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イクチオステガなカメラ

毎日鬱陶しくってやんなっちゃいますね・・・なんて今頃の時期に
いうのも不思議ですが、それくらい雲がベルト状に連なっているようです。
カメラを持ってお外になど出られません。
もっともこの暗い曇天と低温では、自然の動きも鈍っています。

と、言う訳で久々にカメラネタ。
突然ですが皆様、イクチオステガってご存知ですか?
今から3億6000年余り前に地球に登場した初期の両生類、ってことは
脊椎動物が陸に上がる最初の一歩を踏み出した生物です。
このイクチオステガが登場しなければ、私たち人類を含むほ乳類も
鳥類や爬虫類でさえ、この地球上にいなかったかもしれません。
(もっとも最近の研究の進歩で、もう少し古い原始両生類も見つかっている
らしいですが・・・)

そういうことなのでイクチオステガは、
殆ど最低限の陸上生活機能しか持っていなかった様ですね。
実は今日の写真のカメラは、そんなイクチオステガみたいなカメラです。

このカメラ、オリンパスOM-30という機種で、発売は1982年の秋。
本体の機能は、先に発売されていたOM-10と大体同じですが、
他のOM機種に無い決定的な機能を持っています。
それは、「合焦検出機能」つまり、被写体にピントが合った瞬間を
機械的に検出できるのです。
えっ?カメラなんだから当たり前だろうって?
それがそうじゃなかったんですよ。当時は・・・
いわゆるバカちょん機種でこそオートフォーカスが
やっと普及しつつありましたが、本格的な一眼レフカメラには
そんなもんは邪道だっていう気風さえあったような気がします。

OM-30は、そんな中果敢にオートフォーカスと正面から向き合い
専用設計のオプションシステムと組み合わせる事で、
レリーズボタンを押さえるだけで合焦から撮影までの動作を完了する
「ゼロインフォーカス」(今日的なごくフツーのオートフォーカス)が
可能な一眼レフなのです。
そのオプションシステムとは、まず専用設計のモーター駆動のズームレンズ
次にワインダーもしくはモータードライブ、そしてこれらを統合する
レリーズボタンがついた接続コードのM.インフォーカストリガーコード。
写真はその全てをボディに装着した状態です。

OM-30はセールス的にはそこそこ売れた機種だったと思いますが、
このシステムの全てを揃えた人ってあんまりいなかったと思います。
だって、全部揃えると結構なお値段になる上
重い・トロイ・電池食う・・・の3拍子ですもん(笑)

私自身も、ボディ+普通のズームレンズで購入しました。
オートフォーカスでなくとも、ファインダーをのぞくと
ピントが合った瞬間にマーカーが点灯するので、スナップ等ラクチンでした。
人にシャッターを頼む場合にも、「合うと黄色い四角がパッとつきます」
でいいので、有り難がられました。
このカメラが大活躍したのは、何といっても印刷会社に就職して
営業マンをやっていた頃です。
当時はチラシ広告に掲載する商品の写真を、営業マンが撮影していました。
原稿を貰って制作に特急でぶち込まなければならない時、
このカメラで黄色い合焦検出サインだけを見てパカスカ撮影したものです。
拘りの自然撮影に引っ張り出したことはついぞありませんが、
営業車の助手席にいつも乗せていた大事な戦友です。

Om30

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コメント

んん〜、舌噛みました(爆)
イクチオステナガ…違っ…イ〜ク〜チ〜オ〜ス〜テ〜ガ。
タイトル読むのに時間がかかりました(笑;)
で、読めたけど…ん?何?

古代の生物でしたか(笑)
全く知りまへんでした!
なので、似ているかどうかも分かりまへん♪

良いですね♪大事にされている物があるというのは。
大事にしていても手を離れていく娘と違って…(泣)
今朝、そんな出来事がチョットあって淋しく感じている太郎なのでありました…。

投稿: 太郎 | 2009年2月26日 (木) 08時46分

そ?読みにくいすかね(笑)
私、物持ちが良いのですよ〜。
でも捨てられないという弱点も共存している訳で、
これは少々困りもの。

お嬢様が手を離れたって・・・
ホントに離れる年頃でも無いでしょうに。
まあ、離れたり寄ったり日々色々ありますが、
それも家族がいる幸せがあっての事ですからねえ・・・

太郎さんの場合、大事にして、それに応えてくれている
かわいいランもいることですし・・・幸せ者だあ(笑)


投稿: ぐりお | 2009年2月26日 (木) 17時55分

まぁ〜、捨てられないというのもお辛い場合もありますね(笑)
私は結構、捨てる派!
スッキリがモットーです♪
でも必要な物はちゃんと決めた所にあり、独身時代は友人に驚かれましたよ。

結婚してからは妻の物はそうもいかず、自分の蘭部屋はしっかりとです!

何なら捨てに行きますか(爆)
「んん〜…もしか…もしかしたら…使うかも…」はます、使いませんよ。

娘はくっつき、離れ…徐々に成長しているのですね。
元気に育ってくれている証拠。
でもまだ暫くは親バカでいきます!

蘭バカは死ぬまで!
ぐりおさんにもまだまだお付き合い願います(笑)

投稿: 太郎 | 2009年2月26日 (木) 19時17分

太郎さんは捨て上手でしたか、それ、羨ましいですね。
いや実はですね、結構あったんですよ。直後に
「あ〜っ、こないだ捨てちゃったじゃん!あれとっとけば・・・」
なんていうことが(笑)
とくに仕事の原稿や資料でそういうのが多いかなー。
でも、そんな事言ってるとキリ無いですもんね。
私も、捨てる派に体質改善したいと思ってます!

ラン馬鹿一代はお互い様ですか。お手柔らかに・・・(笑)

投稿: ぐりお | 2009年2月28日 (土) 01時47分

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