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蛾の美しさ4 -白燕枝尺-

朝から気温が高くムシムシしていたのですが、
午前11時以降はぴっかり晴れて、夏になりました。
最高気温は27.5℃まで達しました。

写真は夕方撮影した一枚。シャクガの一種、シロツバメエダシャクです。
今、庭のあちこちでこのガに出会うのですが、
一体何の植物を食べているのかまだ特定できていません。
このガは色々な植物に付くのですが、コナラの仲間に付く事が多いので
そこらへんかな〜と想像しています。

じつはシロツバメエダシャクには酷似した近縁種が何種類もいて、
ガの図鑑を見るとこれにそっくりなヤツが図版プレートの一枚を
まるまる占領するほど並んでいて、同定するのがヤんなっちゃいます(笑)
ただ、シロツバメエダシャクに関しては、見慣れると翅型や触角などの
特徴からおおむね判断できます。

白くてきれいなガでしょ。後翅の後端部に、
アゲハチョウみたいにハッキリしたものではありませんが、
ちょぴっとおしゃれな出っ張りがあります。
ツバメエダシャクの名はここから付けられたものだと思いますが
このガを見ると、いつも新郎が着るホワイトのタキシードを連想します。

ただ白いだけではなく、シャクガにしばしば見られる特徴なのですが
透き通りそうに薄い翅をしています。これが羽化後間もない個体だと、
絹のような光沢があって何とも神秘的です。
もうひとつシャクガに多い特徴なのですが、
他のガに比べ、スリムな胴体の割に翅の面積が広く、
ガの仲では比較的チョウに近いプロポーションをしています。
ずっと昔ガにのめり込んでいた頃は、これが「ガらしくない」と感じ、
シャクガにはそれほど関心を持てなかったのですが、
今あらためて見てみると、
なかなか上品な美しさを持った種類が多いと思うのでした。

Shirotsubameedashaku

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コメント

 こんばんは。
 今日の蛾も綺麗ですね~。一重の着物をまとった涼やかな姿、蛾の美しさって、じっと見つめる事によって初めて見出せる事が多いような気がします。なんで『蝶はいいけど蛾はダメ!』って人が多いのか、理解できないくわでんです。
 ところでぐりおさん。ヒダリ君の件ですが、メルアド添付しましたので、もしご迷惑でなければご連絡頂戴できますでしょうか。
よろしくお願いいたします。

投稿: くわでん | 2009年6月24日 (水) 22時05分

>一重の着物をまとった涼やかな姿

なるほど!いい表現ですねえ。
タキシードと書きましたが、
私も実のところ和のイメージが強いと感じています。
確かに、ちょっと小粋な浴衣の様にも見えますね。
女性じゃなくて、優男の若旦那かなー(笑)

蛾というのも、かなり負のネームバリューが先行している
昆虫ですよね。しかし私もくわでんさん同様、
蛾は蝶には決して見る事の出来ない美しさを持っていると思うのですよ。
だから「蝶の美しさ」じゃなくて「蛾の美しさ」なんて
シリーズタイトルをやっとる訳です。
蛾美ネタはまだまだあるので、また書こうと思いまーす。

近日中に私信入れておきます。

投稿: ぐりお | 2009年6月24日 (水) 23時49分

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