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温室越冬組 -キタヤハズハエトリ-

春らしくなるのが早いような気がしますね。
梅の花もそう珍しくなくなってきました。
我が家の梅も白梅の白加賀がぷっくりと膨らんで来て、
花弁の白がちょこんと覗いてきました。

温室の中は一定の保温条件にしているつもりですが、
それでも一番冬らしい時期というのはあるらしく、それを過ぎ
太陽の角度が上がって光が強くなったり、日照時間が長くなったりと
春の条件が満たされて来るにつれ、内気温も日照時間もそれを反映し
温室の中なりにちょっとした季節の変化が存在するようです。
この辺の微妙なところは植物だけを見ていてもあまり分からないのですが、
私が勝手に「温室越冬組」と呼んでいる小さな生き物たちの
活動を見ていると伺い知ることが出来ます。

写真はキタヤハズハエトリというハエトリグモのメスです。
ハエトリグモの仲間にはオスとメスで色や模様、場合によっては体型まで
全く異なる種が多いので、おぼえると簡単に判別できます。
このメス、ちゃっかり温室の中で快適な冬を過ごし、ご機嫌です。
それでも12月中旬からつい先日までは
今とまっているコンシンネ・トリカラーの葉がクロスしたところに
ねぐらを作ってしばしのお休みでした。
このところの春らしさでにわかに活動開始です。

温室の中にはキノコバエやユスリカ、ガガンボなどもいますから、
こうして活動していても案外獲物にありつけるのでしょう。
このキタヤハズハエトリ、北方系のハエトリグモだと言われていましたが、
茨城県内では県南部を中心に毎年見る機会が増えています。
クモに詳しいリンクのmushizuki氏によれば、
どうも近縁種のヤハズハエトリと置き換わる様に
勢力拡大しつつあるのではないかとの事。
北方系という説もちょっと?かも知れません。
さくら上池では一昨年から姿を見せ始め、少しずつ増えています。

実は温室内にはキタヤハズハエトリのほかに、
ミスジハエトリ、マミジロハエトリ、ネコハエトリ、アオオビハエトリも
入り込んで冬をやり過ごしています。
ちょこちょこ活動している風なので、
本当は「越冬」とはいえないのかもしれません。
温室の外壁にはシラヒゲハエトリもいるのですが、
冬は寒い外で越冬することにしているのか、温室内の高い湿度が苦手なのか
彼等は決して温室の中に入ってきません。
ハエトリグモの価値観も色々なんですね。

Kitayahazuhaetori090207

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コメント

どもでーす。
ぐりおさんは、何でも詳しいですね~。
クモまで守備範囲とは・・・・・。
私クモだったらハナグモが好きかな。
あの緑色が何とも言えなく好きなんです。
でも待ち伏せタイプで昆虫を補食するんだよね~。

投稿: こー | 2009年2月 8日 (日) 00時11分

こーさんどもっ!
ハナグモは私も好きですよ。きれいですよね〜、
ちょっとカニっぽいし・・・(笑)

じつはハエトリグモ大好きなんですよー。
ぴょんこぴょんこ飛び回るところや、クリクリのレンズアイが
とてもキュートなので・・・
おっしゃるようにハナグモは待ち伏せ型ですが、
ハエトリは徘徊型のハンターです。
どちらも巣を作らない小型種ですが、対照的ですね。

子供の頃は、クモが苦手でねー
最近ようやく彼等の不思議さ、面白さに気付きました。

投稿: ぐりお | 2009年2月 8日 (日) 14時04分

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