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雀蜂1

全国的に荒れたお天気になっているようですね。
当地も今日は朝から雨が降り始め、夕方以降徐々に風も出始めました。
明日以降も荒天が続くようで、日曜日まで悪いとか・・・つまらなーい!

そんな訳で外にも出られず、
写真は昨日コクワガタを撮ったついでのシャッター。
もう日が暮れてるのに、仕事熱心なスズメバチさんです。
大きいですよ。今時はオオスズメバチって言った方が良いのかな。

ちょっと整理しておくと、スズメバチとオオスズメバチは一緒です。
以前は図鑑にも普通にスズメバチと掲載されていたのですが、
他のスズメバチ属(Vespa属)と較べて格段に大きく、
相対的にオオスズメバチと表現されることも多いので、
最近は図鑑にもスズメバチ(オオスズメバチ)なんて掲載されてるようです。
樹液では他にコガタスズメバチ、キイロスズメバチがよく見られ、
たまにモンスズメバチも見かけることがありなす。
チャイロスズメバチなんてのもいますが、これはレアものです。
どれもスズメバチに較べると小型ですが、ハチとしてはやっぱりデカイです。

ちなみに学名の属名Vespaはスクーターの名前でお馴染みですが
ぶ〜んと飛び回る感じがかぶってて面白いですね。でも、スズメバチは
スクーターのベスパみたいに可愛くはないですよねえ(笑)

ただ、最近は情報過多なせいか、
ちょっと過剰に恐がっているようなきらいも感じます。
あくまで個人的な意見ですが・・・
スズメバチが恐いんだということを知っているのは極めて大切なことですが、
子供にそれを上手に教えるのは難しいですね。
危険な場合の対処法をセットで教えるにしても、
そこは子供だもの、恐いと思ったらウワーッと大慌てで騒いでしまいます。
実は・・・これこそがホントに危ないのですよね。
観察会などでも、さして危険でもない遭遇を、
かえって危険な状況にしてしまうことがしばしばあります。

wikipediaでさえもそうですが、スズメバチを危険で獰猛と記述しています。
確かにそうなのですが、本来彼等は人間をターゲットにはしていません。
対人間の状況で危険なのは、人間側に原因があるか、
ごく稀な不慮の事故です。前者の場合、騒がず動かず姿勢を低く保つという
一般的なマニュアルの通りでまず問題なくトラブルは避けられます。
後者の場合が・・・不可抗力的なんですが、実際にあるんですよね。
一番多いケースとしては、まったく気付かずに
彼等の巣に近づいてしまう場合。確か数年前、
女性が雑木林で全身を刺されて死亡したケースがこれだったと思います。
巣の周りでは特に神経質になっているので、
近寄っただけで自分たちへの危害と受け取られるようです。私自身も、
無意識に近寄った樹液が出ているクヌギの根元がうろになっていて、
そこにコガタスズメバチが営巣していた、という体験をしました。
マムシやクマも同様ですが、こちらが気が付かずに近寄る、というのが
もっとも危険な結果を招くようです。

少々使い古された表現ですが、やはり自然の中は人間以外の領分。
自由だなんて勘違いはもちろんのこと、
荒らしたり、油断したりは禁物ですね。

Suzumebachi

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コメント

 居酒屋にはいろんな常連さんがいらっしゃるようですが、
スズメバチってやはり、あの強烈なアゴが獰猛なイメージをより増幅させますよね。
くわでんも山遊びしていると時々スズメバチとばったりします。
そんなときは騒がずじっとしてるに限る・・・と、誰に教わった
訳でもなく、な~ンとなくそうしてきてましたが、正解だったわけですね。
ところが、スズメバチの方はなんか、くわでんの汗やモンフェロ(!?)に惹かれるものがあるらしく、全然あっちに行ってくれなかったりして。
蝶が寄ってきて手に泊まってくれるのは嬉しいモンですが、スズメバチはね~・・・。
ちょっと手の皮齧られたりして、「わが忍術も堂に入ってきたか!?」なんて。
樹皮と見まごう我が面の皮の厚さよ。
 ところで、スズメバチと一緒に写っているその他大勢の皆さんは・・・ハエ?
樹液が豊富であれば、他の昆虫は餌にはならないんでしょうか。
以前から不思議に思っていたんですが、多くの昆虫が集まる樹液溜まりは
スズメバチにとって絶好の狩場になりそうな気がするのですが、実際には樹液を占有する程度のような気がしています。

投稿: くわでん | 2009年5月28日 (木) 23時53分

くわでんさん、スズメバチが手に止まって皮を齧った・・・
なんて経験されたんですか?すごい!悟りひらけてますね!!
小学生の頃、転んで擦りむいた傷口をカマキリに食べさせて
何秒我慢できるか、を競い合うという
非常に危険な遊びをしたのを思い出しました(笑)

お推察の通り、周りにいるのはハエ。あとコメツキムシの仲間もいます。
スズメバチもですねー、だいたい体長が20ミリ以下の連中は
側で樹液をむさぼっていても、さほど相手にしないようです。
スズメバチって、他のハチの幼虫なんかはよく襲いますが、
昆虫ならなんでもエサにするという訳ではなさそうです。
むしろアシナガバチの方がその傾向が強いかなー・・・
そのアシナガバチの幼虫や蛹が、スズメバチの大好物なんですけどね。
樹液は栄養が豊富なのか、沢山吸って持っていきますよ。
木にやって来た時と帰っていく時は、腹部の長さが明らかに違います。
一度ビフォーアフターで、体重測ってみたいな〜(笑)

投稿: ぐりお | 2009年5月29日 (金) 22時45分

怖っ!
雀蜂ネタですか。

長野にいた時、倉庫に行っていた上司が眉間を刺されて病院へ…。(エライ腫れてました…。)
二回目に刺されたらヤバイらしいですね。

館内で見つけちゃったら駆除しなくちゃならんし…(泣)
ホウキと殺虫剤持って…(恐)

あやつ、カチカチ言わせながら威嚇射撃して向かってきますから…。

先日、ハナバチを上司に言われ、殺生してしまいました(泣)
逃がそうと試みたのですがね、無知な上司に説明したのに聞き入れてもらえず…。

ハナバチ君、ゴメン。

投稿: 太郎 | 2009年5月30日 (土) 08時31分

太郎さんどーも。
いつもハチに狙われるのは、太郎さんじゃなくて上司なんだ(笑)
そうそう、二度目のショックが一番危ないんですよね。
体が過剰に反応してしまう、
超急性アレルギーのアナフィラキシーショック。

そうそう、確かにカチカチと音を出して威嚇しますよねー。
あの音はどこからどうやって出すんだろう・・・アゴなのかなあ。

ハナバチもそうですけど、よくガラス窓でブンブンやっている虫を
逃がしてやろうとしても、まっすぐにガラスに向かって当たり続けるので
上手くいかないですよね。
こういう時は本や板状の光を遮るものをガラスの向こう側にくっ付けると
虫が一瞬引いて上手く逃がすことができます。
虫は光を透過するガラスを認識できないので、
窓じゃなくて壁にしちゃう訳です。
なれて要領が分かると簡単な方法です。

投稿: ぐりお | 2009年5月30日 (土) 11時17分

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