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試験プラント3号

今日はちょっと寒かったです。
朝は-4℃と冷え込み立派な霜柱が一面に立ちましたが
池の全面氷結はありませんでした。
日中は日射しがあったのに空気は冷たく、8℃止まりでした。

さて、画像は先月の30日、31日の記事に引き続き
以前住んでいた住宅の庭に作った三番目の池、3号プラントです。
しゃがんで撮ったので全体がよくわからないですね。
狭い場所なので、立ち位置だとなかなかクリアランスがとれなかったのです。
この池は1号池、2号池があるのとは反対側、家の南側に作りました。
家の壁に接した大きめのウッドデッキがあるので、
南側の庭はうなぎの寝床みたいな細長い形にしか地面がないのですが、
そこをカーブしながら通る煉瓦の園路と平行する様に池が横たわっていて
途中の橋で交差し、道との左右が入れ替わります。
池といっても見た感じは水路のようです。

池の長さは約3.5メートル、幅は最大のところで60センチ、
細くくびれたところでは38センチしかありません。
深さは45センチとってありますが、底砂を平均で10センチの厚さに
敷いてあるので、水深は最も深いところで25センチ程です。
写真の左手前に向かって底砂が傾斜して盛り上がり、
その部分が斜面浸透するようになっており、最も手前の部分に
円柱状のポンプ槽が埋め込まれています。
ポンプアップされた水は最初の数十センチの流程で水面より高く流れるため、
良く言えばちょろちょろと流れる沢のように見えます。
脇に伏流する浅棚を設け、ミズゴケを植えました。
クロッカスの左、画面の左端手前にびっしりと
ミズゴケがあるのですがわかりますか?

槽壁面はコンクリートですが、ちょっと表面処理をして土を貼付けました。
こうするとコケが生えるし、この池での定着目標種、
ヘイケボタルが上陸できるようになります。
実は先に書いたミズゴケもこのホタルの産卵床として活躍します。

導入したホタルは家の近くの小野川に流入する水路の個体、
オス9、メス4個体でスタートし、この一回の導入で累代定着しました。
というか、血が濃くなるのが心配で途中で追加導入したかったのですが、
残念な事に、水路がコンクリート張りに改修され、
その場所からヘイケボタルは姿を消してしまいました。
逆に、我が家で発生しているものだけが、
その場所の個体群となってしまったわけです。
その後我が家の引っ越しとともに、ホタルもさくら上池に引っ越し、
今ではのべ30〜40個体が発生し、その数は毎年増えています。

この3号プラントはさくら上池とは似ても似つかない形ですが、
技術的な部分はほぼさくら上池に活かされています。
狭い敷地内に無理矢理作った小さな池ですが、
3つのプラントの中ではもっともビジターが多種多様でした。
さくら上池でも確認できていないキイトトンボが発生していますし、
2号池では長生きしたにとどまった二枚貝が、ここではすぐ繁殖しました。
冬に集まったヒメゲンゴロウの数もとても多く、
早春から繁殖して成虫も幼虫もうじゃうじゃいました。

たとえ住宅団地の真ん中でも、狭い敷地であっても
案外面白いビオトープは出来るという事です。

Osakanoike3

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