高くなるそうですが、
冬場にお湿りの後で気温が上がるのはどちらかというと珍しい事ですね。
たいていは過ぎ去った低気圧に向かって
寒気を伴った北西風が吹き荒れますので、バリバリに凍り付いて、
潤いを感じないまま再び乾いてしまいますから。

昼過ぎに温室の様子を見に行って、写真の昆虫を見つけました。
おそらくガガンボの一種だと思いますが、種名はわかりません。
温室内のグァバの葉にとまっていました。

ガガンボやユスリカの仲間には、
冬に限って登場する種類が結構いるみたいですね。
以前から冬季調査等の際に見かける事があったのでそう感じるのですが、
庭に池を設けてからは発生するのが確認できますので、あらためて
「冬場を選んで出て来るんだなあ」と思います。
こういう昆虫たちって、氷河期の遺存種なのでしょうかね。

これと同じ種類のガガンボだったかは不明ですが
以前、部屋に入って来たのを見つけたので、外に逃がしてやろうと思い
脚が取れたりしてはいけないと両手でそうっと包む様にして捉えたら、
手の体温にいきなり痙攣を起こし、
あっという間にに死んでしまったことがあります。
それほど高温に弱いのですから、冬に登場するのもうなずけます。
きっと夏場は熱伝導の低い土や水の中でひっそりと過ごしているのでしょう。

シャクガをはじめとする蛾の仲間にも、
冬にだけ成虫が見られる種類がいます。
やはり氷河期の遺存種だと言われていますね。
氷河期の遺存種には、
どうしても地上に出て配偶行動をしなけれなならない成虫期を
このように気温の低い冬に限定して耐えている種類と
生活環境を氷河期に近い高山や北方に限定して耐えている種類がいます。
どちらにしても温暖化の脅威を最前線で感じていることでしょうね。

Gaganbo

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コメント

そうそう!ガガンボ!!
(力み過ぎ…失礼;;)
足がすぐに抜けちゃうんですよねぇ〜(´∀`)¨゜゜

そんなに温度に敏感なヤツがいるとは!
もしくはビックリして…?

幼き頃、止まっていたガガンボの足を一本抑えて抜いた悪太郎…。
ゴメンよガガンボ…もうしません(_´Д`)ゞ ←当り前…

投稿: 太郎 | 2009年1月23日 (金) 13時20分

太郎さんども!
ガガンボの脚って、どうも自然に暮らしていても
相当とれやすいものみたいですよ。
野外で見かける個体でも、いい確率で6本揃ってないですから。

中には2〜3本しか残っていないヤツもいます。
気のせいかもしれないけど、
一番とれやすいのは後脚のような気がします。
前脚は、どうやらあまりとれて欲しくないみたい。
よく葉っぱなんかにぶら下がってとまるので、重宝なのでしょう。

もしかしてあの脚のとれやすさって、トカゲの尻尾や
シジミチョウの尾状突起と同じ様な意味なんじゃないですかね。
天敵から逃れるための・・・

投稿: ぐりお | 2009年1月23日 (金) 16時47分

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