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メス蛹化 -シェンクリングオオクワガタ-

一日西風が強くて、雨が横殴りに降りました。
最低気温は14℃でしたが、北西の風が吹く日中、あまり上昇しなかったので
お昼までは少し寒くも感じられました。
午後になると風が南西寄りになり、ごうごうと強まり
それにつれて気温も上昇。吹き荒れる風は生暖かく
最高気温の20℃は現在(22:50)出ているものなので、
これから一時間10分の間にまだ少し上がるのかも知れません。

こんな状態ですから庭も歩けず、せっかく満開のイボタや
咲き始めたガマズミも閑古鳥が鳴いています。
明日は晴れるとのことですが、風も止んで欲しいなあ。

写真は現在5匹飼育中の台湾のクワガタムシ、
シェンクリングオオクワガタです。
1匹だけがメスでした。メスは体が小さい分早く成長し、
一週間前の今月11日に蛹になりました。
残りの4匹はオス、まだまだ蛹になる気配は見せません。

クワガタムシの様にオスとメスの大きさが極端に違う昆虫では、
同じ日にふ化しても成虫になるのは小さなメスの方が早く、
オスはどうしてもメスより時間が掛かります。
この成長性差は、日本のクワガタムシと較べると
熱帯、亜熱帯の種類の方が極端なように感じます。
冬の無い地域では幅広い時期に成虫がいるので、このような成長性差は
同じ親から産まれた兄弟姉妹同士が交尾することを避けるのに
都合が良いのかも知れませんね。

蛹になるための部屋(蛹室)は当然幼虫自身がこしらえるのですが、
実に滑らかな楕円形の空間に仕上げます。
この滑らかな壁は自分の糞を上手にのばしたもので、
頭で押し付けたり体をよじって塗り広げたりと念入りな佐官作業でした。
口から出した唾液も使うとのことですが、
観察した限りではよくわかりませんでした。

クワガタムシの幼虫は白色腐朽した材と、
その腐朽菌の菌糸を食べて大きく育ちますが、
糞にはそれらの消化酵素が含まれているため、周囲の菌糸から
蛹室が浸食されるのを防ぎ、蛹にとってより安全な空間を維持します。

この蛹、長さが大体48ミリほどあります。
成虫になると、長い腹部がきゅっと縮みますが、
下向きに折り曲げた前胸部と頭部がまっすぐに伸びますから、
差し引きすると大体蛹の長さと同じ位になります。
と、いうことは、このシェンクリングのメスの体調は
概ね48ミリぐらいが目安でしょうか。
う〜む・・・さすがシェンク、まあまあ大きいですね。
まだ羽化まで2週間前後掛かるのではないかと思います。
無事に立派な成虫になったら、また掲載しましょう。

Schenk090517

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コメント

 改名したくわでんで~す♪
 あの、イヤイヤしてた子が蛹化したんですね~。
ぶじに羽化してくれますように。
残りの兄弟と一緒に累代するんですか?
なんにしても、とても楽しみです。
 楽しみと言えば、ぐりおさんのお宅にはイボタノキもあるんですか。
という事は、当然イボタガの幼虫もドンジャカ・・・!?
芋虫大好き人間のくわでん、是非ともイボタガにも出演の機会を与えていただきたく、
お願い申し上げる次第であります。(厚かましいですね、反省<(__)>)

投稿: くわでん | 2009年5月18日 (月) 18時11分

およ、ホントに改名でしたかくわでんさん。
御陰さまでreturnキー一回分だけお名前が早く入力できます(笑)
ついに蛹化しましたー!
正確に言うと、あのイヤイヤしてた子はオスなので
お姉様ということになるでしょうか?
オスはまだまだです。大きいですよー!
ホントにオオヒラタ並みになってきました。

うちはですね。イボタノキが2本あるのですが、
残念ながらイボタガは来てくれていません。
こっちだと筑波山麓のあたりには割合多くいるようです。
あのモダンアートっぽい幼虫は凄いですよね。
一転古代アートっぽい成虫の模様も大ファンです。
もしうちに現れたらいの一番に紹介させていただきます。
ひょっとすると可能性はあるかもです。

ちなみにチョウの方なんですけど、イボタノキには毎年
ゼフィルスのウラゴマダラシジミがやってきます。
幼虫の食草でもあるのですが、発生はまだ確認していません。
でも、こちらは時間の問題のような気がします。

投稿: ぐりお | 2009年5月18日 (月) 23時14分

あはははは(苦笑;)

くわでんさんもぐりおさんも、芋虫を歓迎とは(爆)
期待なんかしちゃったりしてぇ〜…。このマニアックさん♪

ま、私も違う意味でマニアックですけどね(フフフッ)

投稿: 太郎 | 2009年5月19日 (火) 11時33分

太郎さん、いも虫可愛いやんか!
そうでもないですか?
いや、このイボタガってヤツの幼虫はホントすごいんですって。
アートが爆発してますから。
成虫の超シブの模様も凄いけど・・・

太郎さんはさー、お魚の趣味がとってもマニアックみたいですよね。
ポリプテルスとか、きっとバラムンディなんかが好きなんでしょー。
あ、蘭も魚もでかいのがお好みなのかな。
海水魚は何を飼っていたのでしょうーか?

そっちだと、オオカミウオとかご家庭で飼育できたりして・・・
冷蔵庫にクリオネいたりしませんよね(汗)

投稿: ぐりお | 2009年5月20日 (水) 00時43分

そっかぁ〜…可愛いのかぁ〜…(笑;)
まだまだその魅力が分からぬアマチャンです(笑)

海水魚?魚?…ではないですけど、オウムガイ×3(爆)
(ある意味、イモムシ系?)

やっぱりマニアックでした(爆)

クリオネっすか!
冷蔵庫にはいませんが、一匹、可愛いクリオネ…愛娘が♪

お後がよろしいようで(笑)

投稿: 太郎 | 2009年5月20日 (水) 09時10分

(笑)いいやね〜愛娘。うちにもいますな、愚息が!
こちらはクリオネではなく、
あえてハダカカメガイと言っておきます(笑)

ハダカカメガイ・・・和名って罪ですよねー。
シクラメンの和名なんて、知ってます?
ブタノマンジュウですよブタノマンジュウ!!
あんまりだワ・・・

投稿: ぐりお | 2009年5月20日 (水) 22時09分

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