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ヒダリ君の休日

今日までの限定、というバーゲンみたいな晴天でした(笑)
当然、洗濯物をここで何とかしなきゃと気合いが入ります。
空気は湿っていましたが、26.5℃まで上がった気温と
そよ吹く風がどうにか乾かしてくれました。

庭では昆虫たちも活発に動き回り、貴重な晴れを楽しんでいます。
ちょうど見ごろにさしかかったウツボグサの花が
チョウたちで終日賑わいました。

一方、写真の彼は逆にこの好天が休業日。
ワレモコウの托葉に止まって日射しをやり過ごしています。
殻の直径はまだ6ミリにも満たない、ヒダリマキマイマイの幼体です。
カタツムリの殻がどっち巻きかなんて、
あまり気にする人もいないでしょうけど、殆どのカタツムリは右巻き、
左巻きのカタツムリは一部の例外を除いて
このヒダリマキマイマイのグループと、
細長い殻を持つキセルガイのグループぐらいです。

右巻きとは・・・つまり渦巻きのてっぺんのある方を手前にして見た時、
時計回りに巻いているということ。それに対し、
写真のヒダリマキマイマイは一目瞭然、時計と逆回りの左巻きです。
左巻きの種類はどちらかというと東日本や北日本に多く、
西日本では殆ど見られません。なんででしょうねー。

その左巻きのカタツムリの代表、ヒダリマキマイマイは
日本のカタツムリの中でもヘビー級の種類で、
殻の直径が50ミリを超えることも珍しくありません。
庭でも軽く40ミリオーバーの大型個体を目にする事があります。

爆睡の休日も今日で一区切りとなりそう、
明日からの湿った活動日和にはいろんな葉っぱや落ち葉をもりもり食べ、
順調に生育すれば数年のうちに、さぞ立派なカタツムリになることでしょう。
今日はゆっくりお休みなさい。寝る子は育つ・・・そうですから。

Hidarimakibaby

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かたつむり」カテゴリの記事

コメント

どもです。
ウツボグサ、うちにもあるんですよ~。
これすごく増えるよね。
間引きしようかなと思ってるんですが、でもなんかもったいないような気も。
今更なんですが、もう少し植える場所を考えればよかったなぁって思ってます。
こちらでは開花まではもう少しかかるかな。

投稿: こー | 2009年6月21日 (日) 01時41分

こーさんどもです。
ウツボグサは強いですよねー!
うちだと日向の地面はウツボグサとノシバが勢力を二分しています。
木陰だとホタルブクロ、オトコエシ、ノダケが強いですね。

うちでもウツボグサがところ構わず広がるのですが、
どうしても邪魔なところは立ち上がった花茎だけを切り、
残った部分はグランドカバーにしています。
これ、こちらだと冬に完全に枯れないで少し残るので、
霜よけや落ち葉が飛んでしまうのを防ぐのに役立つのですよ。

花が終わって枯れた「空穂」の一部は束ねて逆さにぶら下げ
ドライフラワーにしてまーす。

投稿: ぐりお | 2009年6月21日 (日) 11時33分

 ウツボグサの名前の由来は『空穂』だったんですか。知りませんでした。いつも「ウツボ〈魚〉に似てる~?」と不思議に思ってたんです。赤面。(*^^*)
 ところで、ぐりおさんに質問なんですが・・・。
そちらにも陸産の蛍はいると思いますが、蛍の成虫の群生地と幼虫の餌になる陸貝の生息地に若干のズレはないでしょうか。成虫の数をきちんとカウントしたわけじゃないんですが、かなりの数が毎年見られます。しかし、成虫の光の群舞が見られる地点では、幼虫の餌となる陸貝の数は死殻も含めても恐ろしく貧弱で、とても賄えているとは思われないんです。先日山口県のヒメボタルの群生地でも陸貝観察をしたんですが、同様の印象を抱きました。陸産の蛍って蛹室をつくるとき、かなり移動するんでしょうか。林の奥で光り始めた成虫が時間の経過と共に陸貝の豊富な林縁部に降りてくるのでそう思ったんですが・・・。それとも、マイマイカブリのように、一般には陸貝を餌にしていると思われているけれど、実は専食してるわけじゃないとか?ご存知でしたら教えていただけませんでしょうか。
 ところでところで・・・ヒダリマキ君が欲しいよ~!

