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花のぬいぐるみ

春らしい一日でしたので、庭の片付け作業に一日を費やしました。
この陽気で、サクラの開花もだいぶ進んだようですね。
午後からは晴れ間も多くなり、雨もミサイルも落ちてこなくて
よかったよかった(笑)

寒さがいつまでも残っていたので、
例年になく暖房機が遅くまで稼働している温室でしたが、
気温と関係なく日射しはもう待ったなしの強さですので、
さすがに半透明の保温ビニールカバーでは遮光しきれなくなり
黒い遮光ネットに掛け替えました。

写真はその際に開花に気が付いて撮影したカット、
南米産の可愛いスリッパーオーキッド、フラグミペディウム・シリミィ
(Phragmipedium schlimii)です。
直径4センチ足らずの小さな花ですが、その色と形に加え、
短い毛に覆われたファブリックな質感が大好きなランです。
なんだかぬいぐるみ見たいな花だと思いません?
小首をかしげて咲いているところを、今回は正面から撮影しました。

このシリミィ、微弱ながら芳香もあるんですよ。
この個体は色も形も標準的な個体ですが、ピンクの濃さや
花の部分的な濃淡にはけっこう個体差があり、以前はいろんな個体を
集めてみたいとも思ったのですが、最近この花、あまり売られていません。
うちにはもう一系統あって、
そちらはもっと小さくて白っぽい花なのですが、香りが強めです。

日本では今ひとつ人気の盛り上がらないシリミィですが
アメリカでは根強い人気があり、良い花同士を掛け合わせた
シブリング個体が作られているようです。
チャンスがあったらそんなシブリング苗を手に入れてみたいのですが、
欲しいと思うものに限って、なかなかご縁はありません。
しかし、それも趣味の楽しさのひとつ。
長くのんびり楽しんでいるうちに、ひょっこり出会えるのかも知れませんね。

Schlimii090404

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栽培と飼育」カテゴリの記事

コメント

「ミサイルも…」(爆)
困ったお国です…(笑;)
落ちてきたら逃げて下さいネ♪

シリミィですかぁ。
間近で見ると、もっと可愛いんでしょうね。
収集って言っても場所とるのでは?

「いつかは欲しい」というのがあるのは、楽しいものですよね♪

投稿: 太郎 | 2009年4月 5日 (日) 23時15分

ワハハ!逃げられませんよー、ランと命運を伴にします(笑)
しかし、よくそういう事にお金使ってられますね、あの国は。

シリミィは、そんなに大きい種類ではありませんが、
ま、確かに揃えたらそれなりの場所に要するでしょうね。
もっとも悲しいかな、私の器量じゃそうそう買えませんて(涙)
良個体との出会いが無いのは、逆に神様のお慈悲だったりして・・・

あ、でもアルバが現れたら多少高くても買っちまうだろーなー(爆)
ありそうだけどきいたこと無いですね・・・シリミィのアルバ!

投稿: ぐりお | 2009年4月 6日 (月) 17時32分

エヘヘ♪
ま、確かに置いては行けませんね(笑)

我が家の数なら抱えて行けなくはないでしょうが、連れに怒られるでしょうね、間違いなく(爆)
それにそんな状況じゃ、管理出来まへんか(笑;)

シリミィのアルバっすか。
聞いた事ないっすねぇ〜、確かに。
ドエライ高そうっすね、あればの話…。

投稿: 太郎 | 2009年4月 6日 (月) 21時12分

あってはいけないことですが、
もしもそちらで何かあって、みんなで避難する際に
背中にランしょってる人がTVに映ったりしたら、
「あ、太郎さん!」と思って見ることにします(笑)

じつはですね、うちにあるシリミィのもうひと株は
花がやや白っぽくてステムもやっぱり赤い毛じゃなくて
緑っぽいのですよ。
だからどこかにアルバもあるんじゃないのかな〜・・・なんて思って。
この株をセルフ実生繰り返したら、1本くらいアルバが出ないかしら?
う〜む、こーさんの出番かも(笑)

投稿: ぐりお | 2009年4月 7日 (火) 23時13分

ぐりおさん、シリミイ咲いたんですね。可愛いですね。
うちは、やっと名前がわかりませんが、ディなんとかというピンクのパフィオが咲きました。見切りで買ったのに、ちゃんと咲いてくれたのが、うれしいです。これから植え替えに頑張らなくては・・・またお邪魔します。

投稿: おーちゃん | 2009年4月 8日 (水) 06時27分

どもです。
そうですね~、たしかにこちらでもあまりというか見たことないなー。
交配種のラベルで掛け合わせに入ってるのは見たことがあるんですが・・・・。

最近、無菌培養の方はやってないんですよ~。
大きな声では言えませんが、今いる場所はクリーンベンチがないので
出来ないんですよね~・・・・
最近はメキシペディウムが開花しそうなので、シブリングで
自宅でやろうかなって思ってるんですが、
果たして雑菌が入らずに何個の培地が生き残るか・・・・・。
シリミィもダメもとでやってみます?(笑)
あっ、でもそれ以前に培地が何が有効なのか分からないので
発芽率0%の可能性もありまーす。
分からないときは、バナナかジャガイモかココナッツを入れた培地かな。

投稿: こー | 2009年4月 8日 (水) 06時32分

>おーちゃん
例のパフィオ咲いたのですね。おめでとうございます!
デレナティじゃ無かったんでしたっけ。デレナティの交配だったかな?
植え替えにはちょうど良い陽気になってきましたね。
たくさんの植え替え、頑張って下さいー!!

