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待ち人来たらず

今日はシトシト雨が降ったり止んだり、霧雨になったり・・・
気温の方も14.5℃止まりで、平年以上の陽気に慣れた体には
少々肌寒く感じられました。

写真はおなじみのレンゲ(=レンゲソウ・ゲンゲ)、
毎年庭のどこかに種を播き、咲かせています。
今年は温室の隣とモミの木の周りで、只今満開中・・・
この花のピンク色は濃すぎず薄すぎず、パッと冴えたいい色で大好きです。
レンゲは中国原産の外来植物ですが、
日本の植物でこんな色の花って案外少ない様に思います。
やはり外来植物ですが、花壇等に植えられる事が多い
クレオメ(セイヨウフウチョウソウ)のピンクが似ているかも知れません。

レンゲの代表的受粉者と言えば、何といってもミツバチ。
ことにレンゲに関しては、地味な縞模様のニホンミツバチよりも
お腹のオレンジ色の面積が大きいセイヨウミツバチが似合う様な気がします。
ところが今年は、レンゲが満開になってもミツバチが殆どやってきません。
そのせいか、未受粉のまま小さくしおれた子房や、
普通なら全花が受粉して放射状に大きな鞘となるはずなのに
1〜3花だけが受粉した子房がやたらと目立ちます。
このままだとどのレンゲの株も、
来年の種子を充分に用意することができないかも知れません。

これがレンゲだけにとどまらないんです。
ニリンソウでもキクザキイチゲでも受粉不全が起きまくっています。
一体どうなっちゃったんでしょう?

そういえば時々ニュース等でもやっていましたね。
ミツバチが激減していると・・・
原因はネオニコチノイド系の農薬、寄生ダニ、病気など
いくつか挙げられているようですが、
決定的な原因の特定には至っていないようですね。
どれかがというより、複合的に原因が作用しているのかも知れません。

寄生ダニについては、大発生している事、ダニに対する薬にダニが耐性を
示し始めた事などが明らかになっていますが、
病気の方は国内で蔓延している実体は無いようですし、
海外で女王蜂に見つかっている病気のため、種女王の輸入ができない事が
問題の本質のようです。
ダニも病気もここで挙げたものに関してはセイヨウミツバチにのみ
見つかっている現象で、ニホンミツバチは平気なようですね。

怖いなあと思うのがネオニコチノイド系農薬。
かなり広範な昆虫がそのダメージを受けると思われますが、
これにニホンミツバチも影響するはずです。
たびたびブログに書いてる水田発生型の赤とんぼの激減にも、どうやら
このネオニコチノイド系農薬が絡んでいる可能性が見えてきました。

農薬の是非を論議するのは昨日今日始まった話ではありませんが、
使用時のメリットと併せ、持続的な使用での直接・間接的なデメリットにも、
もっと目を向けて開発や認可をして欲しいものです。

Renge090407

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