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これも原種チューリップ

待望の雨が降り始めました。
しかし、朝のうちは陽が射す時間もそれなりにあったので
まめに開閉を繰り返すチューリップの花が一瞬開きました。
写真はそんな原種チューリップのひとつ、
ツリパ・クルシアナ・クリサンサ(Tulipa clusiana var. chrysantha)。

一昨年から植えっぱなしにしているので、
ちょっと密植になってしまいました。今年は掘り上げないと・・・
この原種チューリップ、園芸品種とくらべ花こそミニサイズですが、
パァァ〜っとした華やかさでは決して引けをとっていません。
やはりこの濃い黄色は強い色ですね。
この一鉢で置いた場所の景色が変わるほど強い印象です。

このツリパ・クルシアナ種の最大の特徴は、
顎片の外側の色が、花弁と異なること。
チューリップは3枚の花弁と3枚の顎片が互い違いに重なって、
全体では6枚の花弁がある様に見えます。多くのユリ科に共通の特徴ですね。
そのうち顎片の、しかも外側だけが色違いになるのです。
クルシアナ・クリサンサの場合はここが花弁と違い朱赤色で、
蕾や花が閉じている時はここしか見えませんから赤っぽく見えます。

同じクルシアナのバリエーションであるツリパ・クルシアナ・シンシアも
色の組み合わせはよく似ています。
たしか基本種のクルシアナが、花色が白で顎片の外側が紫褐色だったかな。
これが欲しいんですがなかなか売っていないのですよねー。

園芸品種でも顎片の外側のみが、色違いになっている品種が見られますが、
こういう品種には大抵クルシアナの系統が交配されています。
顎片の外側が色違いになる形質は遺伝的に強く残るようです。

この花、間違いなく野草なのですが、どう撮影しても
いかにもガーデニングガーデニングしちゃうんですよ〜(笑)
なんだかライフスタイル誌のビジュアル風ですよね。
「春を着こなすポップ&ナチュラルナントカ」みたいな・・・
昔はあんまり意識しなかったのですが、
おっさんにはちょっと気恥ずかしい花に思えてしまうのでした(照笑)

Chrysantha090413

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