投稿: くわでん | 2009年6月21日 (日) 23時16分

くわでんさんどーもです。
陸産の蛍ですか、山口県の例以外にも
群舞という言葉を使っていらっしゃるところから拝察するに、
お話のイメージはほぼヒメボタルのことでしょうか。
クロマドボタルは群這はしても群舞しませんものね(笑)
ちゃんと調べた訳ではないのでハッキリ分かりませんが、
オバボタルなどと同様、
陸貝以外のエサを摂食している可能性は否定できません。が、
何となくその比率は低い様に思います。
蛹化場所についても、わざわざ移動するとも思えないのですけどね〜。
しいて言うなら、成虫が発光交信するのに都合がいいロケーションに
羽化後飛んで移動するという事はあるかもしれませんよね。

しかし、群舞するほどヒメボタルが入るというのも凄いなー。
是非一度見てみたいものです。
こちらだと筑波山の上の方にヒメボタルが出ますが、
個体数は僅かですし、近年減少しているとも聞いています。

ヒダリマキ欲しいんですか?こちらだと当たり前にいるので
くわでんさんにそう言われると意外な気がします(笑)
飼います?私は大きくなるのと、
その割に殻がうすいところがちょっとだけ苦手です。

投稿: ぐりお | 2009年6月22日 (月) 11時11分

 ヒダリマキマイマイ、図鑑や標本では見たことありますが、生体を見た事がないので、一度見たいな~と。在京時代からデムに関心を持っていれば、見られていただろうにと、常々残念に思っています。殻が比較的薄いんですか。なるほど~。やはり「百聞は一見にしかず」ですね。
 来夏予定している地域の自然に関する展示会に、ヒダリマキ君にもゲスト参加してもらえれば、子ども達が喜ぶと思ったので「欲しいよ~!」でした(^^;)ゞ

投稿: くわでん | 2009年6月22日 (月) 21時02分

 はっ!ヒメボタルに関するぐりおさんの回答に対するお礼を申し忘れてました。Σ(・▽・)すみません。教えてくださってありがとうございます。
ヒメボタルと陸貝の関係については、気長に観察してみます。
当地のヒメボタルの群舞は毎年七夕さんあたりにそのピークを迎えます。
すぐ脇を流れる川辺では名残のヘイケボタルも同時に飛んで、
なかなかなものだと思っています。
こちら方面にお越しの際は是非お立ち寄りくださいませ。
 さりげなさを装いつつも、やはりデム話になると熱くなっていたくわでんでした。

投稿: くわでん | 2009年6月22日 (月) 22時07分

>くわでんさん
成る程、そっちでヒダリマキみせたらそら盛り上がりますよね。
今度メルアド入れてコメ下さい(非表示です)。私信しますので。

ヒメボタルの件はあまりお役に立てませんでしたね〜(笑)
申し訳ないです。
七夕の頃にピークっすか。え?で、そのころにヘイケが名残りなの!?
ゲンジじゃなっくって??
当地だと、ヘイケは5月から8月まで飛びます。ピークは6月ですけど。
九州在住の時もお盆迄見ていたので、どこでもそんな感じかと思ってました。
ゲンジは7月に入るとガタッと減りますけどねー。

デム話できる場所が少ないですもんねー。
私もデラックスはちょいちょい拝見しているのですが、
PU-SANがあまりにお元気で・・・出る幕無いっス!(爆)

投稿: ぐりお | 2009年6月22日 (月) 23時34分

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