>こーさん
確か自作のクリーンベンチのお話を以前されていましたが
やはりそれでは難しいでしょうか。
私もこーさんのお話に刺激を受け、空いている90センチ水槽を改造して
クリーンベンチを作れないものかと考えてはみたのですが・・・
手袋のあたりが難しいですよね。
培地はフラグミでもあるし、こーさんがハートウェギィをやった時と
同じもので行けるんじゃないかなあ。
色の薄い系統も今一本ステムが上がってきてるんですよ〜
セルフで実がついたらやってみたいなああ・・・

投稿: ぐりお | 2009年4月 9日 (木) 01時08分

一番難しいところは、空気の流れかな。
極力外部の空気の流れに影響をされない空間を作れるかかと思います。
あと作業をする場所の周りが人の出入りの少ないところがいいかと。
んでね、私が家でやるならと思ったのが、
1 鉢を出してアルコール殺菌したワーディアンケースの中
2 お風呂場
3 押入
でーす。
そして私ね、アルミが貼られてる段ボールを持ってるので、
それをクリーンベンチ様に作ってみてやろうかと思ってるんですよ~。
あとは数打ちゃあたる作戦で・・・・・。(笑)
たとえば、コンタミ率が90パーセントあっても20個も植え付ければ、
単純計算で2つは生き残りますよね~。
私が某場所でランの無菌培養に使っていたクリーンベンチは、
完全密閉されたクリーンベンチではなく、ガラスを15㎝くらい開けて
その空いた部分から手を入れて作業するようなクリーンベンチでした。

そうそう、重要なのが培地を滅菌かけた後なんですが、
無菌状態になった培地を固めるために放冷するのですが、
放冷場所は完全に空気の流れのない外部と遮断された清潔な場所にしたほうがいいですよ。たとえば水槽をアルコール殺菌等々をして、密閉しそのなかで放冷させるとか。放冷中は空気が外に向かって流れるのですが、
冷えてくると逆に空気の流れが内部に向かうので、そのときに雑菌の侵入が考えられます。
種を植え付け後もなるべく温度差の少ないところに置くのがてっそくっす。
理由は上記のことと同じですよん。

投稿: こー | 2009年4月11日 (土) 17時32分

こーさんども。空気の流れすか・・・
うちの場合、こーさんが挙げた環境候補では、
「1」の殺菌したケースが一番現実的かなー。
「滅菌灯」ってやつは、どのくらい効果があるのでしょうかね。
あれ付けるとケース内の菌類をコントロールできるのかしら。
アルミ貼りといえば、最近発泡スチロールのボードでそういう加工の
やつがありますね。多分保温用の建材だと思うのですが・・・
あれなら加工が簡単そうだけど、どんなもんだろう。

その某場所のクリーンベンチですが、空いた部分から手を入れて
作業が終わったら、当然閉めるのですよね。その部分の気密性って、
どの程度のものなのでしょう。ワーディアンケースの引き戸ガラスみたく
重なりのところは風が自由にスースーってことではないのですよね。

培地冷却の件も参考になりました。有り難うございます。
これは確かに密閉された清潔な空間さえ作れれば、要は冷えるまで
放り込んでおくだけでしょうから、そう難しくはなさそうですね。
でも、播種後の管理は難しそう。やはりまだまだハードルは高いですなー(笑)

投稿: ぐりお | 2009年4月12日 (日) 00時05分

どもです。
その某場所のクリーンベンチは、手を入れるあたりに空気を吸い込み口がついていて、そして天井からフィルターを通った無菌的な空気が出てくるんです。
だからクリーンベンチ内はうまく管理されていれば、
ほぼ無菌的な空間になることが出来るんですよ~。
基本的に外部の空気は、手を入れるところにある吸い込み口から
吸い込まれてクリーンベンチ内にはなかなか入ることは出来ないんですよ~。
いわばエアーカーテンみたくなるので、外部より雑菌の侵入は入りにくいんです。
紫外線の殺菌灯は私の使っていたクリーンベンチにつも付いていたけど、
100%完全な物ではないので補助的位置づけのものって理解した方がいいかも。
私は70%アルコールかけまくりでした。(笑)

播種後はね、私はキャップのところにはパラフィルムをまいて室内で管理してます。やはりパラフィルムをまいても空気の出入りは微妙にあるようで、
1年くらいたったあとでコンタミする場合がありました・・・・・。

そうそう、培地が出来上がったらね、とりあえずすぐには使わないで2~3日ほど置いておくとその培地が汚染されてないかどうかが
ある程度分かるよ。
細菌に汚染されていれば、大小さまざまですが、細菌や菌類のコロニーが出来てきまーす。ただ、種類によっては1週間くらいかかるのもあるので一概に2~3日での判断は危険があるのですが、まぁ、2~3日おけばほぼ大丈夫って感じっす。

投稿: こー | 2009年4月12日 (日) 02時38分

どもでーす。
そのクリーンベンチ、なかなか大掛かりな仕組みを持っているのですね。
ちょっと素人の工作で何とかなる仕組みではなさそうなので、
その給気システムはあきらめるとして
やはり殺菌灯はあった方がよさそうですね。
あれ、よくわからんけどカルスっつーか、プロトコームから
初期の葉緑体が活動する際の光合成にも使えるんじゃないでしょうか?

培地の確認、成る程ですね。
でも培地がきれいでも、鞘や種子の洗浄も
しっかりやらないといけないのでしょうね。大変だー(笑)

投稿: ぐりお | 2009年4月13日 (月) 01時06分

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